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子どものごっこ遊びは創造力の宝庫|トンボのつぶやき 40

トンボのつぶやき 0040

子どもたちはいろんなものを使って「ごっこ遊び」をしますよね。

砂場でプラスチックのカップに砂をつめて、ポンとおいた砂のプリンでさえ、美味しそうに食べる真似をしてみたり、プラスチックでできたおもちゃのお皿にのせたどんぐりなんて、最高のご馳走。木の枝のおはしで苦労しながら摘んで食べる真似。

こうしたごっこ遊びの最中、子どもたちの頭の中では、創造力がフル稼働しているのでしょうね。

砂のプリンを見ながら頭の中では、お母さんが作ってくれた本物のプリンを想像し、お皿の上のどんぐりを見ながら、頭の中ではおばあちゃんが煮てくれた甘い栗を想像しているのです。

精巧な作りの立派なおもちゃなんていらないのです。子どもたちに必要なのは、どれだけ子どもたちの自由な発想を引き出すか。

そんな場所や仲間、ちょっとしたアイテムだけで十分。

砂場で遊んでいる子どもの環境は、

砂場、友達、プラスチックのカップ、プラスチックのお皿、木の枝、どんぐり。

それだけです。

たったそれだけで、何十分も遊び続けられるのです。

子どもたちがごっこ遊びをしていたら、そのそばで子どもたちの頭の中の風景を想像してみてください。きっと微笑ましい気持ちに満たされます。

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