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【数学IA②トピックの決め方】《IBDPアドバイス・対策・コツ》

こんにちは、本日は私が最も苦手としていた数学IAのトピックの決め方を紹介します。

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トピックの重要性

あくまでも私のイメージですが、数学IAは数学を使って小論文を書いてるようなものです。
※めっちゃ大変です。

普通の大学入試での小論文は大体テーマが決まっていますよね。

数学IAはそのテーマすらも自分で考えなさいと言われているようなものです。
※当時の私には鬼畜でした笑

そう考えるとたとえ数学ができても、文章力がある人でも
テーマがいまいちだと点数が下がる可能性があるということになります。

だからこそ、トピック決めはとても重要なのです。

ここを疎かにすると、あとで必ず痛い目に会うと思ってください。

独自性と個人的意義が求められる

IBは独自性を好みます。

そしてトピックがどれだけあなたと結びついているのかにも注目します。

独自性があれば点数が確実に上がるとは一概に言えませんが、
母校の高得点者は独自性の高い人が多い傾向にあるそうです。
※確信はないです。

確かに序論で独自性を出すことが出来れば、
考え抜いてトピックを決めたこと
自らのアイデアであることをアピールすることができます。

そうすれば、ネットからランダムにトピックを決めた怠惰な人
という評価はもらいにくくなりますよね。

とにかくトピック決めは数学IAの今後の方針を決めるため、
非常に重要であることを分かっていただけたら幸いです。

試行錯誤の繰り返し

まず、すぐぴったりなトピックが見つかるのはあり得ないです。

私は最終的なトピックに行きつくまでに、7つのIA案を却下しました。

だから、すぐトピックが見つからなくても落ち込まないでください。

例えば、

「じゃあ私は○○の動きを数式化しよう」

となった時、○○の動きが数式化できないということも十分にあります。

その原因として高校以上の数学的知識が必要だとか、
もう既に数式化されているだとか…。理由は様々です。

すぐに実践

2か月の間で7つの案を却下しましたが、
私は一つ案を思いついたらすぐ仮IAに取り掛かりました。

仮IAは実際にデータを集めたりや数式を立てたりすることで、
頭の中に留まっている考えの曖昧な部分や不足している部分を
あぶり出す作業です。

私は以下の7つの質問に答えながら仮IAをし、
実現できるIAなのか判断します。

だめだったら、また考え直します。

仮IA・7つの質問

①数式化、グラフ化するための技術を持っているか
②その分野で論文を書けるほどの数学的知識を有しているか
③本当に考えはまとまっているのか
④それを探究して何になるのか
⑤具体的に何のデータが必要なのか
⑥どのくらいの量のデータがあれば信憑性があるのか
⑦十分なデータがあるか

どうしてもやりたいトピックは、先生に相談していました。

先生!○○をしたいんですけど、データの数が少なくて統計的に分析するにはダメなんです!もっとデータ数を増やすにはどうしたら良いですか?

という調子で、仮IAが失敗した理由を加えて質問してました。
※先生と相談しても、却下する案がほとんどでしたが…

先生に聞く/相談する

先ほど述べたように、行き詰まったら先生のところに行くのが
手っ取り早いです。

先生は生徒の成果物に深く干渉できないのですが、できる限りアドバイスはしてくれます。

先生はある意味数学のプロフェッショナルなので、自分が良い意味でも悪い意味でも見落としている箇所をしっかり指摘してくれます。

だからこそ、先生を頼りましょう。

とにかく試行錯誤

歴史とは違ってそれなりの数学を活用する力が必要です。
※文系にとってはつらい限りです。

簡単にまとめると、数学IAは試行錯誤を繰り返すしかないと思います。
私は統計分野を選択したので、何と何の相関関係を調べるかに時間をたっぷりかけました。

私は根気よく様々な可能性を考えて直接エクセルに打ち込み、相関関係が見込めるか何度も試行を繰り返しました。

理論を知っていれば、数学はすぐ答えが見つかる!なんてのは教科書の練習問題における数学のことです。

行き詰まったり、間違ったりするのは当たり前だと念頭に置いて取り組みましょう。

まとめ

本日は数学IAトピックの決め方について紹介しました。

トピックの重要性と試行錯誤の必要性に気づいてもらえれば幸いです。

次回は【数学IA③統計分野便利な情報源】です。

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