片耳難聴になった話⑧「女医の言動」
聴力検査中に息苦しくなり、一旦検査を中断。お水をもらってしばらく休憩したのち、とにかく何も考えないようにして検査やり直しに臨んだ・・・。
その後、診察室によばれた。例の冷たい女医。
女医「うーんあまりかわらないですね・・耳鳴りとか症状がきつければ個々の精神科を紹介しますけど・・?」
聴力検査の結果の用紙に「息が苦しい」と手書きで追記されているのが見える。
私「え・・?精神科?」
女医の後ろで男性職員(医師なのか、看護師なのか不明・・)怒鳴りあいの言い争いをしている声もあって騒がしくてなかなかききとれないのもあるが(その状況も後から思えば、診察するような環境ではないと思う。大学病院なのに・・)
私「もう治らないという事ですか?」
女医「耳鳴りで精神科にかかる患者さんはたくさんいます。
もう、聴力は治らす、固定されたっていうか・・・」
そして私から視線を外し、椅子を回転させ、背を向けて頬杖つくような体勢をされる。何十秒か何分たったのかわからないが、
何も言えずに戸惑っている私に、改めて視線をむけて
女医「・・・どうしますか・・?」
私「・・・精神科はまだ様子見たいです・・」
女医「じゃあ同じ薬を出しておきます」
ここに通う意味があるのだろうか・・以前から常に考えていた。治ることを信じてきたけれど。もう治らないこともわかってる・・でもさ・・もう少しきちんとした説明はないの?
私の耳はなぜこうなって、どうして聴力はさがりつづけ固定されたのか。
耳のつらい症状とともにこれでいいのかという葛藤があった。
※精神科を否定する内容ではありません。実際に今は通院し服薬をしております。