レスベラトロールといえば赤ワイン?
もうすぐボージョレーヌーヴォーですね。
今年は11月18日木曜日です。
以前は、ワイン専門店でマコン・ヴィラージュを予約していましたが、結局そんなに味の違いがわからないのでここ2~3年はスーパーでワインの顔を見て選んでいます。
赤ワインといえば、ポリフェノールの1種、レスベラトロールを多く含むことから、フレンチパラドックスの要因なのではとも言われています。
さらに、『LIFE SPAN 老いなき世界』などでも取り上げられているように、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化することから抗老化にも役立つとなれば、(じゃあ飲むか)と飲む言い訳になってしまいます。
ただし、アルコールは身体に悪影響もありますから、ほどほどに(はい)。
そのレスベラトロールなのですが、ピノ・ノワールという品種の方が含有量が一番多いと思い込んでいました。深みのある色と華やかな香りだから間違いない、はずだったのですが、ひょんなことから調べてみたらあれ、あれれ…
ここで、何に多いのかをリストアップしてみました。
商品によって、またワインは産地や気候などの条件によって全然違いますので、おおよその値です。(出典:Wikipedia)
右側に中央値をデータバーで示しました。
ピノ・ノワールが全然いけてないぞ。
なんだかスペイン贔屓なデータだと感じるのは私だけでしょうか。
ということで、飲料のみですが、番付を作ってみるとこうなりました。
ピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュを代表するワインを作るブドウの品種で、ピノは松(松かさ)、ノワールは黒という意味のフランス語です。スペイン産ワインを飲んでフレンチパラドックスなんて、なんだか腑に落ちない。
ちなみにボージョレー地方のブドウはガメイという品種のものだそうで、レスベラトロールも豊富とされています。
要するになんでもいいということです笑(雑なまとめ)。
レスベラトロールのサプリメントは海外ではイタドリというタデ科の植物の抽出物で作られたものが多いそうです。安価で製造できるのですが、日本ではこのイタドリの根は虎杖根(コジョウコン)という生薬で医薬品に相当するため、根を使ったものは食品、サプリメントとして使用することができません。
日本では、サンタベリーというツツジ科の植物から抽出したトランスレスベラトロールがサプリメントとして使われているようです。
健康のため、レスベラトロールのため、であればアルコールとして飲むよりサプリメントのほうがいいのかもしれません。