「商品名」ってテキトーにつけてませんか? それ、通販ではNGです!
「商品名」ってどのように付けてますか?
お客様が選びやすいように、ブランド名、商品を表す一般名称、容量またはサイズやカラー ちょっと気の利いたキャッチ などを並べて、「ハイ、おしまい」って終わらせてませんか?
「いやいや 知ってるよ!
楽天、ヤフーショッピング、amazonなど各モールのSEOを
意識しないといけないってことでしょ!
商品名に並べるキーワードの順番や文字数など考えてやってますよ!」
と言われる方もいらっしゃるかと思います。
それはそれで もちろん大事です!
ちなみに、各モールのSEO対策は、商品名に限らず、キャッチコピー、カテゴリ登録、ページ対策、上位表示したい時期に合わせた売上対策など総合的にうつ必要があります(楽天、amazon、ヤフーショッピングの3大モールで具体的に知りたいリクエストがあればお知らせください)。
さて、各モールのSEO対策以外で
商品名に関して気をつけなくてはいけないこととは?
パッと見て、クリックしたくなるような
「おっ!」と気になるキャッチーなワード
もちろん、それも大事です。
実は、
意外と見過ごされてる大事なことがもう1点あります。
カタログ品番系の商品にはあてはまらないかと思いますが、
オリジナル系には大事なことがあります。
それを伝える前に
知っておいていただかねければならないのが
『アンカリング』です。
『アンカリング』ってご存知ですか?
アンカーは錨(いかり)
錨をおろすところを意味します。
ここで質問します。
『値段が高いか、安いか、ってどう判断しますか?』
シンキングタイムです。
チッ
チッ
チッ
チッ
ポーン♪
いろんな考え方の方がいらっしゃるかと思いますが、
一般的なのが『比較』です。
たとえば、ビール。
あるビールが1缶350ml 200円として高いでしょうか、安いでしょうか?
スーパーで第三のビールを思い浮かべると
1缶200円は高い!!!
普通のビールと比べるとそこそこかな?
では、よなよなエールのようなクラフトビールと
比べると・・・まぁまぁ値ごろ感あります。
そうなんです。
このように何かと比較して高いか安いかを判断するのが
一般的です。
その判断基準とする「何か」を決めるのが
『アンカリング』。
比較対象として、
・第三のビールを思い浮かべるのか、
・普通のビールを思い浮かべるのか
・よなよなエールのようなクラフトビールを思い浮かべるのか
この思い浮かべる対象を決めるのが『アンカリング』
「基準を決める=錨をおろす」ところを決めることです。
付加価値をつけて売るには
クラフトビールを思い浮かべてほしいですよね。
この「錨(アンカー)をおろす」ところをヒトが判断をするのに
大きく影響を及ぼしているのが「商品名」なのです。
第三のビール、ビール、クラフトビールで違います。
乾麺、生そば でも違います。
野菜ジュースと酵素ドリンクでも違います。
野菜を絞ったドリンクXが1缶300円だったとします。
商品名が「野菜ジュース」だったら高いですか?安いですか?
では同じ商品でも商品名が「酵素ドリンク」だったら、どうでしょうか?
このように商品名がお客様のアンカーをおろす先を
決めるのに影響が大きいことに気を付ける必要があります。
価格は生きていくのに大切な利益を決めるのに大事な要素です。