夫婦会談 -1日目-

はじめまして。
まだ夫婦になって1年、新婚夫婦の会話を投稿しています。
今回のお話は、「褒めることの難しさ」です。

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先日、電車でこんな場面に出会した。

電車で移動中、僕たちの座っている前に、お父さんと幼い兄弟が座った。
一人は電車のベンチに腰掛けて静かに読書。
一人は電車のベンチに立ち上がって窓を見る。
まあ立ち上がるのは仕方ない、靴は脱がせて欲しかったけど。
電車が好きなのかな〜、くらいしか思わなかった。
そのあとは大人しく座ってお父さんとお話ししていた。
愛らしいねって妻と話していると、
息子さんが立ち上がった。
お父さんは着いた駅名を見て、降りる駅だったんだろう、息子を褒めていた。
息子さんは嬉しそうにお父さんについていく。
一人は本に夢中で駅に着いたことに気付いていない。
お父さんが降りるように催促していた。

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その日の夜、僕からこんな話を妻に振った。

僕「他の兄弟の前で褒めるって難しいよね。」

妻「うん。変な対抗心というか、敵対心みたいなのが芽生える可能性はあるよね。」

僕「そう。褒めるって素敵なことのはずなんだけど、兄弟の前で褒めた時に、『次は僕が褒められるように頑張らなきゃ』って感情が芽生えるならいいんだけど、みんながみんなそうはならないし、幼いときは感情にストレートじゃない？お兄ちゃん、弟を憎くなるってありえるよね。」

妻「そうだねぇ。少し話は変わるけどさ、長女と次女で、それぞれの悩みってあるよね。」