ヴァイキング時代(793年頃~1066年頃)のスカンディナヴィアでの典型的な家屋には下記の3つがあります。
10世紀のスカンディナヴィアでは上記の図7.8 Cが主流となっていたようです(アングロ・サクソン地域では6世紀初めから標準型)。Bは納屋、作業場など。
リンホルム・ホイエはヴァイキング時代の墓地遺跡(船型墳墓の集合地)です。
柱に施された細やかな彫刻が見事な広間は、王または侯(ヤール)の館にあったものでしょうか。
ヴァイキング時代を舞台にした海外ドラマ『VIKINGS』シリーズ、『ラスト・キングダム』などのセットにも再現された広間やプライベートな部屋がよく出てきます。
私は登場人物の衣装や装身具などとともに、生活空間のセッティングも歴史・時代ものドラマや映画を観る際の愉しみの一つにしています。