案の定「落ちる」
「オレのバカ」と思いつつ、2週間ぶりにMさんにLINEを送った翌日、MさんからこんなLINEがきました。
「明日ちょっと(お店に)寄ろうかな?」
前にも書きましたが、僕はオートバイ関係のお店を経営しております。
そもそもはMさんは僕のお店の常連さんでした。
そして僕のお店にはカフェが併設(経営は別人)されています。
Mさんが「寄ろうかな?」というのはそちらのカフェの方の話です。
なんでも翌日、友人とツーリングに行くのでその帰りにでも(カフェに)寄ろうかな?ということのようです。
基本カフェの経営には僕はノータッチなのですが、Mさんがわざわざそんなことを断ってきたのは、僕の店とそのカフェとは棟続きのため、カフェに来れば当然僕とも顔を合わせます。
多少「行ってもいいかな?」くらいの遠慮はあったのでしょう。
なんといっても「自分が振った相手」の店なわけですから。
そのカフェは、僕の店の常連さん(もちろんMさんも)達の「バイク仲間のコミュニティスペース」にもなっています。
Mさんにしてみれば、「僕との関係が切れても、その仲間関係は維持したい」という思いはあるのでしょう。僕と別れてからも数回そのカフェには顔を出しています。
僕はもちろん「どうぞ。お待ちしてます」と返信しましたが、俄かにソワソワしてしまいます。
明日Mさんと会えるのか・・・
たとえ隣のカフェだって当然顔も合わせれば会話も発生するでしょう。
LINEで雑談したくらいでこんなにも上がったり下がったりするのです。
実際顔を見ればLINEの比ではないでしょう。
でも正直会いたい・・・でもその後のダウンが怖い・・・・
◇
で・・・案の定「落ち」ました。
その日のツーリングでMさんが自分のバイクを立ちコケでクラッチレバーを曲げてしまったらしく、僕がその修正なんかをしてあげたりして、何だかんだと会話をしてしまったのです。
そしてその日いっぱいくらいは割とLINEへの喰い付きもよく、和やかに雑談が弾みました。
そうするとまた胸がズキズキ痛むのです。
以前は二人の間に当たり前のように存在していた仕草ややり取り・・・
以前は時にそれに煩わしさに近い感情も抱いたこともあるような日常的な些細な触れ合い。
それがこんなにも特別で輝かしいものになってしまい、二度と手に入らないものになってしまったという事実・・・
そういったものが僕の胸を鋭く切り裂くのです。
◇
昨晩と一昨晩は眠りも小刻みでした。
睡眠薬の効きも今一つです。
こんなことの繰り返しはもうたくさんです!
もうLINEは送りません!!
いや・・・しばらくは・・・送りません・・
少なくとも・・2週間くらいは送りません・・
送らないと・・・・思います・・・ハァ~~~~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?