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クリスマスと漆
あまり関係なさそうな、クリスマスと漆。
安土桃山時代に、スペインやポルトガルとの交易が盛んになり、南蛮漆器として多くの漆製品が日本から輸出されたのですが、イエズス会からの注文でキリスト教の儀式に使う道具や調度品を螺鈿や蒔絵で豪華に施したものもありました。荘厳な漆塗り製品がヨーロッパで珍重されたのです。
今みたいな赤と緑のクリスマスカラーではないですが笑
赤色は古代から漆の色として使われてきましたが、緑色は漆に適した顔料があまりなかったためか、それほど見かけませんね。今は発色のよい緑色の漆が売られていますので、作ろうと思えばクリスマスカラーの漆器や漆製品もできなくはありません。
でも私としては南蛮漆器のような荘厳な漆塗りのほうが好みです笑
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