社員の個性を活かすために散りばめられた”愛とガッツ”【就職成功インタビューA様&常務編】
今回ご紹介するのは、元経理・総務職から非鉄金属商社の営業職へキャリアチェンジされたA様。風通しがよく、気軽に誰にでも相談できる社風の環境で、未経験の業務内容に果敢に挑戦されています。
今回は、当時弊社のサービスを利用された体験談や、今だからこそ語りたい想いを、A様ご本人と常務のおふたりにお伺いしました。
side:A様
Q:未経験で営業職として仕事をされることを、当初どう感じていましたか?
A:転職活動をしていた当初、営業志望でした。前職は経理・総務として勤めていて、少人数の中で黙々と仕事をする感覚に窮屈感がありました。だから転職活動を始めた頃から、営業の仕事がしたいと考えていました。アルバイトも接客業が多かったですし。
Q:入社の決め手は何でしょう?
A:面接会でもすごく「自分を必要としてくれている」ことが伝わってきたこと。そして、会社の方が良くしてくださる雰囲気が伝わってきたので「ここに入社したい」と思いました。だから入社を早くに決めて、他の企業の面接は断ったほどです。
Q:入社後、苦労された事やつらかった事はありますか?
A:この業界はお客様の方が知識を持っている世界ですので、商品の事をちゃんと知らないと「こんな事も知らないのか!」と怒られることもしばしばあります。お客様に細かいことを聞かれて、知識がなくて答えられず悔しい思いをしたり、理不尽な事もいろいろ言われました。
だから2回目はちゃんと答えられるように勉強して努力をしたり、常務のアドバイスで「教えてください」というスタンスで懐に入り、お客様との関係を築いて学んでいきました。
ちなみに、入社時が新型コロナウイルスが流行り始めた時期でしたので、思うように営業活動ができなかった時は、社内で事務作業をしつつ、商品の勉強に没頭しました。
もちろん苦しい時もありましたが、知識不足で仕事を辞めるような事はしたくないですし、何より上司がどんなことでも相談に乗ってくれるので、困った時には都度、対処法や営業手法を相談して改善していきました。
入社後は特に、上司にマンツーマンで指導してもらっていましたし、一人で動くようになってからも、自分の判断では難しいと思ったらとにかくまめに相談するようにしています。
常務だけではなく先輩社員もですけど、とにかく常日頃から相談します。だから営業先で何かあっても、「会社に戻って相談すれば何とかなる」という安心感があります。
そのお陰で、お客様からこっぴどく叱られるつらい時もありましたが、「自分が悪いところは言われても仕方ないよな」と受け止められるようになりました。
Q:入社後からこれまでで嬉しかったことはありますか?
A:お客様から「仕事が早いね」と言われたときです。
普段仕事では、携帯へ連絡をもらった後、即行動することを意識しています。いつもスピードを意識しているので、それを認めてもらえたときは嬉しかったですね。
Q:今後の目標をお聞かせいただけますか?
A:上司に期待していただいているように、自分自身もずっとこの会社で頑張っていきたいですし、会社の屋台骨として活躍していきたいです!
side:常務
Q:若手採用を積極的に行おうと思われたきっかけは?
A:来年で創業60周年を迎えます。創業初期からずっと一緒にやってきたメンバーも多く、いずれ退職していく中で、将来を見据えて若返りをはかろうと、将来の幹部候補として若手の積極採用を開始しました。ガッツがあって、とにかく「愛」がある人を採用したかったのです。
Q:ジェイック以外の、他の採用支援サービスはご利用でしょうか?
A:大手ナビ媒体も使っています。以前はHWや新聞広告等であまり採用がうまくいかなかったので…。
ジェイックのサービスを使ったきっかけは、他社の紹介です。同社は取引先で日頃からお付き合いがあり、「なんでそんなに良い若手社員が集まるの?」と聞いたら、ジェイックで採用をしていると教えてもらことがきっかけです。
Q:実際に集団面接会に参加してみていかがでしたか?
A:とても合理的で素晴らしい仕組みだと感じました。将来の幹部候補を採用するということで、「誰でも良いわけではなく、良い人がいたら採用したい」というスタンスでの利用でした。
ただそんなスタンスでも、一定数の求職者と会うことができて、面接時間も長すぎず短すぎずで効率が良く、当社に合いそうな求職者は事前に教えてくれるので、面接会時点で口説くこともできました。
Aさんはジェイックの営業担当が「彼、良いですよ」と事前に教えてくれました。経歴を見て話を聞いたら、大変な環境下でも頑張っていた点や、営業志望な点、そして前職での経理や総務の経験も活かしてもらえそうだと、面接会に参加する前から一番の候補でした。
そうして期待を持って参加した面接会だったので、帰りの車はAさんの話で持ち切りでした。そして無事に念願叶ったAさんの入社日には、「どれだけAさんに来てもらいたいと思っていたことか」と、思いの丈をバーッと伝えましたよ。
Q:ジェイックのサービスの良いところ
A:ジェイックさんのサービスの良いところは、人を排出するだけじゃないことです。教育してくれて、会わせてくれて、一定の責任を負ってくれるところですよね。
もちろん採用するのはウチですが、採用する求職者側の背景もジェイックさんが知っておいてくれるのはありがたいです。
Q:Aさんが仕事でつらそうな時、どのようなサポートをされていましたか?
A:経験上、この業界はお客様からいろいろ言われることをよく知っています。でもお客様とウチは対等ですから、無理な注文を受ける必要は全くないですし「そういうのは断っていいよ」と伝えています。
社員が大事ですから、変な関係性を無理強いしてくるようなお客様は願い下げです。もちろんウチが悪ければ一緒に謝りますけどね!
Q:Aさんを育てていかれる上でどのようなことを大事にされていらっしゃいますか?
A:まず風通しを良くすること。なんでも相談できるような関係・環境です。私だけでなく先輩社員にも気軽に相談できる間柄だと思っています。
あとは個性を活かした営業ができるようにしています。この世界は「予想外」が当たり前です。言い訳をするとか、人間的に道理が通用しないような社員は論外ですが、基本的に個性や、社員のやり方を大事にしたいと考えています。10人いたら10通りの営業方法がある、その人なりの営業スタイルを作っていけばいいと思っています。
だから当社にはマニュアルが無いのです。みんなが同じような営業手法でやってもうまくいかないですから、「AさんもAさんの個性を活かした営業ができれば」と、常に相談やアドバイスを行い、作り上げてきたと思っています。
Q:常務からご覧になって、現在のAさんのご成長ぶりをどのようにお感じですか?
A:もう頼もしいですよね。既に僕と立場逆転してますから(笑)。それは冗談ですが、信頼しているから自分の顧客も安心して、ほとんど彼に任せています。いずれ会社の屋台骨として中核を担っていってくれたらと思っています。
あとはとにかく仕事を通して豊かな人生を送ってほしいです。健康で、元気で、ね。