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5月20日ロシア防衛省理事会で防衛大臣ショイグ国防大臣のスピーチ翻訳

1.特別軍事作戦について

ルガンスク人民共和国の解放はもうすぐ完了する。ウクライナ軍はロシア軍の侵攻を妨げようとして市民を避難させず、人盾として使っている。

陸上で大敗を大敗を喫しているウクライナ政府は一時的な小さな成功を大きな成功としている

5月9日戦勝記念日の前夜、ウクライナ軍はスネークアイランドの制圧に乗り出したが完全なる失敗に終わった。この損失は今後大いに響くと考えられる。

アゾフスタル製鉄所の立てこもりは続いている。至上主義者はこれまでに1,908人が投降した。

ロシア軍は民間人の犠牲者を最小にすることに全力を挙げている。137万7千人の民間人が危険な紛争地帯やウクライナ全土からロシアへ避難した。

この作戦の最高司令官であるプーチン大統領のプロ意識、度胸、勇敢さに敬服する。

2.西側戦略について

西側の状況として、注目すべきはロシア国境付近の状況だ。ここ8年間でEU内でのアメリカの戦略爆撃機の飛行回数が15倍に増加した。バルト海には誘導ミサイルを搭載した戦艦が常にバルト海で活動している。

フィンランドとスウェーデンがNATO加入の申請をしたことについて、ロシア西部における緊張が高まっていると言える。適切に対応していく。

年内にロシア西部へ12の編隊を配備する。最新兵器と兵の増強を同時進行で行う。

3.航空宇宙軍と海軍に長距離・中距離ドローンを配備することについて

無人航空機(UAV)は作戦上広い範囲で使用が可能である。過去10年でその強度は7倍になり、年間飛行時間も23倍に増加した。2015年からはシリア上空で24時間見張りを続けている。

特別軍事作戦においてのUAVは、密集した市街地の中で敵を選別し攻撃することに使用され、民間人の被害を防止することに役立っている。UAVから得られた情報は現地兵士にリアルタイムで通知されるため、戦況が変化した際に柔軟に対応することができる。

陸軍と海軍は引き続き最新鋭のUAV機器を積極的に作戦に導入していく。

戦略的UAVは近々導入予定である。パイロットの命を守り、偵察や攻撃、メンテナンスの面で大幅なコスト低下につながると考えている。


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