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文学フリマ大阪12、ありがとうございました!
2024年9月8日(日)に大阪・天満橋の「OMMビル」にて開催された文学フリマ大阪12 に出店しました。
事務局の発表によると、今回の来場者数は4,899名 (うち出店者1141名)で、文学フリマ大阪では昨年を上回り過去最高となったそうです。
マイナージャンル(世界史、それも中世前期の北欧&英国)のうちのサークルに立ち寄ってくださった方、どうもありがとうございました。
作品をお買い上げくださった方は勿論、遊びに来てくれた方やいつも挨拶に伺ったり来ていただいたりする作家仲間の皆さんにもお礼を申し上げます! 差し入れも嬉しかったです♪
今年は12時開場になったので、昨年まで(11時開場)とはお客様の流れが異なりました(うちのサークルの場合)。
昨年までは11時台の売上が多かったのですが、今年は13時台がダントツで多かったですね。
やはりお昼時は少なめで、その前後の時間帯が立ち寄っていただきやすいのかも。
12時台 3名 4冊
13時台 8名 16冊(+アクセサリー1点)
14時台 4名 5冊
15時台 3名 4冊 という内訳です。
このところ残暑バテのせいか体調不良気味で、16時に撤収することを決めていたので、4時間の出店でした。
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新刊『オーラヴ王頌歌 厄介詩人ハルフレズのスカルド詩』のお迎え数がやはり最も多く、同じくスカルド詩人の小冊子『ノルウェーとアイスランドのスカルド詩人たち』とセットでご購入くださった方も多かったです。
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既刊の小説本も、満遍なくお買い上げいただきました。
私のヴァイキング小説の原点となった『海王の船団』は、毎回コンスタントに売れていて嬉しい限りです。
今回の特徴としては、購入くださった方の70%が新規のお客様だったこと。
リピートの読者さまは勿論、新しい読者に出会えたことも大変嬉しく思っています。
目立ったのは、「見本誌コーナーでちらっと読んで面白そうだったから」とブースに来てくださった方や、X(旧Twitter)で感想を書いてくれたフォロワーさんの投稿を見て興味を持ってくださった方など。
やはり、宣伝や他薦も大事だな、と感じました。
あと、10世紀初頭のイングランドが舞台の『The DANELAW』に関心を寄せてくださった方もちらほらいらっしゃいました。
サクソン人とヴァイキングが戦いを繰り返しながら共存していた、アルフレッド大王の子供たちの時代――ということで購入を決めてくれた方も。
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歴史のなかでも、とりわけ世界史・西洋史はマイナーですが、ピンポイントで刺さる方に情報をお届けするのが必要だと思います。
それには(あくまで私の場合ですが) SNS での発信が最も効果がありました。特に X。
「ほかに10~12世紀頃の作品を書かれている方をご存知ないですか?」と質問があった時、「東京だったらいらっしゃるんですけどね……」と答えつつ、関西でも同志が増えることを願わずにはいられませんでした。
それとも、関東でイベント出店されている歴史創作のサークルさんの御本を委託で販売させていただくのもいいかも?
ちょっと色々考えてみます。
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ペースはゆっくりになりそうですが、大切に読ませていただきますね。差し入れも沢山ありがとうございました!
いつものことながら1人出店で離席のタイミングが難しく、伺えなかったサークルも幾つかありました。次回こそは効率よく廻れるようにしたいです。
年々、出店者も来場者も増え続けている文学フリマ。
イベントが大きくなると盛り上がる反面、様々な弊害も出てくるかと思います。
会場の手配や開催までの準備の手間など、スタッフの方々にはいつも頭が下がる思いですが、今後は出店者のほうも色々対処していかなければならないこともありそうです。これからも、参加者(売り手&買い手)が気持ちよく楽しめるイベントであってほしいし、そうあるように努めていきたいですね。
余談ですが、会場のOMMビルは京阪電車「天満橋駅」、地下鉄(大阪メトロ)谷町線「天満橋駅」から直通で行けます。徒歩1~3分!
京都方面からは京阪電車を使うことになりますが、今年は奮発して京阪特急のプレミアムカーを予約してみました。
全席指定、空調や換気も程よく、アテンダントの乗務員がいて、至れり尽くせり。とても快適でしたよ。
どの区間を利用しても普通運賃+500円(片道)なので、京都~大阪間ならお得感あってオススメです!
なお、新刊『オーラヴ王頌歌 厄介詩人ハルフレズのスカルド詩』の通販は今週末くらいに始めたいと思います。ヴァイキングマーケットでの委託販売も同時期に開始予定です。
次回は2025年1月開催の 文学フリマ京都9 に出店予定です。
小説の新刊を出せるよう頑張ります!