定時退勤後、映画鑑賞。仕事も趣味も充実の社員に話を聞いてみた。
「ワーク・ライフ・バランス」。
仕事よりも生活に重きを置く、というように理解されがちなこの言葉。本来は「仕事と生活の調和」を意味しており、仕事とプライベートの双方の充実こそが重要視されています。
東京事業所に勤める石田さん(環境エネルギー事業部)は、経理・総務を中心にたくさんの仕事をこなしながらも、ほぼ毎日定時退社・趣味も豊富との噂…。
毎日顔を合わせているものの、仕事の進め方やプライベートの過ごし方など謎に包まれた部分がたくさんあります。
今回はそんな「ワーク・ライフ・バランス」を大事にしながら働く石田さんにお話を伺いました。
(聞き手:環境エネルギー事業部 李、編集:環境エネルギー事業部 庄司)
1.シティガール
李:
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
石田:
東京生まれ東京育ち、中学時代は香港の日本人学校に通っていました。大学では文学部で古事記について学びました。
趣味は、映画館や美術館に行ったり、旅行したりです。
李:
シティガールですね! 香港での生活、どうでしたか。
石田:
面白かったです。日本人学校なのでほとんど日本語ばかり話していましたけど。広東語や太極拳を習いに行ったりしました。
李:
楽しそうですね。広東語、ちょっと喋れます?
石田:
もう記憶があまり…(笑)。
広東語と一緒に中国語(標準語)も習っていたんですけど、発音がまったく違うので難しかったです。
李:
そうですよね。台湾人も、広東語は分かりません…。(※李さんは台湾出身)
また香港に住みたいなと思いますか?
石田:
住まなくていいけど、旅行には行きたいですね。
食べ物がすごく美味しくて、よく塾の帰りにパン屋さんに寄って「このエッグタルトください」って買って帰った思い出があります。
そういえば、マックのてりやきバーガーってたぶん日本にしかなくて、香港では「将軍バーガー」って名前で売られていました。どこが将軍なんだろう…。
李:
日本のイメージですかね…。
李:
香港から帰ってきて、高校以降はずっと東京で。
大学で古事記を学んだとのことですが、お寺や神社もお好きなんですよね。
石田:
そうですね。この間は京都に行って博物館や京都御所、安倍晴明の神社などに行きました。ちょうどその日が「時代祭*」の日で、観光バス2台から着物を着た人たちがぞろぞろと降りてくるところに偶然立ち会って、面白かったです。
2.事務職のプロ
李:
仕事内容を教えてください。
石田:
総務・経理・本社のサポートのような仕事ですね。
朝は郵便受けチェックから始まり、その日の来客の確認やメールチェックして。通常の業務をこなしつつ、みなさんから依頼される郵便物の手配や書類の製本などに対応したり。
あとは消耗品の在庫を確認して、足りなかったら注文するって感じですかね。
李:
いつも本当にありがとうございます。
石田:
月末月初は経理関係の仕事が多くて忙しいのですが、手が空いてるときには、自分用につくったマニュアルを見直したり勉強したりしてます。
李:
なるほど。事務職のプロですね…!
ちなみに、どうして事務の仕事を選んだんですか。
石田:
臨機応変に対応するのが苦手で、サポートする側のほうが性に合っているんです。エクセルなどは得意なので、事務的なことが自分に向いていると思いました。
3.石田、定時で帰ります。
李:
仕事の幅が広くてやることも多いと思いますが、ほとんど残業していないですよね。どうやって仕事をこなしているんですか?
石田:
経理関係の仕事だと、忙しい時期にバタバタしないようにこまめにメールやデータを見返して受付漏れやミスがないかチェックしています。
あとは前任から引き継いだエクセルを自分なりに使いやすくするとか、会社で使っているシステムの機能を調べて活用できそうなら活用するとか。
李:
たしかに、いろいろな機能がついていても存在すら知らずに無駄な時間を使うことってありますもんね。知っていたら仕事の時間を短縮できますね。
石田:
使えるものはどんどん使うみたいな感じで。
エクセルでテンプレートを作ったりするのは最初に時間がかかるけど、一度作ってしまえばその後の業務がぐっと楽になります。
李:
そうして仕事を効率よくこなして、定時に退勤しているんですね。
石田:
実は以前、長く勤めていた会社で体を壊したことがあるんですけど、体を壊しても会社は何もしてくれないって分かって。
残業が嫌というより、仕事が終わっているのに周りに気を使って帰らないっていうのが嫌なんです。これは今日中に終わらせなきゃってときは残業しますが、明日でも良いことは今日頑張らなくていい。
自分の健康を維持できるのは自分だけって思いながら、帰ります。
李:
ベネックスは帰りづらい雰囲気がなくて良いですよね。
李:
退勤後、プライベートの時間は何をしていますか?
石田:
会社帰りに映画館に寄ったり、帰宅後は読書したりだらだらしたり、ですかね。
李:
平日夜の映画館、良いですね!
退勤後の時間にもゆっくりと趣味を楽しんでいて、素敵です。
石田:
実は、定時でサッと退社するとき、最初は少しハラハラしながら帰っていました(笑)。最近はみなさんもう慣れているからいいかなって、気にせずに帰ります。
4.資格取得も
李:
仕事もちゃんとこなして、プライベートも充実していて。そういえば、資格も取ったりしているんですよね。
石田:
簿記3級とビジネス法務検定3級を持っています。
転職期間中、ハローワーク経由で職業訓練があって、事務系のコースを受講しました。税金や人事関係の仕事の勉強もしたので、給与計算の方法など勉強できてよかったです。
李:
仕事で生かせそうですね。勉強のコツはありますか?
石田:
簿記に関しては、職業訓練の授業のスケジュール通りに勉強して合格しました。過去に独学で受験したこともありますが、実は失敗してます(笑)。
仕事しながら独学で、となると時間的にも体力的にも難しいんですけど、職業訓練学校では朝9時から夕方4時5時まで週5回、学生と同じような感じで授業を受けて、結構楽しかったです。
李:
がっつりと授業があるんですね!ちなみに簿記2級を受ける予定はありますか?
石田:
本当は11月に受けようと思っていましたが、申し込み忘れました(笑)。やらなきゃとは思っているんですけど…。
李:
そういうことってありますよね。
5.無駄を減らしたい
李:
ベネックスに入社してから1年ちょっと経ちましたが、会社の印象はいかがですか。
石田:
仕事のやり方を、自分のやりやすいようにやらせてもらえるのがとても良いなと思います。
ベネックスは改善の提案をしたら基本受け入れてもらえます。
私はとにかく無駄を減らしたい人間なので、改善できるところはしてなるべく楽に、短時間で作業できるようにしたいんです。
李:
なるほど。この会社で提案してみてOKだったことって、具体的には何かありますか?
石田:
会社で持っている株主優待券の管理用エクセルが使いづらかったので、いつ・誰が・何枚使ったか簡単に確認できるように変えました。経理担当の方に変えて良いか聞いたら、すぐに「良いですよ~」と言ってくださいました。
あとは、会社で導入している経費精算システムのマニュアルをつくってみたり。システムにはいろいろな機能が備わっていますが、みなさんが実際に使うのは一部だけなので、使う部分だけを抽出して過不足のないようにマニュアルをつくりました。
李:
自分だけじゃなく周りの方々の業務効率も上げられる提案をしているんですね。とても助かります!
李:
では最後に、今後の目標は?
石田:
う~ん…話に出たから簿記2級ってことにします(笑)。
いま勉強していて、経理担当の方々の話が前より分かるようになったという実感があります。知識が増えると仕事もしやすくなりますね。受かるかどうか分からないけど、まずは目標にしておきます。
おわりに
たくさんの仕事をスピーディーにこなし、趣味の時間も大切にしている石田さん。無駄なく・効率よく仕事をするために、エクセルを改善したり勉強したりと、日々努力を重ねているんですね。
私も石田さんのように業務効率化して、退勤後に映画館に行く生活ができるように頑張ろうと思います!
お読みいただき、ありがとうございました!
日本ベネックス コーポレートサイト↓↓
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