没頭する時間
毎週月曜日は大学の授業も無いので、できる限り予定を入れないようにしている。
カレンダーに空欄が無い状態が安心する人としんどい人がいると思う。
ちなみに中村倫也氏はエッセイの中で、自身のワーカホリック気質を認め、手帳が埋まっていることに安心するという話をしていた。
(中村倫也著 THE やんごとなき雑談 「呼吸」)
自分は完全に後者であり、空欄があればあるほど落ち着き、どんな予定であっても手帳が埋まった状態を見ると「ふぅ…」とため息が出てしまう。
といっても大抵バイトか飲み会なのだが。
そんなこんなで、休みの日はできる限り家に篭っており、外出するとしても映画や展示会など、1人で行けるものに限る。
しかしながら、家にいるからといって脳が休まるわけではない。
むしろ1日中YouTubeをつけ、SNSをいじり、日頃の心配事や悩みを反芻するという、脳にも精神にもとんでもなく負担をかけている。
そこで、最近再開したのがピアノである。
小学生から中学生にかけて5年ほどピアノを習っていたのだが、大学3年になり趣味でやっている今の方がやる気満々である。
楽譜を読んで、右手、左手、両手、ある程度覚えたら最初から通して…
弾いている間はこれだけに没頭できる感覚が気持ち良い。
一種の瞑想である。
いまはまだ勘を取り戻すという言い訳で、簡単なJ-popとジブリを何曲か練習中。
いずれはジャズを習いたい。
そして旅行先のストリートピアノに颯爽と現れ、サッと一曲弾いて去っていくような人になれたら…
NHKで放送していた「街角ピアノ」、ニューオーリンズの人々、かっこよかったなあ…
没頭する時間に加えて、こういう平和なことを考える時間も大事。
ちなみに、ピアノの他に没頭できるのは水泳と読書。
どれにしても、集中できなくなった時点で終わりにするのがルール。
でないと余計に自分の負担になるだけで、楽しめなくなるから。
さて、書いているうちに火曜日。今日は1限から授業、夜はバイトの歓迎会を兼ねた飲み会。
また忙しい1週間の始まりである。
とにかく、電車の中ではスマホではなく読書がマストだ。
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