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山本俊樹さんのパーソナルを受けてきた!
最近は一か月に1人、会いたい人に会いに行く企画をしているMocchyです!
少し前ですが、東京オリンピック代表であり、トレーニングしてる人で知らない人は居ないであろう"スクワット先輩"の山本俊樹さんのパーソナルを受けてきた
その内容と感想をシェアします!
大前提として僕は
①ウエイトリフティングを6年ほどゆるふわでやっている
②スナッチは90キロ、クリーンは118キロまで上げたことある
③クロスフィットコーチ、ウエイトリフティングコーチとしてウエイトリフティングを指導している
そして、今回のパーソナルは
・スナッチ
・クリーン
に内容を絞って受けてきた
山本俊樹さんは経験豊富な競技者出身のコーチなので、僕の動作を確認後、修正箇所や意識するポイントを伝えてもらい、試技を繰り返す形
【当日の流れ】
①事前に山本俊樹さんのInstagramより予約サイトに移動して、予約をする
②築地駅にあるパーソナルジムに行く
③ストレッチしながらアイスブレイク
→同い年であること、共通の知り合いがいることが判明
→優しい
④セッション開始
【スナッチ】
まずはいつもどおりのウォームアップをPVCパイプで行う
僕のウォームアップはこちら↓
ウォームアップが終わったら、
まずはオーバーヘッドスクワットの確認
一つ目のアドバイスは
"薄く動く"
つまり、頭の位置を固定して、上下に動く
バーはもちろん
頭の前後動きも制限する
ということである
みなさん、オーバーヘッドスクワットやる際は
バーの持ち方や位置を気にしすぎて、
・視線
・重心
を忘れてませんか?
大切な事は
・骨格にバーを乗せること
・上体を起こして
・上下に動く
それだけのようです。
もちろん、一定の域で可動域、柔軟性、安定性は必要ですので、そこは別のアプローチが必要になる
続いてはスクワットスナッチ
こちらはエンプティーバー10キロからスタートして、両サイドに2.5キロづつ足していき、最終的には65キロまで2回づつ積み上げる
5キロづつ足すのは余程上級者じゃないと愚の骨頂
そして、意識するのはオーバーヘッド同様
"薄く動く"
次に
"起立筋をキュッとしめる"
うーん、これがなんとも難しい!
(1週間筋肉痛になりました)
スナッチに関する学びで言うと、前述と被りますが、
重いものをあげようとするあまり、エクステンションする際に頭を後ろの方に振り、その反動で、頭を前に突っ込んでしまう
これでは体や重心などが前後にブレてしまう
それしないように上下に動くことで、
無駄力がなくなり、スムーズにバー挙がってくる
下に85キロを失敗した時の写真を載せます
頭の話が少しでもわかりやすくなれば嬉しいです
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僕の場合、65キロ前後でテクニックが定まらなくなるので、この辺が閾値かなと。
40分くらいでオリンピアンの前で2回を15セットやったので、ヘロヘロ
しばらくはこの辺の重量の精度を上げましょう
山本俊樹さんのアドバイスによると
「60-70%でひたすらテクニックワーク、
テクニックが上達すれば、後はスクワットとデット。ここでの挙上量が上がれば、スナッチ・クリーンの一発も自然と上がってきます」
とのこと。
これを信じて今年は200キロスクワットデットリフトで上げます!
さて、続いては
クリーンセッション
何かありますか?とのことだったので、
課題は"セカンドプル"
最近怪我の影響か、
「肘を曲げて、手首をこねてしまう」
これを直したいと伝えたところ
まずはやってみましょうと
50キロでクリーン
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右の肩に注目
これがなんと、うち入ってしまってる(内旋)そうで、
自分では背中で引いてシュラッグしてるつもりが全然まだまだ
ここからはエンプティバーで以下のプログレッションで練習
バーベルロー
↓
バーベルハイプル
↓
ロークリーン(スクワットクリーン)
「背中で引く」
とはこういうことなのか!という学びになりました
肩甲骨を下に下げながら、内側に寄せて引くイメージです
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これを脊柱起立筋肉をギュとしたままやるので、めちゃんこ引き込める
当たる位置がいつもより自然と高くなる
当たった後はまっすぐ上に伸びて、
バーを引き上げようとしすぎず、
下に入る
最後の方、ようやくスムーズに!
↑ちなみにクリーンは後日、手の幅を変えることで更に激変
ちなみに、クリーンのセッションは全てハイハングのポジションからスタートしたので、足を使ってる感覚も自然養われた気が、、、
総括すると
自分の今まで知らなかったことがたくさん知れた知識が磨かれた時間でした
特に
スナッチの頭
と
クリーンの背中
良く基礎が大切といいますが、
上手くなるためには、ある程度中級になった人がもう一度基礎に戻ることが1番早くて確実だと
大事なのはテクニック
正しい技術でたくさん反復練習
そうするとわかってくる
そしてできるようなる
最終的にマスターする
はい、ということで、
オリンピアン山本俊樹さんのパーソナルの内容と感想でした!
ぜひ皆さま受けてみてください!