![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158305203/rectangle_large_type_2_a12ea8c46d6a91db77f48badd285ec94.png?width=1200)
ガチ中華のアンパイ中華を知ろう・・幹事は辛いよ
最近、ガチ中華が初めてという日本人とディープな中国料理店に行く機会があります。そこにいる人たちを満足させる注文テクにはそこそこ自信があります。
これは、北京留学していた時にも、なぜか私が店選びの幹事になる事が多く「パクチーは嫌だ」とか「辛すぎたら食べられない」とか「脂っこいものは胃がもたれる」とか・・幹事はからいよ・・もとい幹事はつらいよ・・
色々な意見を聞いている内に、中道が見えて来たのです。
NGポイントは上にも挙げたように
・辛い(四川・湖南・貴州・雲南料理は比較的危険。回鍋肉や青椒肉絲も四川風味は危ない)
・油ギトギトではない(火鍋や炒め物もかなり油が多い)
・スパイスが多い(八角・クミン・桂皮など入りすぎてると苦手な人が出てくる)
そこで、日本人の味覚でもこれオーダーしとけば間違いない!というメニューは・・
・腰果鸡丁(鶏肉のカシューナッツ炒め)
この料理は日本の町中華でもよく見かけると思いますが、中国でもほぼ同じものが出て来ます。尚且つ、クセがなくてあっさりとした味付けなので、万人受けするメニューの筆頭格でしょう。ちなみに似たようなもので宫保鸡丁(鶏肉とピーナッツと唐辛子の炒め)がありますが、本場で食べると結構辛いので、辛いのが苦手な人にはおすすめできません。
・家常豆腐(揚げ豆腐のうま煮)
正式名称ではないかもしれませんが、中国の色々な地域でレストランのメニューで見かける料理名です。直訳すると家庭豆腐。揚げ豆腐を使って、冷蔵庫の残り物の野菜と一緒に、醤油や豆板醤、オイスターソースなどと一緒にとろとろに煮た料理で、日本人が懐かしく感じるような風味ですね。
・青椒土豆丝(ピーマンとジャガイモの細切り炒め)
とてもシンプルな味かつ、シャキシャキ食感がたまらなく美味しいです。
・鱼香肉丝(???)
魚香を味付けに用い、新鮮で濃厚なショウガとニンニクを使った塩辛さ・甘味・酸味・辛味の入り混じった香り高い風味が特徴です。
四川料理ではあるんですが、そこまで辛くないのと、なぜが日本人にファンが多いメニューです。
・西红柿鸡蛋汤(トマトと卵のスープ)
これも町中華でもお馴染みのメニューですが、ガチ中華ではスープ料理もクセ強なモノが多いので、シンプルな味付けのこれが一番アンパイかと。
この辺りなら、中国現地でも日本のガチ中華でもだいたいあるメニューになるので、基本クレームは出ないかと思います!ご参考まで