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整形外科テスト 〜頸部・脊柱編④〜

前回は特異度の高いジャクソンテストについて整理しました。特異度が高いため、疑いがあった場合、実施し、臨床で介入までにしっかりと繋げていきましょう。
前回の内容はこちら
臨床1年目の教科書
今回は肩押し下げテストの目的・方法について整理して行きましょう。


肩押し下げテスト

(引用:理学療法評価学)

【目的】

頭部と肩を引き離し、神経根・腕神経叢の圧迫、硬膜の癒着、の検査

【感度・特異度】

感度:50%
特異度:75%

【検査方法】

肢位:座位
手順:頸部を側屈し、側屈側と反対の肩甲骨を押し下げる。

【判定基準】

伸ばした検査側の上肢に放散痛が出現すれば陽性
注意点:筋の拘縮の可能性もある(僧帽筋上部、肩甲挙筋、板状筋など)

まとめ

臨床ではジャクソンテストの方が特異度が高いため、ジャクソンテストを優先して利用することをおすすめします。
臨床で自信を持って患者さんの前に立つためにはリハビリの評価、介入に明確な目的を持つことが重要です。
その明確な目的を持つためにも整形外科テストを学んで行きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。最後まで読んでいただきありとうございました。

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