「何もしないことをする」ことの大切さ|トンボのつぶやき 45
「ボーッとしてないで!そんな暇があったら宿題やっちゃいなさい!」
なんて、つい子どもに言っちゃうことありませんか?
ソファでゴロゴロしてるとなんだか無駄な時間を過ごしているようでイライラ。
でも、ボーッとする時間は子どもたちにとっては、とても大切な時間なのだそうです。
子どもたちは学校でとても多くの刺激を受けて帰ってきます。その刺激は、子どもたちの脳には十分すぎるものなのです。
たくさんの刺激を受け、疲れた脳を回復させるのが「ボーッと」している時間。この時間に脳を休め、新しい刺激を受け止める準備をしているのです。
そして、そのボーッとしている時間にこそ、新しい閃きが訪れるともいいます。
子どもたちは大人のように意識的に自分の脳を休めようとはしません。無意識のうちにボーッとしているのです。
だから、子どもが学校から帰ってソファーでボーッとしていたら、そっと優しい言葉で包んであげましょう。そんなに長い時間ではないのですから。