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コトラーとケラーの視点:マーケティングによるセリング革命

セリングの必要性はこれからも続くだろうと思います。しかし、マーケティングの狙いはセリングを不要にすることにあります。マーケティングの狙いは、顧客を知り尽くし、理解しつくして、製品やサービスが顧客にぴったりと合うものになり、ひとりでに売れるようにすることです。理想を言えば、 #マーケティングの成果は買う気になった顧客であるべき です。そうなれば、あとは製品やサービスを用意するだけ。ただ、セリングもマーケティングも作業の大部分はAIで代替できるようになるでしょう。それを操る人間の個性が差別化ポイントになると思います。

ソニーがプレーステーションを設計したとき、ジレットがマッハ3を世に出したとき、トヨタがレクサスを発売したときに注文が殺到したのは、マーケティングの下準備を徹底的にしたうえで、「的確な」製品を設計したからです。


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