結果だけでなく努力の結果を褒めてあげると子どもが育つ|トンボのつぶやき 49
子どもが学校のテストで100点をとると、子どもも親も嬉しいものですよね。私自身、娘が100点をとったときにはすごく嬉しくて一緒に喜びました。
でも、テストの結果だけを褒めていると、子どもの勉強の目的が100点をとることになってしまう可能性があります。
せっかく一生懸命に頑張っても90点だったときに、「なんだ、100点取れなかった」なんて。
そうならないためには、一体どうしたらいいのでしょう?
一番いいのは、努力の過程を褒めてあげることです。
毎日、宿題を忘れずに自分から取り組んでいたとか、通信教育も溜めずに頑張っていたとか。
そんな日頃の頑張りをしっかりと認めて、褒めてあげることが一番大切だと思うのです。
でも、それはなかなか難しいことでもあります。
忙しい毎日の生活の中で、子どものことばかりを見ているわけにはいから、努力の過程を褒めるっていっても、結構、難しかったりするものです。
そんなときは、全部見届けようとはせずに予めポイントを決めておくのもコツです。
例えば、宿題だけは一緒に見てあげようとか、通信教育の教材だけは、毎日少しだけ一緒に見てあげようとなどなど。
あれもこれもと欲張らず、一点集中主義で!
そして、1週間たったらその様子を褒めてあげ、次の1週間は違うものを対象にして見届けてあげる、そんなことを続けていくと1日たった5分でも、子どもの努力の過程をみることができ、テストで100点をとったときなどに、子どもの心に響く素敵な褒めかたができます。
コツは2つ
① 観察の的を1つに絞る
② 観察の対象を1週間ごとに変える
子どもはお母さんやお父さんに褒めてもらうことが大好き!
子どもの将来に繋がるような素敵な褒めかたになるといいですね。