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中国人妻が毎週楽しみにしている日本のTV番組とは?

中国にも「综艺节目」と呼ばれる日本でいう「バラエティ番組」があり、近年人気のジャンルとしては親子同伴のお見合い番組や、アイドルオーディション番組などが目立ちます。また春節(旧正月)の風物詩としては紅白歌合戦に漫才やコントも追加したような「春節連歓晩会」という特番もあります。日中のバラエティの趣向はもちろん異なるポイントがいくつもありますが、逆に共通するツボも存在します。

そんな中で、中国から来日して11年の妻が習慣的に視聴している日本のバラエティ番組を紹介しつつ、どんなツボにハマっているのか考察していきます。

故郷の風景が脳裏に浮かぶ「ポツンと一軒家」

やはり、山奥の道なき道を進んでいく原風景の画面のエモさは世界共通なのでしょうか。田舎で暮らす人々の生活様式や人の温かさを見て「うちの地元でも…」という話をよくしています。これに近い感覚で「笑ってコラえて!」の名物企画「ダーツの旅」も妻の大好物です。

中国でのは実現厳しい?「家、ついて行ってイイですか?」

中国でもドキュメントバラエティは人気ですが、やはり知らない人の自宅や家族模様を見るという興味も万国共通なのかもしれません。また、街中で声をかけて家にお邪魔するのを許すという感覚も妻にとっては結構新鮮だったようです。確かに中国人なら一旦声をかけてきた人間が本当にテレビ局が派遣したスタッフなのか疑うところから始まり、家の中を見せるというセキュリティ感覚が中国ではちょっと難しいのかもしれません。が、私も中国のバラエティ番組をすべて調べつくしたわけでは無いので、類する番組を知ってる方はぜひコメントで教えてください。

県民性に近い感覚は中国にもある「秘密のケンミンSHOW極」

妻も仕事の出張や旅行などで日本各地を訪れていますが、やっぱり県民性の違いは常に肌で感じ取ってるようです。その違和感との答え合わせとしてケンミンSHOWほどそそられる番組はないのかもしれません。中国でも例えば北京と上海は全然文化が違うし、広東省と四川省の省民性も全く違います。それ故に、中国でもこうした地方の食文化や生活感を紹介する番組は鉄板ネタとして根強い人気があります。ちなみに妻は月曜から夜ふかしの県民ネタも爆笑してます。

外国人でもわかりやすい「カズレーザーと学ぶ。」

教養バラエティも妻の大好物。ただしやはり日本語が完璧なわけではないのでお堅い情報番組は中々難しい。そんな中で専門性の強い情報をMCのカズレーザーさんが噛み砕いて表現してくれるので楽しく知識欲が満たされるようです。ちなみに、池上彰さんのニュース解説も妻の大好物です。

他にも「世界・ふしぎ発見!」も必ず観る番組なので、3月の番組終了が分かった際には残念そうでした。


テレビ番組に関しては、日本も中国も結構共通点があり、ぶっちゃけ似たような番組もたくさんあります。

他方、お笑い芸人の趣向となると、日本と中国で全く趣向が異なるのでその辺のお話も今度したいと思います。

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