ハート集中呼吸法
今日は、また一つ、簡単に、気分を落ち着かせる呼吸法をご紹介します。
これは、カリフォルニア州にあるハートマス研究所で開発されたものです。
2021/02/16に紹介した「コヒーレントな心臓の瞑想」と、性質としては同じものです。
こちらに「コヒーレントな心臓の効能」を詳しく述べていますので、併せてご覧ください。
姿勢
横になるか、椅子に座ってください。
やり方
(1)心臓の上に軽く手を当てて、心臓に意識を向ける。
(2)息が心臓ないし胸に入ってきては出ていくのを感じながら、いつもより少し深めにゆっくりと呼吸します。
※人によっては、目を軽く閉じた方がやりやすいかもしれません。
(3)これを5分間続ける。慣れてきたら、少しずつ、時間を延ばしても可。
効果
これは、心臓と脳とのあいだに調和した関係を築き、自律神経のバランスを整えるものです。
いつでも、どこでも
シンプルなので、一日中いつでも、乗り物の中で、あるいは会議の前や眠りにつくとき、朝起きたときなど、好きなときにすぐできます。
あるいは、理由の定かではない不安を感じたり、強い恐怖を感じたり、期待のコントロールがむずかしい時にやるのもいいかもしれません。
ジャスムヒーンの情報
2019年12月に参加した、ジャスムヒーンのワークショップで聞いた情報を記します。
ジャスムヒーンは、オーストラリアの女性で、プラーナだけで生きる取り組みをされている方です。
彼女は、こう言っていました。
・ハートのエネルギーは、マインドのエネルギーに比べ、5千倍射程が長い
・ハートの強さは、マインドの100倍
・マインドよりも、ハートが大事
デーヴィッド・アイクの言葉
デーヴィッド・アイクの言葉もご紹介します。
この呼吸法は、気分を落ち着かせてくれますが、習熟すると、思考を明晰にしてくれます。
というよりも、心臓が一貫性のある拍動を刻むようになると、明晰な思考になると言うべきかもしれません。
参考:私のやり方
私は、このムドラを組んで、数回、ゆっくり呼吸してから、このハート集中呼吸法を行うことがあります。
神経が高ぶっていると、心臓にフォーカスするのがむずかしいことがあるためです。