全訳ハトホル67「The Heart Portal Sound Meditation(ハート・ポータル・サウンド・メディテーション)」
頭より心臓の電磁場の方が強い
トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、67番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。
肉体の心臓に意識を向けて行うサウンド・メディテーションの紹介がなされています。
"「Ib(肉体の心臓)」は、体の中で最大の電磁場の発生源です。実際、体全体がこれらの目に見えない電磁場のエネルギーに包まれ、相互に浸透しています。"
これは地球の科学でも既にわかってることであり、デーヴィッド・アイクの本でも、よく言及されているテーマです。
以前、こちらの記事で、心臓と頭(マインド)のエネルギーや電磁場の強さの違いについての情報を記しました。
オーストラリアを拠点に活動する、プラーナだけで生きているというジャスムヒーンは、2019年12月、日本で開催されたワークショップでこう述べていました。
・ハートのエネルギーは、マインドのエネルギーに比べ、5千倍射程が長い
・ハートの強さは、マインドの100倍
・マインドよりも、ハートが大事
また、デーヴィッド・アイクは、こう述べています。
"心臓は脳の6倍の量の電気を発生させ、ハートチャクラの渦を通じて、私たちを他界レベルの認識に結び付けている"
表現は違いますが、心臓は、他界へのポータル(扉)だと、ハトホルと同じことを、アイクは述べています。
なぜ私たちは、頭偏重の教育を受けさせられてきたのか?
なぜ頭よりも、電磁場やエネルギーの強い心臓に、意識の焦点を当てないようにされてきたのか?
もし心臓主体で生き、心臓を通じて他界や根源意識とつながったら、支配者の嘘や欺瞞を見抜くだけでなく、彼らにとって好ましくない存在になるからです。
こういう知識が少しずつ公開されてきていることが(ハトホルの記事の場合は無料で!)、大きな流れとして、良い方向に変わってきているサインの一つだと、私は捉えています。
考えや感情はある程度、予想をつけることができます。
しかし、直感は、本人ですら感知できないほどの速さで、「あ、これ嘘だ」と「わかる」のです。
他人からすると、この動きは全く予想できません。
直感が適切に機能している人の行動は、他者からは、おそらく予想がつけられない。ゆえに、コントロールもできない。
しかし、頭偏重になって、まず善悪・正邪・損得を考えるように仕向けられていれば、パターンを予測して、先回りして、コントロールすることができる。
だから、制御しやすいように、頭偏重になるような教育を我々は受けさせられてきた。
これに氣づいても、なお、頭偏重に戻りたいですか?
ハトホルの記事の四タイプ
A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」
このハトホルの四タイプの内、今回の記事は、最初の三つを扱っていると思われます。
The Heart Portal Sound Meditation(ハート・ポータル・サウンド・メディテーション) 2020/03/19
翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/08/11(水)
原文:
瞑想使用音源:”The Ib Portal Sound Med”(11:06) “Ib Portal Sound Med Extended(拡張版)”(33:20)
トム・ケニオンによるハトホルの惑星メッセージ
Covid-19やCorona Virusのパンデミックは、現在の、多面的な「混沌の節目(Chaotic Node)」の一側面に過ぎません。経済的・政治的・社会的な不安定さも、この混沌の節目の一面です。もう一つの目に見えない側面は、恐怖の蔓延であり、それ自体が感情的なパンデミックの一種です。
残念ながら、熱帯雨林の減少や永久凍土の融解により、多くの種類の病原体や微生物が地球環境に放出されており、今後も放出され続けるでしょう。
このような混沌とした状況の中で、気候変動や生物種の減少は、止まることなく続いています。
私たちは、「Ibポータル」の知識をお伝えすることが、人類(humanity)と全ての衆生がこの巨大な混沌の節目に突入する際に、最も実用的で有益なツールであると考えています。
Ibについて
このハート・ポータル・サウンド・メディテーションは、古代エジプト人が「Ib」と呼んでいた肉体の心臓を中心としたものです。
この瞑想の目的は2つあります。1つは、肉体の心臓の「Ibポータル」を活性化して、心臓と肉体に利益をもたらすことです。もう1つは、意識の他次元や存在の他の領域を探求するために使用でき、そこから靈的な栄養や貴重な超越的情報を受け取れるようになることです。
「Ib(肉体の心臓)」は、体の中で最大の電磁場の発生源です。実際、体全体がこれらの目に見えない電磁場のエネルギーに包まれ、相互に浸透しています。
この瞑想のサウンドコードは、光の世界からの音響的類似物であり、あなたの健康に非常に有益なものです。
分かりやすくするために、説明を2つのパートに分けます。
Ibの活性化
澄んだ白い光で構成された空間の球体を想像して下さい。この光り輝く球体が、あなたの肉体の心臓を取り囲んでいると想像して下さい。この球体の目的は、サウンドコードによって放出されたエネルギーを、心臓の空間とその神経や筋繊維に封じ込めることです。
あなたの肉体の心臓の部分に意識を向けて、サウンドコードが自然に動き回り、あなたの心臓と球体の異なる部分を振動させるようにして下さい。
何かを起こそうとしないで下さい。サウンドコードは、心臓から体の他の部分への微細エネルギーの通り道を開きます。サウンドコードは、心臓のバイオフォトニック(Biophotonic)構造にも影響を与え、バイオレゾナンスを通じて、体全体にも影響を与えます。
この瞑想を定期的に行うと、サウンドコードがあなたの肉体の心臓部分に共鳴し、それがあなたの肉体の他の部分にも共鳴していることに気づくでしょう。このプロセスは、あなたの肉体の心臓と体を取り巻く微細エネルギーの浄化であり、非常に有益で深遠なものとなります。特に、あなたの環境には物理的なものだけでなく、精神的・感情的な有害物質が溢れているからです。
この瞑想を繰り返すことが、体という銀河の中にある、細胞間の光の感覚的な言語を認識できるようになるための鍵です。宇宙の銀河や星雲の画像を見ると、それと同じようなものが、脳の神経ネットワークを含めた体の中にも存在していることがわかります。
サウンドコードは、靈的な光の類似物であるため、あなたの身体の光に「語りかける」のです。これは、あなたがそれを許すならば、非常に大きな変革と癒しの可能性を秘めています。
異次元の探求
また、Ibは他の意識次元や存在領域への扉でもあります。
「Ib」は、あなたの意識や、古代エジプト人が「カー(KA)」と呼んでいた微細なエネルギー体を、これらの靈的領域に連れて行くことができます。カーは、あなたの肉体に似ていることから、「スピリチュアル・ツイン」や「エーテルダブル」としても、知られています。しかし、それは生身の血肉ではなく、エネルギーで構成されています。そのため、ニュートン物理学ではなく、量子力学の法則に基づいて動いています。つまり、あなたのカーは、重力や時間・空間の制約に縛られないのです。
自分のIbを異次元探査容器(Inter-dimensional Exploratory Vessel=IEV)として活用するためには、自分の肉体の心臓の周りにある、光り輝く球体に意識を移します。
そして、自分の意識をどこに移行させたいのか、意図を設定します。明確で純粋な意図を持てば、どんな存在領域も、どんな靈的世界も、どんなスピリチュアル・マスターも、あなたには利用可能です。
あなたの意識を心臓の周りの透明な白い光の球体に置き、サウンドコードが球体から他の存在領域に伸びる複数のゲートウェイを作動させるようにします。
そうすると、球体がジャイロスコープのように回転し始めるかもしれません。また、ワームホールが開いたり、気がつくと自分の肉体に気づかず、宇宙や異次元に浮かんでいたりするかもしれません。球体を経由すると、カー体になるか、形のない純粋意識になります。
このような「Ib」への働きかけは、先に述べたように、深遠な回復のエネルギーと超越的な知識を与えることができます。これら二つは、あなたが他の惑星や人類(humanity)と共に、現在の混沌の節目を通過する際に、非常に貴重なものとなるでしょう。
最後に、「Ib」は死の間際の貴重なツールです。もしあなたが、自分の死後に、どのような次元や世界に入るかを決める手段を持っていないのであれば、この方法を試してみる価値はあるでしょう。
非常に複雑な現象を簡単に説明すると、死の通路を通った後、どのような意識次元や世界(複数)にいるかは、あなたの「Ib」の振動の質によって決まります。IEVと協力して靈的に高度な領域を探索し、交流することで、「Ib」を浄化し、死の通過にプラスの影響を与えることができます。
混沌の節目の中での上昇
ここで私たちは、人生の目的についての見解を述べたいと思います。靈的な視点から見ると、人間の存在目的は肉体的な生存ではありません。むしろ、人生は靈的自己統御力を高めるための可能性の場であると言えます。この立場からすると、皆さんは全員、「地球」という場所の訪問者です。
人間存在としての経験をすること、それは、宇宙の中で、最もユニークな存在状態の一つです。しかし、私たちが強く提案したいのは、自分自身の内側にある不思議な光に満ちた領域にも目を向けることです。あなたの中にあるこれらの領域は、人類(humanity)が未知の世界に突入したかのように見える時、滋養と慰めの深い井戸となるでしょう。
この特別な高次の道は、全ての人に当てはまるわけではありません。しかし、もしあなたが上を向いて生きようとしている人であれば、本当に道なき道へと、私たちは御招待します。そして、その中に宿る無尽の光と慈愛によって、あなたが高められますように。
ハトホル
2020/03/19
トム・ケニオンによる見解と考察
この瞑想は、このユニークな意識の扉に完全に入ることを望む人にとって、変容の可能性を秘めた豊穣の角です。
古代エジプトでは、この入り口を「Ib」または「肉体の心臓」と呼んでいました。そして、それは魂の座であり、意志の源であると信じていました。エジプトでは、死の瞬間に、靈界で女神マアトが羽を使って心臓の重さを測り、「Ib」に人生の経験が重荷になっていないか、それとも"羽のように軽い"かを確認すると、信じられていました。もし、「Ib」が十分に軽ければ、高次の世界に行くことができます。もし、人生の後悔や波乱に心を痛めていたら、低次世界の一つに行かなければなりません。
エジプト高等錬金術の秘密の道の一つは、物質世界の外観から高次の自己または「バー(BA)」に忠誠を移すことでした。高次の自己または「バー」は、その性質上、否定的な人生の印象を、物質世界の幻想を見通す、束縛されていない意識の自由に変容します。
興味深いことに、チベット仏教では、心臓は「不滅の滴」の座であると考えられています。「不滅の滴」とは、あなたが他の意識領域に持っていく、あなたの人生の全経験が蒸留されたエッセンスです。
ハトホルたちは、この瞑想について非常に明確な指示を出しています。また、実際に、それを実践することを選ぶ理由も述べていますので、私が詳しく説明する必要はないと思います。
しかし、この瞑想を何度も行ってきた経験から、私が気づいた現象を、いくつか説明することが役に立つかもしれません。これは、これに完全に参入した多くの皆さんが経験することになると、私は信じています。私は、あなたの経験を事前にプログラムするためではなく、全てのことがそうであるように、私たち一人一人が独自の経験をするために、このことに取り組んでいます。
しかし、この瞑想によって生まれる開放感の中には、非常に印象的で、マインドを変えるようなものがあります。このような現象が起こる可能性があることを知っておくと、「Ib」の入り口(=自分の肉体の心臓)に完全に入った時に、より優雅に、変容の空間に移行することができると思います。
禁忌事項(注意、てんかんや痙攣など)
注意
上級の「精神航行者(Psychonaut)」や「マインドのアルゴー号乗組員(Argonaut of the Mind)」であっても、警戒心が必要な場面では、この瞑想を聴かないでください。これは、サウンドコードがあなたの心臓の「Ibポータル」を活性化し(あなたがそれを許せば)、その結果、異次元エネルギーや多次元情報の流れを開くためのものです。その時の神経の状態によって、軽い流れになったり、激しい流れになったりします。時間感覚と空間感覚が大きく変化することによって、その流れが強いものであれば、とても大きなマインドの変化をもたらします。このようなタイプの変容状態では、一時的に現世から切り離されることもあります。このような深い変性意識状態において、膨大な量のエネルギーを発生させ、精神的知覚を変容させたり、感情を癒したりすることができるのです。しかし、例えば、車の運転や機械の操作をしようとしている時に、このような変容した知覚状態に入るのは賢明ではありません。そうですね。
てんかんや痙攣など
てんかんの方や発作をお持ちの方は、まず、非常にソフトな音量――かろうじて聞こえるぐらいの音量――で、サウンドトラックを聴かれることを、強くお勧めします。ハトホルが説明するサウンドコードと瞑想法に慣れて、心地よく感じてきたら、徐々に音量を上げていきます。
これらのサウンドコードが誰かの発作を引き起こす可能性は、ほとんどありません。しかし、私は、人々を潜在的に深い変性意識状態に導くことに関しては、保護を促す傾向があります。私がこの瞑想に関して、てんかんの話題を持ち出したのは、肉体の心臓が迷走神経を介して、脳の2つの側頭葉につながっているという事実があるからです。心臓で発生する電磁場や、心臓から脳に流れ込むエネルギーの塊によって、脳が大きな影響を受けることが、科学的研究で、明らかになっています。繰り返しになりますが、これはおそらく誰にとっても問題にはならないでしょう。しかし、安全を期すためには、ほとんど聞き取れないレベルから聴き始めて、徐々に音量を上げていくとよいでしょう。
物理的・エーテル的反応
あなたが心臓に意識を向けてサウンドコードを聞くと、あなたがその意図を持っていれば、音はあなたの心臓にある空間を振動させる傾向があります。
意識を集中させた経験があるかどうか、また、存在状態が拡大する体験を潜在意識が許可しているかどうかで、最初の体験の深さが決まります。しかし、この瞑想を定期的に行うことで、自分の心臓の中にある微細エネルギーや異次元の扉に敏感になり、そして、気づけるようになります。
この瞑想の上達には、二つの重要なサインポストがあります。一つ目は、サウンドコードが文字通り、あなたの肉体の心臓の様々な部分を振動させており、そして、バイオレゾナンスを介してあなたの体の他の部分を振動させていることを認識することです。これらの微細エネルギーの解放は、あなたの身体とマインドの両方に、非常に有益です。慣れてきて、また快適になってくると、サウンドコードに心臓(heart)と体が共鳴する感覚が得られ、とても深いものになります。
進歩の二つ目のサインポストは、あなたの心臓を取り囲む透明な光の球体に注意を向け、サウンドコードによって、心臓とつながっている多次元現実への「Ibポータル」を開くことができた時に現れます。
ここでは、このレベルに入った時に起こる、奇跡的な体験や癒しについて説明したいところですが、それは控えます。もし、私がこの内なる領域の一部を地図にしたら、私の意図がどんなに良くても、あなたの経験に不注意な影響を与えてしまうでしょう。ですから、この神秘的で広大な内なる世界に無邪気に入っていくのは、あなたにお任せします。それが最良の道です。
瞑想の起源
この瞑想のサウンドトラックは、ハトホルが「Biophotonic Human」というイベントで行った、ハートチャクラに焦点を当てた、音の探索のライブ録音です。彼らは、「Ibポータル」を活性化するために、この前の瞑想から、特定のサウンドコードを使用することを選択しました。なぜなら、これらのサウンドコードは、「Ibポータル」を活性化して開くというタスクに関して、非常に効果的で効率的だからです。
ハトホルたちが、元々、ハートチャクラを活性化させるサウンド・メディテーションを、「Ib(肉体の心臓)」を活性化させるために選んだこと、そして、その多次元的な性質は、肉体の心臓とハートチャクラの深いつながりを物語っています。
電子機器の異常
サウンド・メディテーションの10分48秒頃に、興味深い電子音の異常が現れます。ハトホルによると、これは高次元の働きが電子機器に影響を与えた結果、発生したエネルギー的な効果であると言います。過去のイベントでは、音を出す時の微細エネルギーが、デジタルレコーダーの電子回路に影響を与えることが、時々、ありました。私はこのブリップ音を削除しようと思いましたが、その準備をしていると、ハトホルたちが介入してきて、これは情報の一部であり、削除すべきではないと言いました。奇妙に聞こえるかもしれませんが、この小さな点滅音は、その瞬間の彼らの伝達の一部だったのです。
「Biophotonic Human」のワークショップ音源セットをお持ちの方は、CD6のトラック5に、このサウンド・メディテーションが収録されています。
バイオフォトニクス(Biophotonics)は、「生物光(biological light)」の実態を記録し、現在も記録し続けている、魅力的で重要な研究分野です。つまり、私たちの生体細胞は、測定・定量可能な光を発しているのです。この分野の科学に馴染みがなく、もっと詳しく知りたいという方は、ウェブサイトの「記事(Articles)」セクションで「Biophotonics - Class Handout (Biophotonic配布資料)」を探すことをお勧めします。ここでは、この科学分野の基本的な説明と、科学的および一般的な資源を提供しています。
この録音は、心理音響効果を最大限に得るために、ヘッドフォンやイヤホンで聴くことをお勧めします。
「Biophotonic Human workshop」での、ハトホルの完全な伝達は、11分06秒です。
この瞑想を何度も行った後、連続した音の領域を作るために、完全な伝達を3回繰り返した拡張バージョンも掲載することにしました。私は、この瞑想を少なくとも3回繰り返すことで、最も深い変容を体験できることを発見しました。ただ、(最初のバージョンで)リピートボタンを押すだけの簡単な作業では、意識が遠のいてしまいました。このサウンド・メディテーションに深く取り組みたい方は、拡張バージョンが参考になるかもしれません。収録時間は33分18秒です。
このメッセージとは直接関係のない情報
最初のハトホルのメッセージは、2003年2月8日に私を通して伝えられました。この17年間、ハトホルは多くのサウンド・メディテーションを行い、意識・意図・結果に関する基本的な概念を提示してきました。これは、現在の大きな挑戦と不確実性の時代に役立つものです。
私は、彼らのメッセージの中でも最も実践的で直接的なものを集め、それぞれのメッセージとサウンドファイルの簡単な説明を書きました。そこでは、何についてのメッセージで、何に役立つのかを示しています。
過去17年間に提供された資料は非常に多く、簡単に迷子になってしまうので、これが貴重な助けになることを期待しています。私はこれを「ハトホル・ナビゲーター(The Hathor Navigator)」と呼んでいます。
「Lament for Whales」は私が少し前に録音したもので、以前は「リスニング」のセクションに掲載していました。しかし、ウェブサイトのコンテンツを確認しているうちに、その録音が何らかの形で破損していることに気づきました。私はそのファイルを削除して、クリーンバージョンの録音を読み込みました。聴いてみる価値はあると思います。
※なお、音楽は、運転中や複雑な機械を扱う作業中には聴かないでください。操作を誤る可能性があります。瞑想や静かなワーク、あるいは、リラックスのためにお聞きください。
※瞑想音源は、個人使用に限り、無料で使用できます(トムの公式サイトの「リスニングセクション」注意書きより)。
※拡張版はアップロードができなかったので、こちらの最下部にあるリンクから辿って、ダウンロードをして下さい。
コメント
ハトホルが最後に、人生の目的について述べているところが、再読していて、興味深かった。
"靈的な視点から見ると、人間の存在目的は肉体的な生存ではありません。むしろ、人生は靈的自己統御力を高めるための可能性の場であると言えます。この立場からすると、皆さんは全員、「地球」という場所の訪問者です。"
地球上のほとんどの教育が、「人生の目的とは肉体的な生存であり、この3次元世界でいかにうまくやるかだ」というものです。
しかし、ハトホルをはじめ、いくつかの靈的伝統は全く違うことを言います。
肉体的な生存が、人生の全てではない、と。
「肉体的な生存が人生の全て」というのは、「目に見え、五感で捉えられるものが全て」という唯物論であり、これでは、デーヴィッド・アイクが言うような、「世界を支配する次元間の存在」に氣づくことは到底、できません。
つまり、私たちの人生観――肉体的な生存が人生の全て――は、支配者にとって有利なものでもあったということです。
このことを、違う表現をすれば、我々は、可視光線の波長域だけに焦点を向けるように、「訓練」させられてきました。
しかし、人間が捉えられないが、存在する領域というのは、多々あります。
例えば、犬笛の音は人間には感知できませんが、犬には聞こえます。
また、人間には嗅ぎ取れなくても、犬は、とても遠い距離にある匂いや、人間の感覚から見たら痕跡の消えた匂いを辿ることができます。
何もない空間を猫が見ているとしたら、人間には見えない波長域の何かを、彼らは感知しているのかもしれません。
そして、それは何ら特別なことではなく、むしろ、特定波長域にのみ焦点を合わせられるように「調教」されている人類の状況の方が、異常なのです。
"人間存在としての経験をすること、それは、宇宙の中で、最もユニークな存在状態の一つです。しかし、私たちが強く提案したいのは、自分自身の内側にある不思議な光に満ちた領域にも目を向けることです。あなたの中にあるこれらの領域は、人類(humanity)が未知の世界に突入したかのように見える時、滋養と慰めの深い井戸となるでしょう。"
それが、心臓というポータルを通じて触れることが可能である、というのが、この記事の趣旨です。
もしピンと来たなら、指示に従って、サウンド・メディテーションを聞いてみて下さい。
以前の翻訳記事はこちらをご覧下さい。