数と天体と時流
占星学を学んで行くと、どうしても「数」が気になり始めました。
～座という12サインは太陽の通り道である黄道上にある、実在する星座のことを示している訳ではなく、地球を中心とした周りにある360°の黄道を創造的運動を表す3と環境を表す4の最小公倍数である12で分割して、それぞれに名前をつけています。
時間(3)×空間(4)です。
では、どこからを0°スタートとしたのか？
それは、黄道と天の赤道が南から北に交わる点を
「春分点」
である0°とし、0～29°(1～30°)が1番目のサインである牡羊座となり順番にサインが当てはめられています。
1=牡羊座
牡羊座というサインは1が持っている資質と支配星である火星の資質が合わさったものとされています。
サインには数と太陽系内の天体のエネルギーが含まれています。
それぞれのサインの支配星がどんな基準で決められたのかはハッキリわかりませんが、まだ肉眼で見える土星までの7天体を古典占星術時代に5番目の獅子座の守護星を太陽とし、4番目の蟹座の守護星月として、太陽に近い天体を次のサインの守護星に当てはめたようです。
私の推測では、5は黄金比率に関する数であり、あるがままを示しますので、生まれてきた本来の資質、目指す方向性ということで、5番目を恒星である太陽、
4番目は具現化や土台、肉体、物質を表しますので、
形あるもの=地球
地球の衛星である月は地上そのものを映し出しているということで4番目を月にしたと感じております。
5と4は決まってるから、その次は、地球に近い天体を当てはめ、
6の乙女、3の双子が水星、
7の天秤、2の牡牛が金星、
8蠍と1牡羊が火星、
9射手と12魚が木星、
10山羊と11水瓶が土星
となったそうです。
1608年に発明された望遠鏡が進化され、反射望遠鏡が誕生し、1781年天王星が発見され、1846年に天文力学の計算をもとに観測され海王星、1930年に冥王星が発見されました。
この出来事により、遠い場所にあるサインの守護星が水瓶座は土星から天王星へ、魚座は木星から海王星へ、蠍座は火星から冥王星へと変更されました。
なぜそのようになったのか経緯はわかりませんが、水瓶座の支配星が土星から天王星へと変わってから、新時代技術であるあらゆるテクノロジーの開発が大きく進みました。
冥王星の発見からプルトニウムを発掘し、原子力発電所が生まれ、核爆弾は戦争に使われました。
不思議なのですが、天体が司るエネルギーを人類が使うことができる時代に天体が発見されているのです。
神智学者であるアリス・ベイリーさんがチャネリングによりジュワルクール大使さんからの(空海さんの別の姿)メッセージを書き記した本に、
惑星は自ら名乗る
とありまして、
発見した人間が名前をつけ、そのような性質であると意味づけているように思っていますが、
実は宇宙が許したことを人間が見つけ、感じ、発表しているだけにしか過ぎないということを感じとることができます。
その惑星を発見することができる周波数、そのエネルギーを実際に使うことができる周波数に人類がたどり着いたから与えられていることも感じられます。
冥王星発見からすでに89年。
あれから太陽系内にあるたくさんの惑星が発見されています。
ジュワルクール大使によると、12サイン全ての支配星がわかる時、新しい時代の始まりとなるであろうとあります。
エソテリック占星術の世界では既に12支配星が当てられているようです。(架空の天体も当てはめられているとか)
確かに、天秤座は金星じゃなくてエリスじゃないか？
乙女はセレスなのではないか？などと思う時があります。
数のエネルギーは決まってます。
数×時代による天体でサインやハウスのエネルギーも随分変わるように感じます。
占星学に終わりはない💦
常に進化しております。
また、詠み手の周波数により感じとれることやアクセスしている先の周波数が変わるので、如何様にも表現することができます。
この地球では、
「時間」
という概念が存在します。
「時間」
があるから、具現化にタイムラグが発生します。
これも
「時間」
に囚われた概念を持った方には強く影響しますが、
「時間」
という概念を飛び越えた方には具現化が早まるのでしょう。
時間や古い概念に囚われず、常にアンテナを張り巡らさせ、時流へ乗ることができるリーディングをしたいものです。
2019.1月
画像はPinterestさんよりお借りしております🤲
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