『東海のうたびと』を読みました。

『東海のうたびと』
   加藤治郎
［中日新聞社］

愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の短歌史を彩る31人の歌人
2016年発行。
割とすぐに買ったのに、そのままになっていました。放置しすぎ。やっと読めました。
今だったら、あの方も、あの方も載っただろうなぁ、と思ったりしながら読みました。
あの歌人さんがあの流れで、ほうほう、などと、いろいろつながることがあったりして、興味深かったです。

荻原裕幸さんの欄に載っている歌は、この歌のオマージュかな、と思う歌を最近どこかで見かけました。
でも、荻原さんの歌は、縦書きでないと成立しない歌なので、ここに引用するのはやめておきます。それも含めてすごいことですよね。
オマージュかな、と思った歌は横書きでも成立していた気がします。

巻末の「吟遊の街」は、知らなかった、行ってみたい、と思ったらもうない場所が多くて、残念でした。