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6月に観た新作映画
令和6年6月に観た新作映画は 9(+3)本。
フェイバリットTOP3は…
🥇:悪は存在しない
🥈:バッドボーイズ RIDE OR DIE
🥉:Ultraman Rising
4:セーヌ川の水面の下で
5:ドライブアウェイ・ドールズ
6:アンフロステッド
7:フュリオサ
8:蛇の道
9:トリガー・ウォーニング
旧作は1本観覧して『オペラ座の怪人』が最高でした。
『ブルーエンジェルズ』はドキュメンタリー映画なので、別枠扱いにしたいと思います。
ドラマでは『推定無罪』を視聴開始してます。あとは旧シーズンですけど『THE BOYS』ですね。7月12日のシーズン4フィナーレまでに完走できるか?(笑)
以下、観賞後のツイートを引用しながら、一言添えていきます。(*ブラウザのリーダー機能によってはツイートが表示されない場合があります)
▼フュリオサ
『フュリオサ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 1, 2024
期待を裏切らぬ良作…ただし神作とは言えぬ。撮影技術が向上してるので個々のアクションの質はシリーズ最高。だが登場人物がやや多すぎる上に、ある理由で主人公が喋れないため物語の勢いが落ちて、アクセルとブレーキを同時に踏むような歯痒さを感じた。マッドマックスとしては平凡。 pic.twitter.com/DISaAti7EE
アクションは良かったですよ。そういう意味では期待通り。
でもストーリーは駄作でしたね。MMFRの重要な前日譚としてイモータンとの因縁がどう作られたのかを描く物語かと期待してましたが、毒にも薬にもならない存在感ゼロの物語でした。母のエピソードだけは重要でしたけど、子供時代から明確にディメンタスを恨む描写を入れなかったので目的がぼやけてしまいましたね。
あと乳首へのこだわりが強すぎでした。(苦笑)
▼セーヌ川の水面の下に
『セーヌ川の水面の下に』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 9, 2024
ただのサメ映画だろうと侮るなかれ。予想できそうで予想できない物語には最高の結末が待っている。やたら女の強さや、環境保護団体や、同性愛をプッシュするのでそっち系の作品ですかと一瞬ウンザリしたが、後でそれらを容赦なくぶった斬るのでかなり爽快感がある。 pic.twitter.com/szzPooS4C7
最初の耳から血が出るシーンが一番グロかったです。(苦笑)
▼推定無罪
『推定無罪』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 26, 2024
ある女性検察官が殺害された。彼女とタッグを組んでいた検察官ラスティは捜査開始するが、実は彼は一つ重大な秘密を抱えていた…
主演がジェイクジレンホールというだけで、一癖も二癖も文脈が生まれてしまうから、そりゃ面白くなるし…正直ズルいよねって感じ(笑)AppleTV+ pic.twitter.com/b8mHIUdGYk
続きが楽しみです。
▼アンフロステッド
『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 12, 2024
超有名番組『となりのサインフェルド』のジェリー・サインフェルドが監督脚本主演を務めた歴史コメディ映画。1960年代のケロッグ社とポスト社の朝食スナックの覇権をかけた戦いの史実をもとに大胆にコメディアレンジした異色作。古臭さが逆に新しい。 pic.twitter.com/4bcEnYMsNO
ビジュアル面での作り上がりがなんとなくバービー(2023)と似てるかも。よく考えるとバービーも古き良きアメリカの雰囲気を目指してるところがあるから、プロダクションデザインが似てくるのは当然か。
▼蛇の道
『蛇の道』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 19, 2024
黒沢清監督による仏国版セルフリメイク。面白かったけど、正直私にはあまり響かなかった。物語は日本版とほぼ同じなので狂ってて十分面白いのだが、演技が平均的で物足りなく感じた。画面構成なども一回観ただけではこだわりが解らず、私が黒沢清に期待する狂気をあまり感じ取れなかった。 pic.twitter.com/4z5VEUwtBQ
数年前に『CURE』を観て衝撃を受けて、今回のために『蛇の道(1998)』とクリーピー偽りの隣人』を予習したんだけど、それらに比べても薄味で微妙な内容でした。まあ哀川翔と香川照之と比べるのは可哀想か。もしくはパリの空気感があまり解らなかったのが私の敗因かもしれません。
▼●オペラ座の怪人
『オペラ座の怪人』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 22, 2024
2004年公開。20周年記念上映。4Kリマスター。
素晴らしかった。舞台でも自宅でもなく映画館だからこそ味わえる快感あり。若きジェラルドバトラーとパトリックウィルソンの美貌と美声よ。DC映画やザックスナイダーを好きな人には割とマジで映画館での鑑賞をオススメしたい。 pic.twitter.com/fCMrVLabAC
ものすごく面白かったです。詳しくはこちら。
▼ウルトラマン:ライジング
『ウルトラマン:ライジング』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 27, 2024
ひょんなことから怪獣の赤ちゃんを育てることになったウルトラマンが育児と仕事の両立に苦心するハートフルアニメ。舞台も登場人物も全てヘンテコ日本なんだけど、読売巨人軍を筆頭に日本企業や松井秀喜が実名で登場してて楽しい。ILMが制作しておりアニメの技術が高い。 pic.twitter.com/a7B5iDoLrj
普通に面白かったですよ。詳しくはこちら。
▼バッドボーイズ:RIDE OR DIE
『バッドボーイズ:RIDE OR DIE』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 26, 2024
シンプルに《楽しさ》に重点を置くなら今年ベスト級。マーティンローレンスの出番多めで第1作回帰の雰囲気あり。過去作を観ておくとより多く感情移入できるけど、観てなくても十分面白いと思うし、気になったら後からチェックでも良いと思う。ドルビーシネマで観覧。 pic.twitter.com/QZlYUg7pDL
ものすごく面白かったです。詳しくはこちら。
▼悪は存在しない
『悪は存在しない』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 28, 2024
すごいぞなんだこれ!皆がコロナで大なり小なり心を病んでいたあの頃。東京から様々な思惑で田舎への移住を決める人達。のどかな自然の中で長回しを多用した編集が心地良い。芸能界に敵を作りそうな攻めた脚本が素晴らしい。そして第三幕で起きる謎の描写。濱口竜介すごいわ。 pic.twitter.com/wzWDUtuPG3
ものすごく面白かったです。詳しくはこちら。
▼ドライブアウェイ・ドールズ
『ドライブアウェイ・ドールズ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 28, 2024
監督の名前だけで観たら、予想より下品でエロくて豪華キャストだった。お洒落ポスターに釣られてデートで観たら後悔する映画今年度No.1候補。定番のロードムービーから、少しだけパラダイムシフトした脚本が面白い。シャイニングやセブンからの引用もあって笑ったー。 pic.twitter.com/FNJVx2YNuN
なんというか「プラスチックやシリコンなら見せても大丈夫」という感覚が自分にはあまりわかりません。(笑)
▼トリガー・ウォーニング
『トリガー・ウォーニング』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 30, 2024
Netflixが定期的に作る《強い女が戦う映画》の新作。主演は20年前にラジー賞の常連だったアラフォー世代の思い出のアイドル女優ことジェシカ・アルバ。設定や脚本に雑な部分はあるが、それが逆に90年代アクション映画のような雰囲気につながり化学反応を起こしている。 pic.twitter.com/hb5en0OPJj
ナイフで戦うのに、動きが40オーバーの中年女性だと、いくら見た目がカッコかわいいくても厳しいかも…(苦笑)
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▼ブルーエンジェルズ
『ブルーエンジェルズ』
— まいるず James Miles ⚒️ (@james_miles_jp) June 30, 2024
IMAXドキュメンタリーの新作。ニッチだから日本語対応DCPが無いのに、なんとgdcs池袋のIMAXレーザーGTでまさかの字幕なし上映。1.43アスペクトの壮絶な迫力映像をたっぷり愉しめた。
今知ったけどアマプラにもあってAI生成っぽい日本語字幕付きだから併せて観ると良いかもね。 pic.twitter.com/t6cbX0flG0
最高の体験になりました。詳しくはこちら。
▼さ〜て、来月の映画館は?
5月公開作品で気になるのは…
あんのこと(6月からのキャリーオーバー)
チャレンジャーズ(6月からのキャリーオーバー)
朽ちないサクラ(6月からのキャリーオーバー)
ザ・ウォッチャーズ(6月からのキャリーオーバー)
ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(7/3)
フェラーリ(7/5)
ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ(7/5)
ブリーディング・ラブ はじまりの旅(7/5)
シャイン(7/5:午前十時の映画祭)
メイ・ディセンバー ゆれる真実(7/12)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(7/19)
カミノフデ 怪獣たちのいる島(7/26)
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皆さんの上半期ベストをざっと眺めて、見逃したけど今からでも劇場に行こうかなと思い直したのは『あんのこと』と『チャレンジャーズ』かな。
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来月(以降)も楽しみです。
(了)
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