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【体験談有り】価値観で生きないと本当に大切なものが消える


こんにちは🌞
ライフコーチ🏝️の
おのけんです✨


今日は 価値観 というテーマで書いています。

今から僕の脱サラするにいたった
過去のお話です。

どうか1人でも多くの方が
同じ経験をしなくて済むように
読んでいただけたらと思います。

結論からいうと僕が脱サラしたのは、

本当に大切なものを大切に
できなかったことに【 後悔 】したからです。



これからお話しするのは
僕がライフコーチになる前の

【 会社員おのけん 】の話です。




会社員時代の「僕」



当時の僕は、
一部上場の企業につとめるサラリーマンでした。

業務は営業事務のような仕事で、

昔からある会社で典型的な
年功序列の会社でした。

手取りは16万円くらいで、
支払いだけで生活もきつい状態でした。

プライベートでは、
当時は実家に住んでいて

そこには、中学生のときから
飼っていた猫の じゃり がいました。




じゃりはどんな猫ちゃんかというと…


ちょっと暴れん坊な猫ちゃんでした


猫というとすり寄ってきたり、

甘えてくるイメージですが

じゃりちゃんは一切、甘えることはせず

むしろ触ろうとすると噛みついたりする

どちらかというと、

誇り高いライオン🦁

のようなイメージでした。笑


でも僕や家族がへこんでいるときは

そっとそばにいてくれる優しさも持っていました。

僕が仕事で失敗して落ち込んで

ベッドで寝転んでいると

「ドンっ!」とベッドが急に揺れ

後ろを見るとじゃりが

背中合わせになるように寝転んでいました。



まるで、

「そんな失敗気にすんなよ🐈」


とでも言わんばかりでした。

乱暴なくせに

なんだかんだ本当は優しくて愛おしい

僕にとってじゃりは大切な

「家族🌈」でした。





「 じゃりの異変 」


ある日、いつもはふっくらしている
じゃりが少しだけ痩せているような気がしました。

心配になり念の為、
母と一緒に病院にいくことにしました。



「 2週間ですね … 」



といきなり医師から告げられました。



最初は、治るまでそのくらいかかるのかと思ったのですが、

余命 2週間でした



頭が真っ白になりました



これからもずっと一緒にいられると思っていたのに
あと2週間しか生きれないのかと…

そこから母も兄も、
最後の瞬間まで毎日じゃりと過ごしていました。


僕はというと、、、、


朝6時半には家を出て、
夜の9時ごろに帰ってきて

少しじゃりに触れて、
疲れているから寝てしまうの繰り返しでした。

本音は

もっとじゃりとゆっくり一緒に過ごしたい
たくさんはなしかけたり触れていたい






でもできなかった。


当時の僕の頭の中は、

「有給とれる余裕はない」
「動物のことくらいでって思われる」
「真面目に会社にいかないといけない」

こんなふうに、
まわりにどう思われるかという

 他人軸 で動いていました。

【本当はそばにいたい自分と】

【それができない自分がいて】

 
毎日が苦しかった。






そして10日後、

じゃりは天国へと旅立ちました。

夜中に旅立ったらしいのですが、
家族は気を遣って、

僕を起こさなかったので
僕はそれすら知りません。

朝から大泣きして、
その日は無理を言って有給をもらい

火葬するための斎場へ車で向かいました。

ただその道中も、

僕の携帯には、会社からのメールがたくさん入ります。

【 緊急! 】
【 重要! 】

【 これだけ返信してほしい! 】


など

それぞれの会社や営業が
自分の都合で連絡をしてきます。

迷惑をかけられないの一心で返信していました。

僕の目は、もう今しか見れない

「じゃりの姿」ではなくて

「携帯の画面」につきっきりになっていました。


そうしているうちに斎場について
あっというまに火葬されてしまい

姿がなくなったときに異変がおきました。








あれ?










「 じゃりがいない 」


きがついた時にはもうじゃりは
「骨」だけになっていた

涙が止まらなかった。
大の大人が子供みたいに声をあげて泣いた。

それは、悲しさだけでなく、

大きな大きな【 後悔 】でした。

人の目を気にしなければよかった。
最期くらいそばにいればよかった。
休みなんてとってしまえばよかった。

大切な家族のために休みをとるべきだった
仕事のことばかりじゃなくじゃりにもっと触ってあげればよかった
そしてじゃりが寂しくないよう最期まで寄り添うべきだった

本当に大切なものに
僕は失くして初めて気づいた。

今思えば全部有給とって、あとで頭下げればよかった。

でも当時の僕はできなかった。

だから僕は、

【 時間 】【 人 】【 物事 】もすべて

大切なものは失くす前から
大切にするようにした。

自分の 価値観 を最優先にする
自分軸ある生き方を目指した。

たまたま僕の場合はそのために
脱サラまでする必要があったけれど

そこまでしなくても
大切なものを大切にできると思う。



それに僕は
自分の過去の体験談が
特別なものではなくて

誰にでも起こり得る話だと思っています。


今回は生死にまつわる話でしたが、

じゃあ恋人とのデートと、
会社の急な出勤命令が重なったら
どっちをとるのか?

親と自分の奥さんや旦那さん、
どっちを優先するのか?

目の前のチャンスと日々の安定、
どっちを掴むのか? など

もちろん、時と場合によって
選択肢が変わることもあると思います。

大切なのは、
自分の大切にしているものや

【 価値観 】を知り

それらを大切にすることに
日常から慣れておかないと

大切なタイミングで、

選択をあやまり

心からに大切にしているものが

手のひらからこぼれ落ちていくということです。

読んでくださった方が、1人でも多く

大切なものを大切にできる人生へ


進むきっかけになることを願っています。


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