「どうせ当たらない」とか言わずに本気のJリーグ順位予想2023
Jリーグ、今夜開幕!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
去年もやったガチ順位予想します。
去年のはこれ↓
「どうせ外れるけど」と言ってたけど4チーム的中したよ。神戸の低迷とかも当てたよ。(他は結構外したけど)褒めてね。
というわけで今年は強気でいきます。
今年のざっくり展望
巷では、マリノス・川崎の2強が盤石とみられてるっぽいですが、案外そうはならないんじゃないかと。どっちも移籍市場ではマイナス収支の印象。
あと順位をいつも以上に読みづらくしているのが、降格1枠のみという今年のレギュレーション。2020年みたいに、降格リスクが少ない分、下位クラブが引きこもって勝ち点1を拾わずに、実験的なことをいろいろしてくる可能性がありそう。
そうなるとアレか?やっぱり首位は独走になるのか?うーん、わからない。
順位予想
※どうしても18個を枠にあてはめると上下ができちゃうので、特定のクラブを貶める意図はありません。
以下、理由。
【上位の理由】
1位 横浜F・マリノス
これはもう、サポなんで仕方ないです。そういうものだと思って受け入れてください。
実際は岩田、高丘、仲川、レオセアラが流出し、代替戦力はJ1での実績が不十分な選手が多いので、かなり厳しいシーズンになると思う。実際優勝するとしても、上位4~5チーム最後までダンゴになりそう。
あとは夏の移籍市場での流出があるかもカギになりそう。ああ、藤田ジョエルチマが海外に行きたそうにこっちを見ている……!藤田君、君はまず日本一の選手になりなさい。
2位 名古屋グランパス
言いたいことはわかります。「あ、こいつ意外な並びにして”通”感出そうとしてない?」とか思っている人もいることでしょう。俺だって2位川崎か広島にして盤石に当てに行きたいけど、J1って予想通りに行かない歴史を繰り返してきたじゃん? そういう意味で、今季一番、下馬評を覆してTOPに来そうなのが名古屋!
昨季最少失点の守備陣は健在なことに加え、「点さえ取れれば強いのに……。あ~あ、どこかにドーピング疑惑のないストライカーいないかなぁ」と散々言っていたラストピースのCFに、浦和からユンカーを獲得。彼に懸念があるとすれば夏バテと台湾ラーメンの辛さに体調を崩すかもしれないことぐらいで、待望の点取り屋が手に入った名古屋が今季のJを席巻しそう。
3位 川崎フロンターレ
まあ正直3位にするのも失礼かなと思いつつ3位。ただ3位になるとしても1位2位と僅差の3位だと思う。それこそ勝ち点差1~2くらいの。
盤石の強さを誇るだろうことはもはや説明不用だろうが、懸念は去年に引き続き、主力の高齢化。チョン、小林、ダミアン、家長はそろそろサブに回った方がサイクル的に良さそう。上福元、宮代あたりがどこまでできるかでチーム状況が大きく変わりそう。あとはやっぱり谷口抜けた穴は大きいのでは? 安定の守備力、CBながら3G3Aの攻撃力、国宝級の顔、DOGSOを失った穴を埋められるか…?
4位 サンフレッチェ広島
スキッベ体制2年目で、充実のシーズンになりそう。懸念があるとすれば、補強が微妙なのと、スキッベ監督のメンバー固定による勤続疲労。
カギを握るのは、夏に控える浦和レッズのACL決勝。浦和が負けちゃうと、広島が秋から始まるACLグループリーグに参加することになり、過密日程が始まる。過密日程でもスキッベ監督はあんまりターンオーバーしないので、そこから大きく調子を崩すことになりかねない。広島サポは浦和を応援するのだろうか。多分しなそう。
5位 浦和レッズ
未知数。
新しく来たポーランド人指揮官は、本国での実績はすごいけど日本にどこまで適応できるか……。しかし昨季は来て早々PSGとのエキシビション戦で怪我してしまったリンセンは、復活すれば実績はJ屈指。エールで106点取ってるからね。Jで言えば元鹿島のQBK柳沢が108点(歴代12位)だから、それに近い成績。オランダのQBK。あれ?そういうとダメそう。でも出場試合数で言えば、柳沢よりすごい得点ペース。
守備でも新たな北欧美男子枠、ホイブラーテンを獲得。選手名鑑によると独身らしいので女性ファンの獲得も手堅い。
とりあえずACL決勝、頑張ってください!広島サポの代わりに応援しておきますね!
6位 セレッソ大阪
まあ強いよね。元バイト・小菊監督のもと、若い選手が躍動するサッカーで昨季は充実の内容。その土台に、3人の新外国人アタッカーを加えて、上積みも期待できそう。
気を付けてほしいのは、レオセアラは夏しか点とらないということ。去年は11点取ったけど、うち9点は5/29~7/10に取ってます。夏バテするユンカーとセットで獲って二毛作にすればよかったね。
あとは楽しみであり、懸念でもあるのが、復帰したレジェンド香川真司。彼が入ることで、強みだったインテンシティが落ちてしまうのでは?という心配もある。たぶん香川を使うときは少し戦い方を変えると思うけど、それが吉と出るか凶と出るか……。乾を切った小菊監督とフロントなら、香川がマッチしなければ迷いなく干すかも?
【中位の予想】
7位 ヴィッセル神戸
各メディアの上位予想をよそ目に、大不振に終わった昨季。
「ちくしょーちくしょー! 完全体に…… 完全体にさえなればー!」とセルのように叫んでいた姿が印象的だったが、トゥーレル残留、サンペール復帰などで陣容が整い、ようやく完全体になれた模様。
長く課題だった選手層の薄さも、斎藤未月やパトリッキの獲得などで、なんとなく柔軟な対応ができそうな戦列になった。交代枠3⇒5の拡大を知らない?というぐらい交代枠を余らせていたのも今は昔。ハマれば上位進出も全然ありそう。
8位 FC東京
メディアの順位予想では人気株のFC東京。
アルベル体制も2年目で、浸透した戦術に加え、仲川・小泉らの補強も充実……という読みでのことだと思うが、ちょっとどうなんだろう?
後ろから繋ぐアルベルサッカーの肝となるGK&DFラインはあまり変化なく。去年最終節で、川崎のプレスにドタバタしていた印象もまだぬぐえず、あまり足元が強くない選手が並んだままの印象。
攻撃陣では頼みの新戦力仲川も通年稼働できるかは怪しい。味スタの芝ってほら……あれじゃん?
とはいえ、Jトップクラスの戦力を揃えていることは変わらず。サポの懸念は夏に松木が海外移籍しちゃう展開か?
9位 鹿島アントラーズ
こちらもメディアの順位予想の人気株、アントラーズ。
まあぶっちゃけアントラーズは上位予想しておけば外さないだろうという気持ちはよくわかる。
ただ昨季後半戦の戦いぶりや、プレシーズンマッチでの出来を見ていると、上位にいられるかは疑問が残る。
補強はかなり的確かつ豪華だが、岩政監督に扱いきれるかはわからず、Twitterではサポーターからも「何がしたいかわからない」と言われる始末。岩政さんの知的な解説、好きだったんだけどな……。
さらにもし岩政体制に我慢できず解任したとしても、短期間で監督を変えすぎて立ち返る場所がなくなってしまっているように思える。結構、苦難のシーズンになりそう。
10位 柏レイソル
J1主力級を爆買いして、移籍市場の主役になったレイソル。その気持ちのいい買いっぷりに、清水エスパルスがJ2方面から親指を立てているのが見える。いや、あれは立田を買ってくれたからかもしれない。
MF、DFは充実の陣容に見えるが、最大の懸念はCFか。細谷1人にお任せで大丈夫?という不安もありつつ、もし細谷が活躍した場合は夏に海外に抜かれそうというデッドロック状態。どうあがいても細谷。
と思ったけどドウグラスもいるのか。去年9試合4ゴールと地味な結果に終わってしまったけど、果たして……。あとは新外国人がオルンガくらい活躍してくれれば、上位進出もあり得るかも。
オルンガで思い出したけど、伝説の13-1の試合で京都側にいた仙頭と小谷松が気がつけば2人とも柏にいるのね。次は14点取ってトラウマを払拭してほしい。
11位 ガンバ大阪
この辺からはあんまりネガティブなことを書くと怒られそうなので、手短にいきます。
まずは昨季15位と苦労したガンバ。選手だけ見れば充実した戦力を保持で来ているけど、一番の懸念は新監督のポヤトスさん。昨季J2徳島では驚異の23引き分けというドロー沼の王として君臨した彼が、J1でどれぐらいできるかは全くの未知数。
ただ新外国人のチュニジア代表ジェバリと、イスラエル代表ネタラヴィのクオリティには注目。彼ら2人の活躍次第では上位進出もあるかも?
12位 サガン鳥栖
昨季は主力をほぼ全員引っこ抜かれ、そのままJ2に沈んでしまうかと思いきや、不死鳥のような選手たちの活躍と若い川井監督の手腕で、驚異の11位フィニッシュ。
今年も選手を抜かれながらも、骨格を残したままで熊本の河原や松本の横山など楽しみな選手を獲得。大きく崩れることは無さそう。
懸念を挙げるとすれば、ここもCFだろうか。垣田&宮代の若手CFコンビが去り、代わりに富樫を獲得。J1での実績は心もとなく、チームとして得点が伸び悩みそう。
【下位の予想】
13位 湘南ベルマーレ
ここからはマジでわからん。各チームのサポの人、気を悪くしないでください。わかってないので。
まずは昨季12位の湘南。補強では抜けたところを的確に埋めた印象。特に谷が抜けたGKに韓国代表を取れたのはすごい。どんな手を使ったの!?
攻撃力の課題は変わらずだと思うが、町野の残留が最大の補強といったところ。ただその町野も夏にはお先にドロンしてしまう可能性があり、そうなったときにいかにリカバーできるかがシーズンの成否を分けそう。
ただ攻守に選手もそろっていて、大きく崩れず昨季ぐらいの順位で落ち着くと予想。
14位 京都サンガFC
久しぶりのJ1となった昨季は、上々の滑り出しを見せるも、ウタカが調子を落とすにつれ一緒に沈んでいった。
得点力不足解消のため、パトリックと一美を獲得して、同じ関西の青黒チームのにおいがむわっと漂ってくるFW陣となったが、昨季の成績でみればウタカ9点→パトリック5点なのでウーンという感じ。
得点力不足にあえぐシーズンが続きそう。
15位 北海道コンサドーレ札幌
昨季はGK菅野がいない間の地獄の大量失点が印象深かった札幌。
今季はクソンユンが帰ってきてGKは安心の2枚体制になった。「西川 or ザイオン?」「東口 or 谷?」に次ぐ、他チームがうらやむ主力級GK2枚体制だ。
でも失点ってGKだけのせいなんだっけ?と1列前に目を向けると、DFラインは去年と変わらぬ陣容。加えて攻撃陣はスケールダウン感があり、「守備の不安定さそのままで得意な攻撃がトーンダウン」となると厳しいシーズンになりそう。
16位 横浜FC
「J2から昇格したチームは、補強しすぎるぐらいしないと残留は厳しいよ」というのがここ数年の定説。福岡も京都もそうやって生き残った。それにならって、横浜FCもいっぱい獲得した。選手名鑑で見てみたら、20人獲得してる。獲りすぎ。
とはいえ、昇格のキーマンになった小川や長谷川を無慈悲にぶっこ抜かれるというJ1の洗礼を受けることなく、骨格を残したまま戦力アップに成功。これは結構いいところまで行くのでは?と思っていたが、その予想を覆す記事を先日目にした。
どうやら、元マリノスのハッチンソンコーチを招聘した今年はハイライン・ハイプレスのポステコサッカーを志向するらしい。これは……フラグ……!
ポステコサッカーは劇薬なのよ。「大丈夫みんなやってるよ」と甘言にそそのかされた地元の先輩がそれで身を滅ぼしてるのよ。ポステコサッカーは用法容量を守って適切に……。
17位 アビスパ福岡
ワールドカップでモロッコ代表を観たJリーグサポーターはみんなこう言ったことでしょう。「あー、これ見たことある!」と。
既視感の正体こと福岡は、補強的には現状維持ちょいプラスくらいのメンバーを揃えられたように見えるが、長谷部サッカー自体がだんだんJ1で乗り越えられてきている印象が強い。8位→14位と落ちた順位がもう少し落ちる年になると予想。でも降格1チームの年だから、ちょうど降格しないぐらいの17位。
18位 アルビレックス新潟
J2チャンピオンは降格しないというジンクスも崩れて久しい。J2でスペクタクルなサッカーを展開した主力がほぼ残留!なのは良いとして、補強してなさすぎ。獲得したの4人だけ。横浜FCと足して2で割りたい。
練度の高いチームを維持できたという見方もできるけど、J1だとどうかな~~~……単純な質的優位で苦戦するシーズンになりそう。
とはいえダントツ最下位とはならず、下5チームくらいが降格の可能性を残したままの最終節になると予想。
以上です。
シーズン終わったらちゃんと答え合わせします。
去年の答え合わせも近日中に書きます。もう1回言うけど4つ当たったからね。結構すごいことだからね。
では今夜のゲームを楽しみましょう!