「大きいサイズ」だと表現がダイレクトすぎるから「ゆったりサイズ」に変更した方がいいの?
「大きいサイズ」POPだと表現がダイレクトすぎるから「ゆったりサイズ」POPに変更した方がいいのか?
例えば三越は大きいサイズズバリです。
どの店も基本の表記はほとんど大きいサイズです。
ということは、大きいサイズの人はこちらが考えるほど抵抗がないと言えるでしょう。
慣れていると考えられます。
ゆったりは逆に紛らわしいと言えるかもしれません。
レギュラーサイズの人がそれを見たら、最近多い、少し大きめの作りと勘違いする人もいそうです。
また大きいサイズの人がそのポップを見たら、「私はゆったりサイズでは入らない」と商品を見る前に思う人もいるでしょう。
ゆったりは誤解を招く表現と考えられます。
その人の身になってみる発想が必要です。
そうすると、クローバーサイズやクイーンサイズではわかりづらいのではという話が出るかと思います。
そこで、当事者の身になって考えてみる、です。
何とかサイズとあったら、「普通サイズではない」という事だけを知らせる事がポップの役目。
ポップに必要以上求めてはいけません。
誤解を招く表現は避ける、です。
クローバーがわからなくても、サイズと書かれていれば、大きいサイズか小さいサイズのどちらかです。
少なくとも誤解される事はありません。
だから他はクローバーとかクイーン、またはダイレクトに大きいサイズとしているのでしょう。
ここでの学びとしては、一見、正しい指摘に見えますが、思慮が足りないです。
大きいサイズの人は、今までの経験があります。
大きめサイズとあってもそんなに大きくない体験も多くしているでしょうし、大きいサイズを失礼に感じる事はありません。
少なくとも自分の洋服が欲しい大きい方は、人に指摘されるのは嫌でも、自分で探したい人に対して販売しています。
第一、接客が嫌な大きい方は、通販で買うでしょう。
深く考えるクセをつけて、ポイントはその人になりきって考えてみる事、です。
誤解を招く表記は避ける、です。