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【営業力】あなたのために時間を割いてくれる人を増やすことです。
ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。
僕は大学卒業後に営業会社に入社し、朝5時から夜中まで営業に明け暮れていました。今で言うブラック企業です。
その後、サプリメント専門店の立ち上げと多店舗化の責任者として活動し、20店舗ほど広げました。新宿アルタ、銀座三越、赤坂ベルビー、などテナントとして広げましたが別事業が再三合わず撤退。
サプリメント事業を自然派化粧品のハウスオブローゼに吸収されたことがキッカケとなり、中小企業診断士を取得し、コンサルタント、経営者になったという経緯があるのですが、どんな仕事をしていても営業力はもっとも重要性の高いスキルだと思います。
創業セミナーでお伝えしますが、経営者は営業力が高いのは絶対的に必要。
「私は営業が苦手なので、営業が得意な人と組みます。」という人がいますが、その場合、営業力が高い人にその会社の主導権が握られることが多くなります。
その人に頭が上がらなくなる。
という状況です。
これでは一体全体、なんのために起業したのか分からなくなってしまいます。
だから大変かもしれませんが、最初の1年は自分なりの営業を確立する必要があります。営業と言っても、飛び込み営業しなさいというわけではなく、SNSが得意ならSNSで仕事が取れるようにする。人と会うのが好きなら人と会うことを徹底する。営業が得意なら営業を頑張る。
営業=業を営む。
いざという時には、あなた自身が確実に仕事が取れる方法を作ってください。自分が得意な方法で。
営業とは、あなたのために時間を割いてくれる人を増やす
あなたのためにわざわざ時間を割いてくれる人を見つけて増やすことが営業の第一歩。起業して最初の年は、なかなか仕事が増えない。会ってくれても話を聞いてくれない。なんてことはザラ。
たまに会えても、焦りから、一方的に自社の商品やサービスを売り込むが、相手の表情はいまいちパットしない。結局、ご検討ください。とあなた自らが引き下がってしまう。
表情は固く、腕組みをしている。質問をしても答えてくれない。
それでも「会ってくれる=時間を割く」行為そのものが尊い。
会っているという事実そのものが興味がある証拠です。
何かしら興味を持っているし、何かしら課題を持っている。ということ。
営業力とは、あなたの商品を売り込むことではなく、会ってくれた人が抱えている本当の悩みや課題に寄り添うこと。
でも焦ると、PRに終始しつい一方的な話になってしまいます。相手も警戒心が強くなります。ではなく、なぜ会ってくれたのか?その理由をしっかり聞き取る時間に充てることが大切です。
わざわざ時間を取ってくれたのには必ず理由があります。
多くの営業は、態度が悪い相手に対して「あーこのお客さんは興味ないな。嫌がられているな。」と思って引いてしまいますが、時間を割いた。という事実を見れば、今のなにかに課題や悩みを持っている証拠です。
ただ、あなたに話すほどあなたを信頼できていない。または、営業されてなにか売り込まれる、と警戒しているだけです。
あなたの役立つことだけをする。
という基準を持って話をすることが大切です。
起業したらまずはあなたに会ってくれる人をどう増やすか?考えてみましょう。