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何年も前の会話の記憶

歩いているとき、お風呂に入っているときなど、ふとした瞬間に何年も前の会話が鮮やかに蘇ることがある。しかもその前に考えていたこととは何の脈絡もない会話が。

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以下、さっきランチにクリスプサラダワークスのサラダを食べながら、(いやー草じゃテンション上がらんわ……)って思っていたときに、ふと思い出した会話。

20年以上前(!)の大学時代、ダンス部の同期と部室で雑談していたときに、その同期から「ともちゃんって普段どんなこと考えてるの? めっちゃ小難しそうなこと考えてそう〜」と言われて。

え、全然そんなことない。横断歩道で信号待ちしているとき、向こうから年配の人が歩いてきて、信号が点滅しちゃってオロオロしているところを助けたら、その年配の人が実はめっちゃ資産家で、でも天涯孤独で、数ヶ月後に秘書さんから『全財産をあなたに譲りたいとの遺言が。ずっとお探ししておりました』って言われないかなー、とか、あ、その資産家には仲の悪い子どもたちがいて、骨肉の争いが起こるのに嫌気がさして全財産を譲ってくれるパターンもあるよなー、とか考えてる。

って言ったら、「えっ……ともちゃんって意外とバカなんだね」ってドン引きされたシーン。いや、そこは「意外とバカなこと考えるね」じゃない? って思った当時の感想までセットで思い出した。

たぶんその同期はこの会話のことを忘れているだろうし、だから何なの? って会話なんだけど、こーゆーのをふっと思い出すんだよね。自分でも分からん。

もちろん、ふと思い出す会話の中には大切な思い出もあるんだけど、超なにげない会話が頭をよぎるたびに、何かしらの意味を見出そうとするんだけど、特に何もない。でもそのおかげで今日のnoteが書けたのでヨシとしよう。

……やっぱサラダだけじゃお腹がすく。今夜はおいしいものを食べよう。オフィスのカフェで食べていたんだけど、数人に「にっくさん、どうしたんですか?」って心配された。肉だけ食べてると思われている説あるな。

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