潰瘍性大腸炎日記
シンポニーでの治療を始めて2か月ちょっと、半年ほど続いたステロイド治療が終り2週間ちょっと経つ。どうも腹の調子がまたおかしい。シンポニーの追加注射があったその週は劇的に症状が抑えられている感じがしたのだが、よく知る体のだるさ、重さが顕在化してきて、また炎症がひどくなってきてしまった感じがする。疲れた。もうステロイドは飲みたくない。
出血がひどくなってくるとおならをするにも一苦労である。粘液や血液が出ないように意識していないとふいに漏らしてしまう。漏らした後はとても嫌な気分である。ああもう当たり前のことが当たり前にできないのだな。便を我慢するという幼稚園児すら当たり前にできることすら奪われてしまう。ステロイドを高容量使うあの生活に逆戻りせねばならないのだろうか。気分が落ち込んでいくのを感じる。
体が重いのが困る。体が重いとどこにも行く気がなくなる。家で一人で過ごしていても、体の重さとだるさに引っ張られて頭もぼんやりしてしまう。何も集中できない。困ったものである。
トイレに何度も向かうことほど億劫なことはない。その場ですっきりしてもすぐに便意がわいてくる。うっとおしいったらありゃしない。
やめていたタバコでもまた始めようかしら。季節外れの寒さがうっとおしい春であった。
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