漁協さんのイベントで、サメをつかみました。色は茶色っぽく模様があり、牙はなく、卵は平べったかったです。大きさは、大きくてもこどもの腕の長さぐらいです。漁協の方に名前を聞くと「ネコざめ」とおっしゃっていました。しかし、図鑑や、水族館で見ると、違うように思いました。「ネコざめ」は地元の方がつけたニックネームで、正式名称は、「トラザメ」ではないでしょうか。
Akyuさん(小学2年生)からの質問です。
(回答者:高知コア研究所 笠谷)
タッチングプールは楽しいですよね。そのサメの目の上の方にほんのすこしだけど出っ張っているところがありませんでしたか?そこが猫の耳みたいにみえるからネコザメという名前がついたみたいです。漁協さんのイベントのサメはどっちだったのでしょうね?
卵の観察もしたのですね。ネコザメの実物の卵は見たことが無いのですが、ネットで調べてみるとネコザメの卵はドリルのような不思議な形をしていますね。(ネコザメ 卵 で検索してみてください)ですのでAkyuさんの言う通り、別の種類のサメだったのかもしれないですね。
ネコザメはグルメらしくウニやサザエが好きだそうで、サザエを食べる様子からサザエワリなんていう別名もあるんだって。
あと、ややこしい話ですが、英語ではネコザメをBullhead Shark(牛の頭ザメ)、トラザメをCat Shark(猫ザメ) といいます。
Blue Earth「Blue Earthはこうして生まれた」2009.3-4月号
23ページにネコザメの特集があるからこちらも確認してみてください。http://www.godac.jamstec.go.jp/catalog/data/doc_catalog/media/be100_all.pdf
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