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中国人妻と歌舞伎鑑賞に行きました

きょうは夫婦で歌舞伎鑑賞。東銀座の歌舞伎座に「八月納涼歌舞伎」第一部を観に行きました。結構歌舞伎に行くのは久しぶりだったのですが、妻は初めての歌舞伎鑑賞という事で、前々から気になってたので念願叶ったそうです。

今回の演目は山本周五郎小説を原作とした人情喜劇の傑作『ゆうれい貸屋』と、コミカルな舞踊劇『鵜の殿様』を鑑賞。

さて、鑑賞後の妻の感想は一言で「感動するくらい面白かった」と。

具体的にどんな部分が面白かった?と聞くと、歌舞伎独特のメイクや衣装。中国にも京劇を始めとした地域色溢れる伝統芸能がたくさんありますが、歌舞伎との共通点としては、会話やストーリーがすべて理解できなくてもその役の性格や身分などが衣装やお化粧でわかりやすいこと。その点でも歌舞伎の世界観にはすぐに馴染めたようです。

そして歌舞伎には常磐津、長唄、竹本、清元などが三味線や囃子、唄で様々な情景表現を盛り上げており、舞台装置も含めて妻はこのあたりの細部の芸術性にも感動したそう。

「鵜の殿様」では、松本幸四郎さんと市川染五郎さんが親子共演されている演目だったのですが、激しい舞踊を長時間続けていて、ユーモア溢れる会話・表情・舞踊・・正に至高の作品で、無尽蔵のスタミナに私たち夫婦も唖然としてしまいました。

そして幕間にはお弁当も・・これも歌舞伎座の楽しみの一つ

「八月納涼歌舞伎」は25日(日)までなのでご興味のある方は是非!


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