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1年目の作業療法士へ

臨床で働いていると
『そのアクティビティってなんの意味あるの?』
と質問され、答えられない自分に悩んでいませんか?

・作業療法ってどんな効果があるのか?
・自分がやっていることは患者さんにどんな利益があるのか?
・本当にこれで合っているのか?

私も悩みました。
本日はこの悩みに向き合い、臨床での作業療法士の働き方について整理してきましょう。

1 なぜ悩むのか?

なぜそこまで悩むのか?
それは患者さん、利用者さんと真摯に向き合っているからです。
まずはその気持ちをしっかりと確認しましょう。

その上で、なぜ悩むのか?
それは自分がお伝えしている作業療法の目的をしっかりと説明できないからではないでしょうか?
その『作業療法は何を目的にしているのか?』
をしっかりと明確化していきましょう。

2 どうすればいいのか?

では目的を明確化したらどうすればいいのでしょうか?
よく臨床で聴かれる質問で
『骨盤の前傾が促せるようなアクティビティを教えてください』と聞かれます。

このような思考になっている場合は少し見方を変えましょう。
それは
『この作業の場合、どうすれば骨盤前傾を促せるのか?』
という思考です。

つまり、先に目的があり、その目的を達成するために環境を設定するのです。
目的を明確化することでどのような作業環境にすればいいのか?が見えてきます。

3 作業療法士の強みとは?

作業療法は目的がありきで、その目的を達成するためにはどうすればいいのか?を考えていくことが重要です。

つまり、作業療法士の強みとは
アクティビティなどの作業療法ではなく、思考過程です。

この思考能力をしっかりと鍛えていきましょう。

4 まとめ

作業療法は目的を明確にし、その目的をたっせするための手段を考えていきます。

この思考過程こそが作業療法士の最大の強みです。

自分の作業療法に悩んだ時、まずは目的を再確認していきましょう。
それにより次に考えていくべきことが見えてきます。

ぜひ臨床で意識してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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