JAM
胸が切ない色々
僕なりのミニマリズムについての考えをまとめています!
形を問わず、フィクションをあつめています。
お片付けや掃除のアイデアをまとめています!
泣きながらゴミをゴミ袋にわしゃわしゃと突っ込んでいる。悲しい涙じゃない。僕の情緒がおかしいのはいつものことだ。 ◇◇◇ 前にあつしさんという方のVlogが好きでよく見ている話をした。 この人の生活が好きだ。そして動画作りも好き。 あつしさんは「騒音のない世界」という方の音楽が好きらしく、動画にBGMとしてよく使用しているのを目にする。僕も好きだ。 BGMが終わるタイミングに合わせて動画が終わるように調整しているらしく、そのこだわりを知った時は正直驚いた。というのは、
昔、近所にタコの形をした遊具があった。足をかたどった数本の登り口があり、ひとつは滑り台になっている。調べたら割とどこにでもある遊具らしい。おそらくあるあるだと思うが、それを有する公園は近所では「タコ公園」と呼ばれていた。 タコの内側、つまり脳みその部分は空洞になっており、少し秘密基地のようなスペースになっていた。そして外側、頭のてっぺんは見晴らし台のようなものがあった。かつて幼少期の僕はここから見た景色をどう感じたのだろう。 タコ公園にはタコ以外の遊具もあり、こぢんまりと
あとのことを考えずに仕事を辞めた。ずっと辞めてやりたかった。写真を撮ってお金がもらえるのは幸せなことだったけれど、心のどこかでずっとつらいと思っていた。 仕事は楽な方だったと思う。閉鎖空間で少人数でおこなっていたから。しかし、少人数でやっていると色々しんどいこともある。 自分の「つかえなさ」が露呈していくのが辛かった。自分がいわゆる使えない人間であると分かっていて、それに抗って努力しても、結果として僕は使えない人間のままだった。 よく仕事が合っていないとか、環境を変える
うんざりですよね? スマホに当たり前のように高画質なカメラが搭載されている現在、「スマホで十分」と思う方がおそらく大半を占めるなか、カメラで写真を撮ってみたい!と思う方も少なからずおられると思うのです。 僕も今でこそ写真撮影を仕事にしていますが、趣味写真のスタートはスマホからでした。でも、一眼カメラならもっと綺麗な写真が撮れるかもしれない。そんな幻想を抱き、2020年に今のカメラを買いました。 そこで直面するのがカメラの専門用語の多さの壁だと思います。F値?シャッタース
即興でラップをすることに憧れていた時があって、どうすれば上手くなるかばかり考えていた。 しかし即興のラップ、つまりフリースタイルが上手いラッパーたちは口を揃えて「上手いだけじゃダメ」と言った。ラップは練習すれば誰でも技術はつくから、もっと人生の経験を積んで人間としての深みを増したほうがリリックに味が出ると。 僕は「そんなのいいから簡単に上手くなりたい!」と思った。でもラップの才能は僕にはなかった。やっぱり上手い人はかっこいいとその時の僕は思っていた。 ◇◇◇ 「上手い
こんにちは、はじめまして。JAMと申します。 僕は2020年の夏にミラーレス一眼を買い、2021年の春から本格的にカメラで写真を撮ることに向き合い始めました。そして2023年からはお仕事として写真を撮ることも始めました。現状こっちに関しては胸を張れることではないので、また別記事で詳しく書こうと思います。 細かい話ですが、タイトルの「一眼カメラ」という単語についてです。「一眼レフ」という言葉は聞いたことがあると思います。しかし今はミラーレス一眼が主流です。一眼レフの中にある
時給ではあるけれど、カメラマンになってもうすぐ1年になる。 ずっとどこかで思っていた。写真を仕事にしてみたい。どんな形でもいい。2023年の5月、勢いのまま僕はカメラマンの求人に応募した。 やってみればなんとかなるもので、仕事として写真を撮ったことのない僕が、カメラマン歴約15年の方と一緒に仕事をさせてもらっている。同じところから派遣されているので、立場としては形式上僕と同じだけれど、キャリアには明確な差がある。僕の師匠と言っていいかもしれない。 仮に、その方を道田さん
こんにちは、はじめまして。jamと申します。 2020年にオリンパスの小さなカメラを買い、2021年から本格的に趣味での撮影をはじめ、そして2023年からは雇われカメラマンとして商品撮影のお仕事をしています。白ホリとストロボを使った撮影は初めてで、水平のとり方や光の当て方など、基礎の基礎の部分から学ばせていただきました。 文章を書くのが好きで、2020〜2021年の丸2年間、ほぼ毎日noteを投稿していました。とはいえ内容は日記のようなもので、それどころか日によっては日記
「シンプルイズベスト」を免罪符にして、特にこだわりのない服を着ていた。 でも、そんな自分がきっと後ろめたかったんだ。 それに気がついてしまった。 ◇◇◇ 後ろめたいと書くと語弊があるかもしれない。ファッションに興味がないのは罪ではない。それを悪いことのように言うと、過去の自分を否定することになってしまう。 少し太いシルエットのズボンと、さらさらとしたオーバーサイズのシャツを買って着るようになった。1、2年後にはこの太めの流行りも廃れてしまうのかなとも思いつつ、僕は約
3年続けてきたこのnoteのひとつのテーマは「ファッションに興味がない」だったと思う。 そう言い続けてきた。そしてそういうキャラでいることで、ダサい自分に予防線を張っていた。しかし僕は自分を心の底からダサいとは考えていなかった。「ダサくなりようがない無難なファッション」を選んでいたつもりだったからだ。 薄々、というか。この「無難」はいったいいつの時代の無難だろう?という事実に僕は気がつき始めていた。 ◇◇◇ 僕のファッションは、無地のネルシャツに黒のスキニーパンツであ
2021年はnoteを毎日欠かさず更新していた。毎日更新が途絶えたのはいつだったか…きっと、「僕は写真でやっていきたい」と決めた時からだと思う。 でも、写真は本当に文章の代替になったのかというと、それは怪しい。僕は写真で自己を表現したいとかそんなことは考えていなく、ただ綺麗に撮れたやつをみんなに見せたいという気持ちだけでSNSに投稿しているからだ。 じゃあなんで文章を書かなくなってしまったのか…。 思うに、僕は自分で自分の文章を心の底から好きと言えなかったのだ。口では「
「あー面白かった!かーえろ!」 エンドロールが終わった時、前の方の席で見ていた小さな男の子が大きな声で言った。劇場内は爆笑に包まれ、なぜか拍手が起こった。 この時の男の子の感想は、まさにみんなの気持ちを代弁していたと言えるかもしれない。 映画サンドランドは見終わった後に「あー面白かった!」そう言うしかない、清々しいエンタメの暴力だった。 ◇◇◇ 僕は鳥山明のファンだ。世界中にもっとマニアがいるとは思うので、ファンというだけにとどめておく。生まれて初めて読んだ漫画が「
27年間生きてきて、今まで大して困ってもいなかったのに、自分にある力が備わっていないことに気づき、危機に直面した。 手先が信じられないくらい不器用なのだ。 具体的には、包装紙のセロテープを紙を破くことなく剥がすのがとても苦手だ。待てよ、ならシール剥がしも苦手か?と考えたが、シールに関しては爪で広範囲に少しずつ剥がしていくことで粘着面との剥離を強引に防ぐことができる。そういう力技ではなんともならない「テープ剥がし」がどうも苦手なようなのだ。 たまに誕生日などにプレゼントを
僕は陸上競技が好きです。 「運動音痴だけど運動部に入りたいな」 陸上部に入る動機はそれだけでした。チームスポーツで得意なことを活かして、仲間と勝利する嬉しさは僕にも何となく分かります。でも僕はきっとそこの輪には入れなさそうな気がした。 だから、誰にも迷惑をかけることなく、コツコツと記録を伸ばしていく陸上競技を選びました。 ◇◇◇ 中2に上がると何故か僕は円盤と砲丸を投げていました。 体は小さくて、ガリガリ、非力、雑魚メンタル。それでも、幸せなことに僕の中学には円盤
父親とのいい思い出を思い出して実家に帰りたくなったので、今日帰った。そして今日は泊まって明日帰ろうと思う。 父親の話は下の記事に。 父親は現在、無職だ。運悪く体を壊して退職して、体が治った今も復帰ができないでいる。それは体力が落ちたのもそうだろうし、1番は自信を失ってしまったのが大きいんだろうと僕は勝手に考えている。 さっき、リビングで母親と父親と話した。たわいもない会話だ。父親が「iPhoneのバッテリーの減りが早いので交換したい」と言ったことをきっかけに、iPhon
あたらしい職場で、 「JAMくんは今どき珍しいくらいに純粋で素直な子やね」 と言われた。そもそも、もう「子」って年齢でもないし、これは皮肉の類かもしれない。もう少し臨機応変にだとか言葉の裏を取れと言われたようにも感じてしまう。 そして僕のろくでもない本当の性格を知られるのも怖くなってしまった。本当は純粋なんてことなくて、鬱蒼としたものを常に抱えていて、利己的で、自分勝手で…。いや、自分勝手はある意味「素直」側の性格か。 まあそんな感じで、皮肉とも買い被りとも取れること