中華街でバイトした思い出
中国一年留学から帰ってきた2006年からおよそ1年間、横浜中華街の雑貨屋兼中華まん屋さんでアルバイトしてました。
中国語を鈍らせないために中華街にしたんですが、この店にした理由は私、超絶不器用なので調理とか複雑な仕事は基本ミスしまくるので、中華まんを蒸してごま団子揚げるだけならなんとかなりそうという事で決めました。
店頭のレギュラーメンバーとしては、みんなに大姐(ダージエ)と呼ばれている上海人のお母さん的存在の方が日本人と中国人が混在したアルバイターをよくまとめていて僕にも優しくしてくれました。
そんな大姐は、一度副店長と真っ向から衝突したことがありました。喧嘩の原因はごま団子。大姐は美味しく食べられるふわふわの感触が残る狐色の揚げ方。対してコスパ重視の副店長は茶色になるくらいカリカリに揚げれば長持ちして食品ロスが少ないという主張。このあたり一歩も譲らないのがいいですよね。
中華街という場所柄、中国人のお客さんが来ることも多くて中国語を生かせるシーンも多かったし、何よりあの街自体に活気があって楽しかったですね。
一度、黒柳徹子さんがプライベートでお店に訪れて「きゃーパンダまんですってよ!」と大興奮して、パンダまんを買っていただいたのも良き思い出です。