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ビタミンD:健康に欠かせない栄養素とその補充方法
ビタミンDは、骨や筋肉を強くし、感染症を防ぎ、糖尿病のリスクを下げるなど、多くの効用があります。しかし、最近はビタミンD不足の人が増えています。紫外線が弱い季節こそ、積極的に日光を浴びることが大切です。
ビタミンDは「骨をつくるビタミン」として知られています。カルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートします。カルシウムを摂取しても、ビタミンDが不足していると骨は強くなりません。そのため、骨折や骨粗しょう症のリスクが高まります。
さらに、ビタミンDは感染症の予防にも効果があります。風邪やインフルエンザの予防について、ビタミンDには明確なエビデンスがあります。ビタミンDの血中濃度が低い人は、新型コロナウイルスにかかりやすく、重症化しやすいことが確認されています。欧州20カ国での調査でも、ビタミンDの血中濃度が低いと重症化しやすく、死亡率が高くなっていたと報告されています。
ビタミンD不足はアレルギーのリスクを高め、乳がんや大腸がんの発症リスクも増加させます。さらに、筋力の低下やうつ病にも影響を及ぼすことが分かっています。
日本人のビタミンD不足が問題視されており、特に若い女性は注意が必要です。ビタミンDは魚に多く含まれ、皮膚に紫外線が当たることでも合成されます。現代人は魚をあまり食べず、日光にも当たらなくなったため、ビタミンD不足が増加しています。
【ビタミンDを補充】
ビタミンDを補充するためには、以下の方法があります。
日光浴:
日光に当たることで皮膚がビタミンDを合成します。紫外線の強い夏は、顔と両手に10分ほど日光を浴びるだけでビタミンDが生成されます。ただし、紫外線には注意が必要です。適切な時間帯に、過度な日焼けを避けて日光浴をしましょう。
食事:
ビタミンDを豊富に含む食品には、サケ、マグロ、イワシ、ニシンなどの脂の乗った大きな魚があります。これらの魚を積極的に摂取しましょう。また、卵黄やチーズにも少量のビタミンDが含まれています。
サプリメント:
魚が苦手な場合や日光浴が難しい場合は、ビタミンDのサプリメントを検討してください。サプリメントは安価で安全性が高いため、おすすめです。ただし、医師の指示に従って摂取することをお勧めします。
ビタミンDは健康に欠かせない栄養素ですので、適切な方法で補充するよう心がけましょう 。
【サプリメントの選び方】
ビタミンDのサプリメントを選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。
ビタミンD3 (コレカルシフェロール):
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