iPad mini 使用・購入に際して、最低限必要な周辺環境 iPad mini 第5世代レビュー③
今回は、以前に書いた以下の記事の続編のような内容です。
特に『本を読むこと』について②でレビューした
『iPad mini第5世代』レビューの続編です。
実はこの記事はもう少し前に書いていたのですが、
2021年9月14日(米国時間)に、
『iPad mini第6世代』が発売され、しかも好評を得ているようです。
僕が使用しているのは一世代前の『iPad mini5』なので、この記事は書きかけのまま、公開しないでいたのですが、
『iPad mini5』だけでなく『iPad mini6』でも通用する内容だと思うので、少し内容を変えて公開することにしました。
1.iPad mini6 2021/09/24発売
僕が使用しているiPad mini5から大幅に進化しているようです。
一目でわかるように画像を並べました。
・iPad mini5
ベゼルが広く、Touch IDのホームボタンがある。
・ディスプレイ=7.9インチ
・搭載チップ=A12Bionicチップ
・重量=300.5g
・iPad mini6
ベゼルが狭く、Touch IDですが、ホームボタンはなし。
・ディスプレイ=8.3インチ
・搭載チップ=A15Bionicチップ
・重量=293g
2.Apple Pencil比較
一番の大幅な進化は、Apple Pencilです。
・iPad mini5=『Apple Pencil第1世代』
Apple Pencil1 ¥11,880(税込)
・iPad mini6=『Apple Pencil第2世代』
Apple Pencil2 ¥15,950(税込)
3.新しいTouch ID
・iPad mini5=ホームボタンTouch ID
・iPad mini6=トップボタン内蔵Touch ID
その他細かいスペック比較は、この記事の趣旨とは違うので、割愛します。
4.iPad mini5個人的に揃えた周辺環境
『とりあえずこれだけは必要なのでは?』という周辺機器を揃えました。
『Apple純正Magic Keyboard』と『Apple Pencil 1』
このApple Pencil関連で見ると、iPad mini5と6の間に大きな変化があったと分かります。
これらの比較は後程。
ついでに揃えたのが、
・Apple Magic Keyboard専用のキーボードケース&カバー
画像にある通り、カバーを開くとiPad向けのスタンドになります。
※ただし、iPad miniのカバーを外さないと、スタンドに立てずらい。
上のiPad miniレビュー記事にも載せたiPad mini5用カバー。
いちいち外さないでいいように、持ち運び用のiPad miniカバーも購入。
持ち運ぶ際は2つ分の荷物になってしまいますが、コスパ・重量などを考慮すると、
個人的にはこの組み合わせがベストです。
5.iPad miniとMagic Keyboard
以前の記事『本を読むことについて②』で、iPad miniをAmazon Kindleなどの『電子書籍専門として使用するなら、キーボードもApple Pencilも必要ない』と書きました。
今でも同じ考えですが、実際にiPad miniを使用する際には、文字入力する機会は結構多いことに気づきました。
・Kindle本など電子書籍の検索・購入
・必要なアプリの検索
・アプリ使用時にIDや名前・住所・電話番号などの入力
・Wifiを接続するとき
・その他Safariなどのブラウザで検索するとき
など。
特にMacBookなどでのインプット作業での使用でなくても、
iPadに文字入力が必要な場面は、結構あります。
要は慣れですが、
『iPad OS』の『オンスクリーンキーボード』での、長文入力は使いずらい。
そこで僕はApple純正のMagic Keyboardを選びました。
・Magic Keyboard - 日本語(JIS)=¥10,800円(税込)Touch IDなし
最新のiMac購入時にカスタマイズできる、Apple純正キーボードとはまた、別物です。
・Appleシリコン搭載Macモデル用Magic Keyboard - 日本語(JIS)=¥15,800(税込)Touch ID搭載
2つの大きな違いは、
・価格
・Touch ID機能があるかないか。
・M1チップなどAppleシリコンチップ搭載モデル(非Intelチップ)向けはTouch IDも搭載。
2021年に従来のApple Magic Keyboardも、密かにリニューアルしました。
かつて『イジェクトキー』があった場所に、『ロック解除ボタン』
Touch ID搭載型Magic Keyboardは、この位置に『Touch IDボタン』があります。
6.iPad Pro・iPad Air・iPad9用Magic Keyboard,Smart Keyboardについて
iPad ProやiPad Air向けのMagic KeyboardやSmart Keyboard、
そして、最新の無印iPad用のSmart Keyboardなどありますが、
僕は必要性を感じません。
理由は、
・価格が高すぎる。
・重量も重くなる。
そのため、
『iPadの特性である手軽さも損なわれるのでは?』
という疑問もあります。
もっと言うなら、コスパ・重量、両側面で考慮すると、組み合わせ次第では、
最新『M1チップ搭載MacBook Air』の方が価格も安く、軽いというケースもあるので、
購入する場合は、十分考慮したほうがいいと思います。
7.iPad mini5 or iPad mini6
先に書いたようにiPad miniをkindleなどの電子書籍専用と考えるなら、これらの環境もほとんど必要ありません。
キーボード入力も、オンスクリーンキーボードに慣れればいいだけ。
Apple Pencilが必要な人としては、
・メモを頻繁にとる人。
・簡単なイラストを描くのが趣味な人。
・PDFや書籍に書き込みを入れる人。
など。
ただし、『iPad mini6』から対応になった、『Apple Pencil第2世代』が大いに魅力的です。
iPad mini6で第2世代のApple Pencilを使えるようになりました。
・マグネットで取りつけて(ペアリング)
・そのままワイヤレスで充電できる。
一方、Apple Pencil1のペアリングと充電。
当然Apple Pencilの使用感(書き心地、ペン先の切り替えなどの操作感)なども、
Apple Pencil2の方が、大幅に向上しているようですが、
本格的なイラストを描く人以外には Apple Pencil1で十分だと思います。
ただ『ポインティングデバイス』としてやはり、Apple Pencilは便利で、
MacBookやiMacなど、Mac OSのタッチパッドや、マウスの代わりとして十分に使用できます。