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#2 日米学生会議 (第77回) |団体紹介
こんにちは、日米学生会議 実行委員です。
この度、第77回 日米学生会議が開催されます!
今回の記事では、日米学生会議の概要をご紹介します。
概要
日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)は、日本初の国際的学生交流プログラムです。
メインの本会議では、日米両国の学生が、夏約1ヶ月の共同生活をしながら、会議や文化体験を行います。開催地は、日米で一年ごと交互に設定され、例年3〜4都市ずつ訪れます。また本会議に向けて、さまざまなフィールドトリップ、海外・国内研修などの機会が設けられています。
理念・沿革
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日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)は、日本初の国際的学生交流プログラムです。米国の対日感情の改善、日米相互の信頼回復を目指し、「世界の平和は太平洋にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」という理念の下、1934年に発足しました。以来日米学生会議は、日米関係を考察するとともに、両国をめぐる様々な問題について、多角的に検討してきましたが、近年のグローバリゼーションの進展と新興国の発展を経て、今日ではより広く多様な問題を日米の観点のみならずグローバルな視点から考えることが求められています。 本会議では、日本と米国から同数の学生が約一ヶ月にわたって共同生活を送りながら様々な議論や活動を行いながら、会議全体を通して、様々な世界の問題に対して学生同士の活発な議論を行うとともに、日米両国の参加者間の相互理解を深めていくことを目的としています。そして参加者たちには、会議で得た成果を長期的に社会還元していくことを期待しています。
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活動内容
3週間にわたり、日米の学生が共同生活を送りながら日米(年によって異なる、第77回会議は日本)の都市を巡り、見識を深めつつ、各々の議論を重ねていきます。分科会における議論、本会議でのフィールドトリップ、文化体験並びに講演会や現地学生との討論、各サイトでのフォーラムを通じて、各々のトピックについて、また日米関係について考えます。2024年度はアメリカ(ロサンゼルス、ニューオーリンズ、ワシントンDC)で開催され、2025年度は日本(京都/大阪・熊本・東京)で開催予定です。
学生会議に参加する日米の参加者側と、前年度の学生会議を経験し、本年度の学生会議を運営する運営側との両方が、「日米学生会議」のメンバーと呼ばれます。
参加者側は、1~2月に選考を受け、そののちに春合宿や様々な研修を経たのち、夏の本会議(例年7月後半~8月中旬のどこかの期間)に参加します。
運営側は、前年度の会議以降、アメリカ側の運営メンバーと協働して次年度の準備をします。
全国向けに募集を行っているので、例年地方の参加者も多い傾向にあります。
実行委員1名、参加者4名(アメリカ側も同様)で構成される分科会が計7つ存在し、週に1回程度のミーティングを行います。分科会テーマは様々で、例年そのテーマは変動しますが、例として2025年度開催の分科会は、以下7つになります。
インド太平洋における国際政治分科会
戦略の時代の経営・経済分科会
環境イノベーションと事業創造分科会
科学技術と倫理分科会
コミュニケーションのあり方分科会
デザインとメディアにおける美学分科会
食と文化・社会分科会
また、月に1回程度、アメリカ側とのミーティングを行い、英語を用いて本会議に向けて議論を行います。
メンバー構成
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人数
参加者側は28名。
運営側は8名
学年
大学1年生から大学院生まで幅広い年齢層が所属しています。年によって構成は変わります。基本メンバー間ではタメ口が使われるなど、学年・年齢が違うメンバー同士の関係はフラットです。
執行代
1年目の後半から2年目の前半にかけて執行代(=実行委員)を担当。基本は1年間務めた後、引退します。本会議中に参加者の中から次の実行委員が選出されます。参加者が実行委員として活動を続けるかどうかは基本的に立候補。候補者が多ければ、選挙となります。
体制
実行委員長、副実行委員長
主役職:財務担当と選考担当と広報担当
副役職:春合宿担当ほか行事ごとに担当
主催団体が一般財団法人、事務局の人と渉外を行い、実行委員長が基本同行します。
ジェンダーバランス
年によって変わりますが、2024年度は男性:女性=4:6。
加入時期
3月
属性
東大、京大、早慶、関東圏の大学、名大、北大、九大など日本全国から学生が集まります。
OBOGの著名人には、宮澤喜一、茂木健一郎、橋本徹、キッシンジャー、大宮透、原田曜平、岩澤 雄司、高田修太など。
大企業に就職する人、ベンチャーで起業している人、さまざまな進路の卒業生がいます。
2年以上参加者として参加することはできません(改めて次年度の参加者として応募することは制度上可能)。
OBOGの進路/活動
〈進路〉
外交官、金融、外資コンサル、日系コンサル、商社、裁判官、大学教授、メディア、医師、航空会社
〈諸活動例〉
HLABという教育系ベンチャーは、10年前の日米学生会議でその構想が生まれました。
OB・OGの講演会がしばしば開かれたり、毎年春合宿でOBOGとの交流の場が設けられたりするなど、同窓会組織が強いです。
年間の活動
通常活動
週1回で分科会ごとにオンラインミーティング。分科会は4名ずつ。
春合宿・直前合宿には参加必須(自主研修・勉強会・安全保障研修は任意参加)。
年間予定
通年はこのようなスケジュールで行われます。(申込年度では異なる場合があります。)
1月:応募、一次選考(書類選考)
2月:二次選考(個人面接・教養試験)※オンラインで実施
3月:合格発表、28名が選出。
4月~7月:7つの分科会に分かれて、週1回のオンラインMTGや勉強会によって本会議に向けた準備をする。
5月上旬:春合宿(2泊3日)(東京のオリンピックセンターにて開催)
6月上旬:防衛大学校研修
6月下旬:自主研修(2024年度は韓国、2025年度はフィリピン)
8月:本会議(2025年度は7/31-8/21、運営側の選出も行われる)
募集情報
募集情報に関する詳細は、こちら、日米学生会議公式HP「選考方法」のページをご覧ください。
最後に
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
長くなりましたが、以上が日米学生会議の概要となります。🇯🇵🇺🇸
何か質問等ございましたらぜひご連絡ください!
2024年11月29日 第77回日米学生会議実行委員
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第77回日米学生会議 日本側公式
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