慟哭
パリオリンピック柔道、前回金メダリストの阿部詩選手が2回戦敗退となった。
たまたまリアタイしていた僕と嫁さんは、やはり驚いた。
そして今まさに物議を醸している敗退後の大泣き。
これを見ていた僕は、メディアやSNSで叩かれるんじゃないかと心配になった。
賛否はどうあれ、実際に物議を醸している。
そんな中、いくつかの記事で「慟哭」という言葉が使われていた。
僕は、ああこれが慟哭なのか。と思った。
慟哭という言葉は知ってはいたが、どういうものが慟哭なのかは分かってなかったし、普段の生活の中では歌のタイトルとかでしかお目にかかったことが無かった。
もちろん、記事で使われているだけで、この表現が正しい慟哭の使い方かどうかは分からない。
が、こういうときに出てくる言葉であることは分かった。
僕にとってこの試合は、試合内容やその後のふるまいよりも、慟哭という言葉を教えてくれた試合として記憶に残りそうだ。