【タブー?】毎度お騒がせパティ・ジェンキンス監督からジョス・ウェドン監督と同じ臭いがする件
あまり見たことがない言説なのですが、私はパティ・ジェンキンス監督とジョス・ウェドン監督に似たような臭いを感じます。本稿では両者の過去の言動を紹介しながら、私がそう考えるに至った根拠を書きます。
▼ジョスウェドンってどんな人:
最初に前提知識として比較対象のウェドンを整理します。
ジョス・ウェドン監督については、超簡単にまとめると「MCUをクビになった頃に迷走していたDCに拾われて、ヒットメイカー気取りで調子に乗って撮影現場でセクハラ・パワハラを働きつつスナイダーの世界を破壊し尽くして、ばけの皮が剥がれて表舞台から消えた人」です。
(現時点でウェドンの最新作は2021年4月にワーナーがHBO Maxで配信したThe Neversですが、2020年に告発される前に交わした契約に基づいたものだと思われます。なおこれに先立って2018年2月には当初ウェドンが監督として企画されていたバットガールの映画(公開時期未定)から降板していたので、ワーナーとしてもウェドンにこれ以上DCに関わってほしくなかったのだと推察できます。)
ええと。テメエはスナイダーが作ったストーリーを滅茶苦茶にぶっ壊した分際で「僕にはストーリーがない」だのとよく言えたもんだな!笑えないを通り越して、かるく殺意が湧くコメントでした🤬
しかも彼は自身が空っぽだったことに気づけなかったのを周りのせいにしています。ジョスティスリーグで大ゴケして責任を追求されていた彼としては、なんとか「バットガールは自分から降りたような雰囲気」を出したくて必死だったのでしょう。笑。
しかし発言に「セクシー」を追求するあたり、どこかのポンコツ元環境大臣を彷彿とさせます。笑。原文を見てもらえば分かりますけど、これは私の意訳じゃなくて、本当にウェドンがsexier(sexyの比較級)って言ってますからね。
そんなセクシー志向の高いウェドンはセクハラ・パワハラで訴えられています。笑。
私も何本かnoteに記事を書きましたが、なぜアベンジャーズでは問題なかったのにジャスティスリーグで失敗したのか、という視点は他ではあまり見かけなくて(アベンジャーズの監督のことを悪く言うと文句を言われるたら面倒なので)、真実を指摘できている数少ない記事だと思いますので宜しければ一度ご覧ください。
いまだに彼を支持している人達には、ぜひ一度読んでもらいたいですし、それでも支持を続けるなら、どうして彼にはMCUから新しい仕事のオファーが来ないんですか?と聞きたいですね。
ここに貼ったGIFのジョークの解説はこちらです。日本語字幕からは想像できないくらい酷いですから心して読んでください。笑
さて、ウェドンを語る上で重要なポイントは
ということです。
この特徴を併せ持つ監督が現在のDCEUにいます。それがパティ・ジェンキンスです。
▼パティ・ジェンキンスってどんな人:
さていよいよジェンキンス女史のパーソナルに迫っていきます。
●出世作は強い女性を描いた作品:
この作品でジェンキンスは有名監督の仲間入りを果たし「強い女性を描く」ことに定評を得ました。(ただし実態はシャーリーズ・セロンの功績だったと言われかねない状況になりつつありますが)
●アメコミ映画の戦績は1勝2敗:
ジェンキンスが大作アメコミ映画に最初に関わったのはMCUでした。しかし2011年に『マイティ・ソー:ダークワールド』の制作に参加していたジェンキンスは創造性の違いを理由にMCUを離れました。インタビューでは『ロミオとジュリエット』のように描きたかったがファイギからOKが出なかったという主旨の発言を残しています。
そして彼女は、その数年後にDC作品『ワンダーウーマン』(2017年公開)を監督しました。これはビッグバジェット映画では初の女性監督ヒーロー作品として大きく取り上げられ、優れた興行成績を残し、また批評的にも大絶賛されました。
しかし、2020年公開の続編『ワンダーウーマン1984』は賛否両論の結果になりました。興行成績は世界の状況が2017年とは変わりすぎていたのであまり比較しても意味が無いでしょうが、映画批評サイト大手のロッテントマトでは批評家スコアと一般客スコアが共に大幅に下がりました。
また一般客は得点以上に投票数が10万から2500まで大幅に減っていることの方が問題かもしれません。キャプテンマーベルでの誹謗中傷事件を契機に映画館チケットを利用した認証性を導入したロッテントマトですが、それにしても2021年の作品でもブラックウィドウは1万、スナイダーカットは2.5万票が集まっているので、WW84は減りすぎです。
この得票数から想像できるのは、巷で言われているほどスナイダー支持者は組織的にマイナス票を入れている訳ではなく、そして一般の消費者はあまり面白いと感じなかったら投票さえもしてくれず、映画会社が言う「DCを支える良心的なファン」でさえもマイナス票を入れるのは忍びないからノーコメント(無投票)を貫く、または彼らの心でさえもDCから離れつつある、ということです。
題名に1984と冠しているだけあって作品の内容が80年代のアメリカを舞台としているのですが、当時のお気楽で能天気なムードが演出や脚本にふんだんに取り入れられており、これがスナイダー作品との親和性を下げたことが一部で不評を後押しする原因になっています。別世界の独立した作品として見れば作家性の違いはそこまで気にならないとは思いますが、地続きの作品として見ると違和感まあ拭えないでしょう。
という訳でジェンキンスのアメコミ映画は今の所、1勝2敗だと言えます。
●WW84って実際どうなのよ?:
スナイダーヴァースからの乖離ばかりが槍玉に上がりがちですが、WW1984はアクションシーンがショボいというヒーロー映画としては重大な弱点があります。砂漠で子供を救うシーンがびっくりするくらいチープだったり、最後のチーターとの決闘が特に盛り上がる部分もなくヌルいまま終わったり、ダイアナの演説だけで世界中の人々がもれなくあっさり願いを放棄するという楽観的すぎる結末だったり、滅茶苦茶になった世界が何の後腐れもなく都合よく元に戻ったり。リアリティやクオリティが高いとは言えない演出のオンパレードなのです。
このシーンは明らかに別人のスタントマンが人形を抱えて転がっているだけということで結構叩かれました。ある意味では非常に80年代ハリウッド作品っぽいアクションなのですが。まあでも1999年の『マトリックス』の後にドヤ顔で持って観客にお届けするようなものではないでしょう。
クライマックスの演説シーンに関しては、例えば30年近く前のギャグ漫画である『ドラゴンボール』でさえ孫悟空が地球の全員に呼びかけても「誰だコイツ」と拒否されたのを有名人であるミスターサタンが声をかけることで人類が協力するという描写があるくらいにはリアリティに配慮してます。WW84がどれだけガバガバに作られているのか分かるでしょう。
DC映画に批判的な声が上がると何かと悪者にされがちなスナイダー支持者ですが、このように普通に視聴してても議論を呼びそうなシーンの連続なのです。もしかしたら作品への批判を見えにくくするために、ワーナー側が「スナイダーカルトの悪質な嫌がらせだ」といつもの印象操作をしているんじゃないか、とすら思えてきます。笑
(なお私がスナイダー支持者なのは自他ともに認めるところだと思いますが、WW84の全てが悪いとは私も思っておらず、ダイアナがスティーブと別れて走り出す場面とか、初めて空を飛ぶ場面とか、ドラマ部分でのいかにも80年代風な台詞回しやカメラやセットの使い方とか、80年代回帰がバッチリ合っててグッドなシーンもあると思っています。)
●ジェンキンスの発言炎上事件:
さて、もう少しジェンキンスの人格(パーソナリティ)を理解するために、彼女の発言を掘り下げて見ていきたいと思います。
WW84の賛否両論が巻き起こっていた議論の炎上を加速させたのは2021年1月のジェンキンス監督ご本人の発言でした。ジェンキンスは、1作目では自身が女性監督であるというだけで起用されて自身の意見やクリエイティビティはほとんど発揮できなかったと不満を吐露したのですが、このとき制作面でサポートしてくれたスナイダーを拒絶しているとも取れる発言だったために、もともと作品の出来に不満を持っていたスナイダーヴァース支持者から盛大に反感を買うことになりました。
まあ自宅からZOOMで配信番組に出演していた時の発言なので、相手の「今回のワンダーウーマンは優しくて素敵です〜」みたいな発言を受けての返答だとは思うのですが。ちょっと口が滑りましたね。そもそもDCコミックスのワンダーウーマンは残酷なテイストの作品が結構あります。
そして彼女が非難している残酷な表現(人の手首を斬るようなゴア描写)はスナイダーの看板芸です。そもそも自分をDCEUに任命してくれた人ですよ。ジェンキンスは『ウォッチメン』を観たことないのでしょうか。一応これDCコミックスの映画化なのですが。笑
そして、暴力描写の否定よりも私が気になるのは、ジェンキンスの「女性はそんなもの見たくないわ(Women don't want to see that)」という非常に強いフレーズです。この「主語を大きくして決めつける構文」には昨今SNSを賑わす炎上系フェミニストと同じセンスを感じます。苦笑。
なお炎上が起きた一両日中にジェンキンスは火消しを図ってTwitterを更新したのですが、こちらもあまり適切なものではありませんでした。
彼女が述べている通り、実は彼女はDCEUでワンダーウーマンが製作されるずっと前の2007年からワンダーウーマンの映画化をめぐってワーナーと交渉していました。そして批判されているコメントについては、その時の扱いについて言及したものだ、という言い訳でした。
しかし、元の発言は「残酷描写への反対」というコンテクストだったので、これは苦しい言い逃れに見えます。しかも後半は「別のスタジオ」の批判になっており、結果的にマイティソーで関わったマーベルへの批判にもなってしまっています。こういう「議論のすり替えを使って結果的に問題を雪ダルマ式に大きくしていくスキル」もまたヤバイ系フェミニストの常套手段だったりします。笑
もう少しマトモなコメントが出せなかったものでしょうか。しかもこれ口頭じゃなくてTwitterだったんですよ。もう少し文章を推敲しましょうよ。
「スナイダーとは創作の方向性が違うことはお互い認識してリスペクトしている。WW84は80年代のヒーロー映画へのノスタルジーを表現した作品であり、スナイダーも賞賛してくれている。先の発言にスナイダーの作風を否定する意図はなかった。言葉足らずで誤解を招いて申し訳ない」みたいな発言だった方がまだ良かったのではないでしょうか。冷静に考えて、少なくとも当時の彼女は「自分の力でビッグバジェット映画の制作をスタジオから勝ち取った実績がない監督」だったのですから。
一見すると自分が折れているように見える穏やかな口調でありながら、実は全く謝罪になっていない弁明は、炎上系フェミニストから一時話題になった某ラーメン評論家までSNS問題児に共通する特徴です。
●ジェンキンスの発言炎上事件(再発):
さらに彼女は2021年9月に、またしてもスナイダー批判とも取られかねない発言をしました。もはや炎上商法を狙っているのでしょうか。笑
これは自身のワンダーウーマン1984が否定的な評価を多数受けたのはストリーミングと同時公開だったからだ、という責任転嫁とも取れる発言ですね。ストリーミング配信だけだったスナイダーカットが結果を出してるんですからますます見苦しいです。笑
なんでしょうね、この「女性の権利ために戦おうとして立ち上がった」と本人は強弁してるけど、決めつけや論理の破綻で、結果的に世の中の多くの女性に対して失礼なことを言ったり、逆に戦っている女性を苦しめることになってしまう、悪目立ちするタイプのフェミニストのような残念っぷり。
取材などでも何かあるたびにガル・ガドットと意気投合していることを強調する感じも、いかにも胡散臭い人や詐欺師に多い手口(人気者にあやかる)なので、最近は逆効果になっている印象すらあります。
かくしてマーベルで厄介者扱いされた監督がDCに移籍して煙たがられるという流れがウェドンと一致していることもあり、正直この人も痛いよなあと私は思っています。
▼ジェンキンスとウェドンの特徴を比較してみる:
先に挙げたウェドンの特徴を再掲します。
これらがジェンキンスに当てはまるのか見ていきましょう。
- MCUをクビになった
はい、これはその通りですよね。もともと『マイティ・ソー:ダークワールド』の制作に参加していたジェンキンスは2011年12月に「創造性の不一致(creative differences)」を理由にMCUを離れました。離れたと言えば聞こえは良いですが、端的に言えばケヴィン・ファイギがクビにしたというのが実情だと思います。(そう言わないのはディズニー側の優しさでしょう)
彼女の語るところによるとマイティソーの第2作では『ロミオとジュリエット』のような映画を作りたかったらしく、「ジェーンに密会するためにソーが地球を訪れ、そこでオーディンが気にもかけない地球の内部のダークエナジーに潜むマラキスを見つける」という構想だったようです。しかしながらMCU全体の戦略としてインフィニティストーンの重要度を上げるためにこの提案は却下されたという所でしょう。
- DCEUに拾われた
はい、これも当てはまります。2015年4月にジェンキンスはアラン・ハインバーグやザック・スナイダーが作成した脚本に沿って『ワンダーウーマン』を監督する形でDCEUに加わりました。
なおワンダーウーマンの制作は当初は『ブレイキング・バッド』のシーズン3(2010年)で高い評価を得ていたミシェル・マクラーレンを監督でプロジェクトが進んでいましたが彼女が「クリエイティブの相違」から辞退したので、ジェンキンスに回ってきたのはラッキーだったという一面もあります。
- ギャグセンスが古臭い
(80年代くらいの感覚で止まってる)
∟昭和のバラエティのようなセクシャルなジョークがお好き
∟シリアスな表現で場が持つ映像を作れないのか、すぐに茶化したがる
ジェンキンス監督作品はそんなに数が多くないので判断が難しい所ですが、その片鱗はあると思います。
WW84という「作品自体が80年代パロディのような映画」を題材にこれを論じるのは若干アンフェアかもしれませんが、2020年に公開して消費される以上はクリエイターは何らかのアップデートをかけるものなので、現代の基準で批評していきたいと思います。
WW84はダイアナとバーバラ(チーター)のダブル主人公の性格を持つ映画です。女性として完璧なダイアナと、彼女に憧れるバーバラ。はい、この時点でかなり危ないというか、諸刃の剣になっています。今やスーパーマンJr.もバイセクシャルをカミングアウトするまでに多様性を尊重するようになった社会で、仕事も恋も完璧にデキる前時代的な「パーフェクトウーマン」を出しつつ、それより「サエないダサい女」を出して笑い物にするというのは、昭和の時代から今も根強く残る「男目線の物差しでのジョーク」です。これを女性監督がやっているというのは無自覚なのか、皮肉のつもりで演出しているのか正直よく分かりませんが。
変化していくバーバラが軽快なコメディタッチで描かれます。男から見て綺麗になった途端にセクシャルな目線で見られる。すごいハイレグのレオタードを着る。男が女を侮蔑するときに使う物差しで、逆に男を圧倒しててスゲエだろって言ってる感じ?それってもう精神がオジサンになったオバサンですよね?笑。
WW84ではダイアナも実はかなり問題のある行動をしています。願いを叶える石の力を使って最愛の人(スティーブトレバー)の魂を呼び戻したダイアナでしたが、このとき魂が乗り移った男と70年ぶりにセックスします。おいおい、それは肉体の所有者という意味では全くの他人なのであって、しかも肉体の男は無意識ですから、これは「相手の承諾を得ないで性行為に及んだ」ということになりますよ。ちゃんと説明してもらおうか、ダイアナさんよ。まさか「アナタも楽しんだからいいでしょ」なんて言わないでしょうね。それってレイプ被害者に対して一番言ったらいけない言葉ですからね。
さらに、WW84には明らかにジョスウェドンを意識した男性を映画の中でこてんぱんに倒すシーンが出てきます。フェミニズムというのは本来不平等なものを平等まで持ってくるという考え方で、立場を逆転させることではありません。立場が逆になっただけで同じことをしているのです。それは鏡写しでしかありません。
- 出演者と撮影クルーにパワハラをした
このポイントだけは明確なソースは見つけられませんでした。なので私の個人の感想です。
これは私がWW84のメイキング映像を見て感じた(だけ)なのですが、WW84の撮影風景での彼女の態度がいかにもパワハラ上司な感じに見えるんですよねー。ブルーレイなどの特典映像でも確認できるので手元にあれば見てみてください。男ばかりの現場で女性だからといってナメられないように必死なのかもしれませんし、よく言えばパワフルってことなんですけど。ハラスメントの定義として「ハラスメントは受けた相手が嫌悪感を覚えればその時点でハラスメント」という決まり文句を振りかざすとコレは、、、という感じです。苦笑
ジェンキンスとガドットの間に強い信頼関係があるのはよく見て取れるのですが、他の関係者との繋がりがあまりよく見えないんですよね。その2人で大概のことは決めてしまって、周りはただ従ってるだけじゃないか、そこに現場のことを何も知らないジェフ・ジョンズがインタビューだけ出てきて得意満面に喋ってる、みたいな構図に見えます。うーん、スナイダー支持者の私からすれば地獄ですね。苦笑
加えてメイキング映像の中身も気になります。男女を問わず、中年以上になると太ったり発言が横柄になったりと誰でも気を配らなきゃいけなくなると思うのですが、ちょっと言葉が悪いのですが、彼女の場合はそれがあまり出来てないというか。
想像してほしいのですが、身近な人であればどこの誰でも良いのですが、顔も体型も普通のオバサンが服に無頓着でTシャツ1枚で建設現場のような場所で強気な態度で振る舞ってた(声だけは大きい)と思ったら、別の日はそんなオバサンがハリウッド女優か美容に莫大な金額を投じているセレブリティでないと着こなせないような胸や肩が大きく開いたセクシーなドレスや肩にフリフリがついてるファンシーなドレスを着飾って(残念ながら可愛いと本心からは言い難いけどそこはコチラも大人なので「素敵ですね」とは言っておこうレベル)ドヤ顔でご自身の自慢話を雄弁に語っていたら、どう感じますか?ということです。
本当にすごい才能の持ち主で、作品で実績があって、誰もが敬服してしまうようなビッグアーティスト(キューブリックとかピカソとか)なら、少しくらい言動がイタくても個性とか愛嬌で片付けられてしまうものですが、残念ながらジェンキンス氏はまだそこまで行ってないんですよね。
私はあくまで世間に公表された僅かな動画などしか判断材料がなく、態度も服装も現場にいあわせたキャストやクルーの関係性があってのことなので、憶測以上には何も言うことはできませんが、まあそういう意見もあるのか、くらいで済ませていただけると幸いです。
そんな感じでぴったり当てはまって見える、ということでした。
かくして、実際に出来上がったWW1984はドラマ部分だけでなくアクションシーンでも洗練が足りないチープな作りなものが多く(この作品自体が「80年代のガバガバだった時代のハリウッド映画への回帰」を目指していたようなので、なんとも評価が難しいですが)、残念ですが「実力ではなく話題作り重視で選抜された」という側面は一定以上真実であり、だからこそパティ・ジェンキンスはウェドン監督と似ていると言えるでしょう。
▼今後の展望が残念な件:
今後のワンダーウーマン映画には懸念しかありません。この記事がよく表しています。
実力がない小物が権力を得るためにすることってわかりますか?それは実力がある者と仲良く見せることです。虎の威を借る狐ですね。よく学校で可愛くないブスが美人で可愛い子とやたら一緒に居ようとするのと似ています。パティ・ジェンキンスはまさにそれを実行しています。
あ、ここでも主語を「私たち3人は揃って」としていたのに気づきましたか。痛すぎますね。
しかも、ジェンキンス氏は最近あの糞ヘビ野郎ことジェフ・ジョンズと馬が合うらしく、なんだか楽しそうにしています。ジョンズと仲良くすることが何故ダメなのかご存知ない方は別記事『スナイダーをDCEUから降ろしたプロデューサー』にまとめたのでそちらを読んでください。
はあ、正直もうガッカリです。😩 =3
今になって思えば、ワンダーウーマン第1作がなかなか良かったのはスナイダーが制作に深く関わっていたからだったんですね。かつ、今の彼女はスナイダー色を消すことに躍起になっているので、もう私には苦痛でしかありません。
もう食傷気味なので、消えてください、という気持ちです。
しかし他人を消し去るのは物理的にも倫理的にも不可能なので諦めます。私が目と耳を閉じれば良いだけの話なので。少なくとも私は彼女が制作するヒーロー映画は今後一切観ないつもりです。
私が1人離れたくらいでDCの安泰は揺るがないでしょうし、もし多数が離れていくことがあればそれがお客様のリアルな声ということでしょう。
さようなら、パティ・ジェンキンス殿。どうか、お元気で。
了。
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