ギリギリは面白い
今日は姉に誘われて、春風亭小朝プロデュース 新春寄席に行ってきた。
ライブならではの、そこまで言うか!言っていいのか!というギリギリの攻めな笑いに会場は大盛り上がり。手を叩いて大口開けて、涙まで流して笑ったのはいつぶりだろうか?
コンプライアンスって難しい。
世の中には一人も傷つかないなんてことはなくて、どんなに配慮を尽くした言葉を発しても、聞き手のバックグランドは聞き手の数だけ存在するわけで。笑える、笑えない線引きって結局は個人ですものね。
一方で、それを気にしすぎて巧みに面白く風刺する「話芸」がなくなるのはとても悲しい。そこには、本当のダメをわきまえ、磨かれた芸があっての面白さがやはり存在するのだと思う。
こういった芸がテレビなどで気軽に見れないのはちょっと寂しいけれど、寄席に来て大笑いするのは、それはそれで特別感があっていいのかもしれない。2024年は寄席通いを復活させてみよう!
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