#006国大 東京大学 国語(古典)
(情報は河合塾HP等を参照。適宜加除訂正していきます)
☆記述式が中心の設問。
・3~4題(文:現代文2題+古文1題+漢文1題
理:現代文1題+古文1題+漢文1題)
★古文
・記述・論述問題出題
・傍線部説明・現代語訳出題
・時代は、中古・中世・近世とバランスよく出題される。
・ジャンルとしては、多岐に渡る出題となっている。
・分量は約940字(昨年度より増加)。設問数は5問。
・例年同じ出題形式だが、文科は傍線部が7箇所、理科は5箇所引かれる。
・出題パターンは「現代語訳」と「内容(理由)説明」の2パターン。
◆22年設問分析と難易度
大問二(文科)
問一ア 記述 現代語訳 標準
ウ 記述 現代語訳 標準
キ 記述 現代語訳 標準
問二 記述 和歌の説明 やや難
問三 記述 内容説明 標準
問四 記述 理由説明 標準
問五 記述 理由説明 標準
◆出典一覧
10『古今著聞集』(中世・説話)
11『十訓抄』(中世・説話)
12『俊頼髄脳』(中古・歌論)
13平仮名本『吾妻鏡』(近世・史書)
14『世間胸算用』(近世・浮世草子)
15『夜の寝覚』(中古・物語)
16『あきぎり』(中世・擬古物語)
17『源氏物語』(中古・物語)
18『太平記』(中世・軍記物語)
19『誹諧世説』(近世・俳諧)
20『春日権現験記』(中世・絵巻)
21『落窪物語』(中古・物語)
22『浜松中納言物語』(中古・物語)
★漢文
・記述・論述問題出題
・傍線部説明・現代語訳出題
・本文の長さは約190字(昨年度より減少)。設問数は文科で4問、理科で3問。
・ジャンルとしては、多岐に渡る出題となっている。
・出題パターンは「現代語訳」と「内容(理由)説明」の2パターン。
・中国の漢文のみならず、99、13年の朝鮮漢文、03年文科のイタリア人司祭(マテオ・リッチ)の漢文、21年の日本漢文など多彩な出典がある。
・漢詩の出題は04、11、16年と5~7年周期で出題されている。
◆22年設問分析と難易度
大問三
問一a 記述 傍線部の現代語訳 やや易
c 記述 傍線部の現代語訳 標準
d 記述 傍線部の現代語訳 標準
問二 記述 傍線部の現代語訳 標準
問三 記述 傍線部の内容説明 標準
問四 記述 傍線部の理由説明 標準
◆出典一覧
10『玉壺清話』(雑録)
11『放旅雁』(漢詩)
12『春秋左氏伝』(経書)
13『三国史伝』(史伝)
14『資治通鑑』(史伝)
15『閲微草堂筆記』(小説)
16『寓居定恵院之東、雑花満山、有海棠一株、土人不知貴也』(漢詩)
17『賢奕編』(説話)
18『新刻臨川王介甫先生文集』(論説)
19『明夷待訪録』(論説)
20『漢書』(史伝)
21『霞城講義』(論説)
22『呂氏春秋』(論説)