ジャパンマシニスト社

1958年創業の出版社・ジャパンマシニスト社。1993年から小児科・児童精神科・心理カウンセラー・保育士・小学校の先生たちが編む『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』『おそい・はやい・ひくい・たかい』を刊行。 ホームページはこちらから→https://japama.jp

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1958年創業の出版社・ジャパンマシニスト社。1993年から小児科・児童精神科・心理カウンセラー・保育士・小学校の先生たちが編む『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』『おそい・はやい・ひくい・たかい』を刊行。 ホームページはこちらから→https://japama.jp

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    老いと子どもの魂の共鳴 じいじ・ばあば、ただそばにいてね

    30年前、40代でカナダに子連れ留学をした筆者は、アメリカの児童精神科医が行った「祖父母と孫」の研究書に心惹かれました。300人の子どもたちに祖父母との関係を聞き取り、祖父母の絵を描いてもらったその研究結果は……。やがて、高齢期になった筆者は少子高齢社会にあって、「老いと子ども」の可能性に、再び注目をします。弱く障害もあり、効率や生産性に長けていない高齢者だからこそ、子どもたちへの影響は計り知れない。そこには、「祖父母と孫」という血縁に囚われない、深く永遠の魂の共鳴が生まれる。そう確信した筆者が、高齢者の喜びと生き甲斐にもつながるヒントをお伝えします。もくじ:はじめに老いの孤独、子どもの孤立/コーンハーバー博士の著作/なにもできなくなっても……序 カウンセリングと博士に出会うまでの  アナザーストーリー   47歳初秋、10歳の娘を連れてモントリオールへ迷路をさまようような日々/傾聴の最初のステップ/傾聴の奥深さ/「待つ」時間/その年で子連れ留学!/モントリオールで博士の著書に出会う/またたく間に時は過ぎて/専門知識と寄り添う姿勢/「風の電話」と生徒たちの気づき/日本の子どもたちの現状/「繋がり合う社会」を願って……第一章 「問題」は子どもにあるのか?異なるおとなたちの眼差し/忍耐強く待った博士/親たちが見失うこと/評価に敏感な子どもたち/博士の根源的な問い/三〇〇人の子どもと面接/こころの内を表していた絵/描画法について第二章 子どもにとって信頼できる高齢者とは祖父母についての研究を始める/「祖父母と仲良し」の絵の共通点①画面いっぱいの顔 ②好意の表現 ③「障害」を持つ祖母を描くとき ④全身を描くとき ⑤ 細かな表情を描くとき ⑥家族のなかでの存在感を表す ⑦尊敬と継承を表現する ⑧役割を感じ真似ようとする ⑨好ましいけれど悩ましいこと ⑩子どもの観察力 ⑪疎ましいけれどこころ地よい関係 ⑫子どもが尊敬できる人 ⑬忙しい親たちに目を向ける孫のために時間を使う/モモと時間/魂を導くこころの余裕第三章 離れる寂しさ祖父母=別れのシーン/飛行機は求愛の情/祖父母の転居/突然の別れは謎だらけ/家族として事実を伝えること/遠くにいても祖父母は「護る人」/孫たちとの「往復はがき」第四章 こころが離れていると思ったら傷や痛みが怒りに変わるとき/子どもは祖父母の本質を見抜く/祖父母の絵を描けない子/祖父母とこころの距離がある子ども/親たちが強いるよい孫/一度も祖父母に会ったことのない孫第五章 祖父母を知らないこころの空洞祖父母と縁の切れている子どもたち/年上の子が想像する祖父母/こころの空洞が絵に表れる/人影のない裏庭/老人ホームで体験したこと第六章 孫は永遠のいのちを与える思い出すと温かな気持ちに/亡くなった祖母の全身像/永遠の関係/家族に看取られた祖母と人生の円環/愛は死を超える——フランクルの考察第七章 祖母から受け継いだ「遺産」ある青年のこころの変遷/ずっと気にかけてくれた祖母/傷つけることなんか、できなかった/ 老人ホームで働く/利他心という「遺産」/思いがけずの行動 第八章 血縁を超えて血縁を超えた可能性/居場所、時間、関心/伯母さんが「祖母」/鍵をかけていない家/なんでそんな面倒なことをするの?/本当の祖父母である必要はありません/地域社会の祖父母に終章 生きとし生けるものに……年長者の役割は、次世代を導くこと/繋がることの大切さおわりに参考文献
    ¥1,980
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    お・は109 「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

    3刷 2024年8月下旬より発送2020年7月25日刊行 内田良子 著学校に行きたくない理由はさまざまです。どうして? と問われても、子どもは言葉にならない傷をすでに負っているかもしれません。少し様子を見ようと、親のほうに余裕があるうちは不登校が許されますが、親にも事情があり、不安も募り、心配は日ごとに高まります。つい、声を荒げたり、なだめたり、気持ちの焦る人は学校以外の居場所を探したり。親のよかれと子どもの願いはいつもすれちがい、気がつけば子どもは迷路のなか。「明日は学校に行きたい」というときは、「今日は学校へ行かれない」という訴え。心の傷は小さく見えても、そう簡単に癒されるものではない。休息が必要なときに背中を押せば、その勢いで登校をはじめても、やがて疲労困憊して、心を閉ざし「ひきこもり」という抵抗がはじまります。不登校は、親子の豊かな時間になるはずなのに。高校だけは、やっぱり大学にも……と親の思いが強くなるほどに、学歴よりもかけがえのない大事なものを見失う。でも、それでは、どうやって生きていくの?心配や悩みのつきない方はぜひこの本を開いてみてください。四六判/192頁/ISBN978-4-88049-659-7目次詳細は以下をご参照ください↓https://japama.jp/oha109/
    ¥1,760
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    ち・お132 「遊び」の本質

    2022年10月25日刊行天野秀昭 著「遊び」が大切。こどもと遊びは、食べること、眠ること、と同じくらい、時にはそれ以上に大切なこと。欠かせないこと。自然なこと。それが、守られなくなって、ずいぶん長い間「問題だ」といわれるままになっていました。筆者の天野秀昭さんは、日本初の「冒険遊び場」(東京都世田谷区羽根木)の開設に関わり「プレーリーダー」として、こどもたちの遊びの現場に居続けた人。近年いよいよ「遊びこそすべての問題を解決する希望」とあちこちから声があがり、あらためて「遊び」が注目されています。近年、脳の発育にとっても、土や水や火や自然に助けられる自然な遊びが重要と言われています。それは、天野さんの経験や実感とも結びつき、外遊びの経験のない人にも伝わり、親もこどもと共に遊び直すことで緩やかに成長していく姿を目の当たりにしたのです。すでに、祖父母世代でさえ遊びを知らない。でも、命を人間の魂を育むその行為を環境を守りたい。筆者・天野秀昭さんの熱い熱い思いが多くの人に届くよう、編集・製作スタッフも力を込めたおススメの132号です。定価(本体価格1,600円+消費税)四六判/192頁/ISBN978-4-88049-932-1目次詳細は以下をご参照くださいhttps://japama.jp/chio132/
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    老いと子どもの魂の共鳴 じいじ・ばあば、ただそばにいてね

    30年前、40代でカナダに子連れ留学をした筆者は、アメリカの児童精神科医が行った「祖父母と孫」の研究書に心惹かれました。300人の子どもたちに祖父母との関係を聞き取り、祖父母の絵を描いてもらったその研究結果は……。やがて、高齢期になった筆者は少子高齢社会にあって、「老いと子ども」の可能性に、再び注目をします。弱く障害もあり、効率や生産性に長けていない高齢者だからこそ、子どもたちへの影響は計り知れない。そこには、「祖父母と孫」という血縁に囚われない、深く永遠の魂の共鳴が生まれる。そう確信した筆者が、高齢者の喜びと生き甲斐にもつながるヒントをお伝えします。もくじ:はじめに老いの孤独、子どもの孤立/コーンハーバー博士の著作/なにもできなくなっても……序 カウンセリングと博士に出会うまでの  アナザーストーリー   47歳初秋、10歳の娘を連れてモントリオールへ迷路をさまようような日々/傾聴の最初のステップ/傾聴の奥深さ/「待つ」時間/その年で子連れ留学!/モントリオールで博士の著書に出会う/またたく間に時は過ぎて/専門知識と寄り添う姿勢/「風の電話」と生徒たちの気づき/日本の子どもたちの現状/「繋がり合う社会」を願って……第一章 「問題」は子どもにあるのか?異なるおとなたちの眼差し/忍耐強く待った博士/親たちが見失うこと/評価に敏感な子どもたち/博士の根源的な問い/三〇〇人の子どもと面接/こころの内を表していた絵/描画法について第二章 子どもにとって信頼できる高齢者とは祖父母についての研究を始める/「祖父母と仲良し」の絵の共通点①画面いっぱいの顔 ②好意の表現 ③「障害」を持つ祖母を描くとき ④全身を描くとき ⑤ 細かな表情を描くとき ⑥家族のなかでの存在感を表す ⑦尊敬と継承を表現する ⑧役割を感じ真似ようとする ⑨好ましいけれど悩ましいこと ⑩子どもの観察力 ⑪疎ましいけれどこころ地よい関係 ⑫子どもが尊敬できる人 ⑬忙しい親たちに目を向ける孫のために時間を使う/モモと時間/魂を導くこころの余裕第三章 離れる寂しさ祖父母=別れのシーン/飛行機は求愛の情/祖父母の転居/突然の別れは謎だらけ/家族として事実を伝えること/遠くにいても祖父母は「護る人」/孫たちとの「往復はがき」第四章 こころが離れていると思ったら傷や痛みが怒りに変わるとき/子どもは祖父母の本質を見抜く/祖父母の絵を描けない子/祖父母とこころの距離がある子ども/親たちが強いるよい孫/一度も祖父母に会ったことのない孫第五章 祖父母を知らないこころの空洞祖父母と縁の切れている子どもたち/年上の子が想像する祖父母/こころの空洞が絵に表れる/人影のない裏庭/老人ホームで体験したこと第六章 孫は永遠のいのちを与える思い出すと温かな気持ちに/亡くなった祖母の全身像/永遠の関係/家族に看取られた祖母と人生の円環/愛は死を超える——フランクルの考察第七章 祖母から受け継いだ「遺産」ある青年のこころの変遷/ずっと気にかけてくれた祖母/傷つけることなんか、できなかった/ 老人ホームで働く/利他心という「遺産」/思いがけずの行動 第八章 血縁を超えて血縁を超えた可能性/居場所、時間、関心/伯母さんが「祖母」/鍵をかけていない家/なんでそんな面倒なことをするの?/本当の祖父母である必要はありません/地域社会の祖父母に終章 生きとし生けるものに……年長者の役割は、次世代を導くこと/繋がることの大切さおわりに参考文献
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    お・は109 「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき

    3刷 2024年8月下旬より発送2020年7月25日刊行 内田良子 著学校に行きたくない理由はさまざまです。どうして? と問われても、子どもは言葉にならない傷をすでに負っているかもしれません。少し様子を見ようと、親のほうに余裕があるうちは不登校が許されますが、親にも事情があり、不安も募り、心配は日ごとに高まります。つい、声を荒げたり、なだめたり、気持ちの焦る人は学校以外の居場所を探したり。親のよかれと子どもの願いはいつもすれちがい、気がつけば子どもは迷路のなか。「明日は学校に行きたい」というときは、「今日は学校へ行かれない」という訴え。心の傷は小さく見えても、そう簡単に癒されるものではない。休息が必要なときに背中を押せば、その勢いで登校をはじめても、やがて疲労困憊して、心を閉ざし「ひきこもり」という抵抗がはじまります。不登校は、親子の豊かな時間になるはずなのに。高校だけは、やっぱり大学にも……と親の思いが強くなるほどに、学歴よりもかけがえのない大事なものを見失う。でも、それでは、どうやって生きていくの?心配や悩みのつきない方はぜひこの本を開いてみてください。四六判/192頁/ISBN978-4-88049-659-7目次詳細は以下をご参照ください↓https://japama.jp/oha109/
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    ち・お132 「遊び」の本質

    2022年10月25日刊行天野秀昭 著「遊び」が大切。こどもと遊びは、食べること、眠ること、と同じくらい、時にはそれ以上に大切なこと。欠かせないこと。自然なこと。それが、守られなくなって、ずいぶん長い間「問題だ」といわれるままになっていました。筆者の天野秀昭さんは、日本初の「冒険遊び場」(東京都世田谷区羽根木)の開設に関わり「プレーリーダー」として、こどもたちの遊びの現場に居続けた人。近年いよいよ「遊びこそすべての問題を解決する希望」とあちこちから声があがり、あらためて「遊び」が注目されています。近年、脳の発育にとっても、土や水や火や自然に助けられる自然な遊びが重要と言われています。それは、天野さんの経験や実感とも結びつき、外遊びの経験のない人にも伝わり、親もこどもと共に遊び直すことで緩やかに成長していく姿を目の当たりにしたのです。すでに、祖父母世代でさえ遊びを知らない。でも、命を人間の魂を育むその行為を環境を守りたい。筆者・天野秀昭さんの熱い熱い思いが多くの人に届くよう、編集・製作スタッフも力を込めたおススメの132号です。定価(本体価格1,600円+消費税)四六判/192頁/ISBN978-4-88049-932-1目次詳細は以下をご参照くださいhttps://japama.jp/chio132/
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心理カウンセラー・内田良子のリアル講演とオンライン相談会のお知らせです!

コロナ禍をきっかけに、オンラインで子育て相談をしましょうと呼びかけたのはもう、数年前になりました。 「ちえぶくろ相談室」と称して、岡崎勝さん、石川憲彦さん、山田真さん、内田良子さんに、その相談員としてご協力をいただくことに。 その内の心理カウンセラー・内田良子さんは、不登校・ひきこもる子どもたちの親御さんの相談に長らく携わっておられます。 コロナ前までは、「モモの部屋」で毎月さまざまなコースを組まれ、10名ほどの方が集まり、リアルなグループ相談や個人相談も受けてこられまし

    • 香害に悩み苦しむ人たちが、壁にぶちあたる。「科学的根拠」を求められたとき。熊谷晋一郎さんの「エビデンス」の話が沁みる。

      アトピーに地獄をみた時代 話はずっと昔に遡ります。 『ち・お』が創刊された30年前。 子育ての話題は、ワクチン、アトピー、農薬・添加物……3歳児神話、母性神話。 毎晩、痒い痒いと身体をかきむしるこどもの背中を寝ずに指すっていたお母さん。それでも、朝になると身体のあちこちから血が染み出て、パジャマやシーツの汚れを見ることになる。 「悪い物を食べさせたから」「お産の前に添加物を取り過ぎたから」「甘えさせたから」「薬は危険、これが効く、欺されたと思って」……味噌や醤油までみん

      • 新刊です! 詩文集『おしゃべりのなかのこどもたち ママは「ことば」の料理人』(『ち・お』別冊)8月4日刊行‼

        半年ぶりのnoteです。『ち・お』『お・は』の定期刊行を終了して、編集部もしばしのお休みをいただいていました。こうして、別冊ではあるものの再び『ち・お』の新刊をお知らせできたのは、皆様のおかげです。 さて、今回の新刊もいつもながら尖った1冊です。 詩文集『おしゃべりのなかのこどもたち ママは「ことば」の料理人』。筆者はさとうまきさん。3人のお子さんとおつれあいと暮らすお母さん。 「こども乗せ」自転車も、車も持たず、賃貸のアパートに住んでいます。 家の中で、注意しても走り

        • 『ち・お』と『お・は』と、そのほか子育てや、親になったり、ならなかったりの人生の希望と支えになる本たちが、出番を待っています!

          新しい年を迎え、平和を願います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年、創刊30年に入った『ち・お』と創刊25年の『お・は』。 本年最初の冬期セールを始めます! 定価の20%〜50%まで。なぜかテーマも内容も古びることのない、『ち・お』『お・は』の在庫一掃セールです。 『ち・お』『お・は』以外のジャパマ本もほぼセールでお届けします。 子育てや暮らし、家族のことで、困ったとき、弱ったときに頼りになる『ち・お』『お・は』ですが、ぜひ、この機会にオンラインショッ

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        • 参考
          2本

        記事

          香害から親子で化学物質過敏症で苦しんだ草井さん。心無い言葉や対応にも、ずっと、詩作をつづけて。

          2014年に『おそい・はやい・ひくい・たかい』№79「香り・化学物質過敏症で苦しむお友だち』を刊行後、香害で苦しむ方たちから、編集室にもご連絡をいただくようになりました。 刊行時は、まだ香害被害に遭う子どもの話は聞くことがなく、過去シックハウス症候群での発症から苦労をして大人になっていった方の記録を読むに留まっていました。大人への被害があるのだから、子どもにはもっと被害があるのは当たり前なのに、想像力がとても足りていませんでした。 ということで、いま「香害って、感じないけ

          香害から親子で化学物質過敏症で苦しんだ草井さん。心無い言葉や対応にも、ずっと、詩作をつづけて。

          『ち・お』創刊30年、『お・は』創刊25年!ジャパンマシニスト社よりご支援のお願い。「賛助会員ABCDE」募集します!!

          この10月25日、『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』にとってはひとつの節目を迎えました。同じく来月の11月25日は『おそい・はやい・ひくい・たかい』にとっても記念すべき日を向かえます。 『ち・お』は創刊30年、『お・は』は創刊25年。 こんなにも長い間続いてきた奇跡。出版界でも希有なことだと思います。 『ち・お』『お・は』には前史がありますので、少し多めにみていただき、「平成」から「令和」にかけての30年間の日本の子育て・教育シーンをなぞってきたともいえます。『ち・

          『ち・お』創刊30年、『お・は』創刊25年!ジャパンマシニスト社よりご支援のお願い。「賛助会員ABCDE」募集します!!

          『ち・お』№132『「遊び」の本質 ──「私」の軸を育む奇跡の時間』本文3箇所訂正いたします。

          『ち・お』№132『「遊び」の本質 ──「私」の軸を育む奇跡の時間』(天野秀昭著)の本文中に、修正ミスがありました。訂正してお詫びいたします。 ①P41 3行目 がら「私たちの世界」つくっていっているので、 ↓ がら「私たちの世界」をつくっていっているので、 ②P48 4行目〜7行目までを削除 ③P73 7行目 えば夏休みのスケジュール表のようものを ↓ えば夏休みのスケジュール表のようなものを 以上  2022年10月24日 『ち・お』編集部

          『ち・お』№132『「遊び」の本質 ──「私」の軸を育む奇跡の時間』本文3箇所訂正いたします。

          『ち・お』№132『「遊び」の本質──「私」の軸を育む奇跡の時間』日本初の「冒険遊び場」のプレーリーダー・天野秀昭の「はじめに」一挙公開!

          「遊び」に本質 「はじめに」いま、こどもに「遊び」が必要な理由 「仮面」をつけて生きるこどもたち プレーパークのかまどで火を焚いていたら、小四の男の子が寄ってきて、いろいろな話をしだしました。何気ない会話のなかで、彼はいきなりこういいました。 「ぼくね、学校じゃ仮面つけてるんだ」 あまりの唐突さに、返す言葉に詰まったぼくは、オウム返ししかできません。 「エッ、学校で仮面つけてるの?」 「うん、家じゃ二枚だけど」 このふたことめにさらに驚いたぼくは、苦しまぎれに聞きました

          『ち・お』№132『「遊び」の本質──「私」の軸を育む奇跡の時間』日本初の「冒険遊び場」のプレーリーダー・天野秀昭の「はじめに」一挙公開!

          「小さな声を受けとめ、小さな声を大きな声にする、私の仕事が続くように『ち・お』も続きます」熊谷晋一郎さんの編集後記より

          なぜか幼いころから、親に「40代は気をつけなさい」といわれていました。 40代なかばになり、その言葉を思いだしています。 この5年ほど、大学では研究室の仕事と障害のある学生をサポートするバリアフリー支援室の仕事を兼任してきました。そのあいだに大学や企業ではダイバーシティ&インクルージョンの意識が高まり、障害者にとっては追い風がビュンビュン吹いていたといえるのですが、その追い風を受ける側の体制は整っていませんでした。 追い風を受ける側にいた私としては、その一つひとつをクリア

          「小さな声を受けとめ、小さな声を大きな声にする、私の仕事が続くように『ち・お』も続きます」熊谷晋一郎さんの編集後記より

          「那須まちづくり広場」とジャパマをつなげたのは、重度重複障害で言葉を持たなかった山口天音さん。

          ここのところ、ジャパマのSNSで「那須まちづくり広場」なる高齢者住宅を中心としたコミュニティについて、発信しています。 「那須まちづくり広場」は面白い試み! 『ち・お』や『お・は』の創刊時くらいワクワクしています。 結局、自分の身に差し迫ったことに集中するのは、編集のプロではないということかもしれません。子育てで『ち・お』、教育で『お・は』と公私混同で、本作りを生業にしてきたのは事実です。 編集者生活40年、運がよかったというか、時代がよかったというか、この仕事をしてい

          「那須まちづくり広場」とジャパマをつなげたのは、重度重複障害で言葉を持たなかった山口天音さん。

          『こども性教育』実録:愛と希望を語る90分。筆者・宮台真司の意図。

          「『挫折の先取り』で『恋愛』を不可能にしない」(本文136頁より一部転載) 「力」を回復して生きづらさを克服するには 今回は、難しくなった「恋愛」を、回復させることを目標にしました。子どもの多くが、いまでもロマンチックラブの意味論の内側で、願望を維持しているからです。 ただし本文のとおり「恋愛」は「性交」を必要としませんが、大人には言外・法外・損得外の「同じ世界」で「一つになる」ための「性交」への道を話してきました。 人類学や民俗学が記す、言葉と法と損得に閉ざされた「

          『こども性教育』実録:愛と希望を語る90分。筆者・宮台真司の意図。

          『こども性教育』実録:愛と希望を語る90分参加した子どもたちへ。岡崎勝から「講座の前に」伝えたこと。

          会場の出入り口は常にオープンで 『こども性教育』は、2022年5月4日「和光大学鶴川ポプリホール」でおこなわれた「性教育の授業 子ども向け講座」をもとに構成し編みました。  講座には小学校四年生から一八歳まで一七名とその保護者が参席しました。子ども達は、多くが親から講座の情報を得て参加しています。そのため、会場の出入り口は常にオープンにし、出入り自由としました。  当日は前夜まで宮台さんから送信されてくるパワポ資料に、スタッフが慌て準備をするということがあり、会場は若干混

          『こども性教育』実録:愛と希望を語る90分参加した子どもたちへ。岡崎勝から「講座の前に」伝えたこと。

          「実録:愛と希望を語る90分『こども性教育』」講座に親子で参加。保護者の感想。

          同じ空気を吸い合う。と書くと、生々しく大仰のようだけれど、対面講座はもはや以前にはない緊張感を持っている。まして、親子で、テーマは「性愛」。 叩かれていた講座開催を知ってか知らずか(知らないはずはないか)、あえてこの時期に、子どもたちに声をかけた、リアル講座に参加いただいた親の目、思いを一部ご紹介したい。 あの日は家では性愛の話から世界の紛争に話題は移り私はイベント開催が告知された時とても嬉しかったので、あの会が無事に開催されたこと、とても感謝しています。 当日まで、ま

          「実録:愛と希望を語る90分『こども性教育』」講座に親子で参加。保護者の感想。

          『お・は』№113宮台真司さん・岡崎勝さんの「実録:愛と希望を語る90分『こども性教育』」の舞台裏

          とても、長い道のりでした。 『お・は』№112『大人のための性教育』を刊行したのが、2022年1月25日。そもそも「性教育」は大人が子どもにするもの、教えるものという前提があるけれど、私たちは「性について、なにを、どう、子どもに伝えていくのか」「なにを、伝えたいのか」を、その1年ほど前から考えてきました。 1960年代「性教育」はいわゆる「純潔教育」で、80年代に入っても、「生殖」「性病」を語ることが先進的で、「男子のマスターベーションは頭脳に悪い影響がある!」「(性教育

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          【重要】『ち・お』『お・は』の定期購読システム変更のお知らせ

          この秋、創刊30年と、25年目に突入!長らく『ち・お』『お・は』をご購読いただきました皆様、心よりお礼を申し上げます。1993年10月に創刊した『ち・お』、その5年後に創刊した『お・は』。今年の秋で、それぞれ30年目と25年目に突入です。 30年って、すごいです。赤ちゃんがお母さんになってしまう歳月です。当然、社会も変わりました。ネット、SNSで、仕事も人の関係も様変わり。そんな変化に少し遅れてですが、『ち・お』『お・は』も刊行や本の形式を大リニューアルをします。 ❶定期

          【重要】『ち・お』『お・は』の定期購読システム変更のお知らせ

          夏休みだから、親も読む! 一挙37点セールをオンラインショップ【OYA.OYA】で開催中です!

          夏休みと親心をテーマに、37点の書籍、動画をチョイスしました。 全点10%から40%offとなっています。 子どもとの時間が増え、心落ちつかない、悩ましいことも増えるのが親心。 祖父母心。 ここは、チャンス。じっくり、子どもと親と、自分の心と向き合い、ギアチェンジをするときかもしれません。 そのためには、いつもの思考、いつものパターンで、焦ってなんとかしようと思わないほうがよいかもしれません。 目線を広く、耳をそばだて、相手の言葉を自分勝手な翻訳をせずに受け入れること

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