大好きな中国人老師の話
以前、中国人以上の中国語を話し、太極拳に人生を捧げた日本人の老師のお話をしました。
私がもう一人、影響を受けた中国人の先生(以降W老師とします)の話をちょっとしたいと思います。
出会いは、大学2年生の夏休み。初めて中国に足を踏み入れた北京短期研修の引率がW老師だったのです。
W老師は北京出身で身長が190cmくらい?大柄でお酒大好き。教え子たちとしょっちゅう大学隣の居酒屋で乾杯していて、最初はユニークで明るい先生だなぁと思ってました。
北京入りしてからは、トイレが壊れたりW老師が「ある」と言っていたはずの洗濯機がホテルになくて「あれは間違った情報ね」と梯子を外されたり・・よくも悪くも適当というか細かいことにこだわらない性格で、「これが大陸的発想というやつか〜」と思ったものです。
一方で専門領域である中国語や日中通訳の指導はめちゃくちゃ厳しく、私もスパルタ指導でだいぶ老師には鍛えられた気がします。特に中国語スピーチコンテスト出場の際には、細かい文法修正や発音指導などを受けた結果、見事優勝。老師に「いい文章だったよ。中国語はまだまだだけど中身の勝利ね」と言われた時の嬉しさは今でも覚えています。
大学を卒業してからもW老師との縁は続き、現在のメディアの仕事にも何度かご協力頂いたりしています。
W老師にはいつか、盛大な恩返しがしたいなぁと思っています。
もう昔みたいに白酒をガンガン飲んでいい年齢でもないので、しっぽりと熱燗で・・感謝のスピーチ原稿でも考えてみようかなぁと。今回はW老師の添削無しで
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