事務員Gさんの記事「有料配信を『しない』という選択肢」を読んで
本当は、事務員Gさんの当の記事に、直接コメントしようと考えていたのです。
ところが文章をこねくり回しているうち長くなり、「コメントが長すぎます」と、noteに叱られてしまいました笑
そこで、別にnote記事にしてみました。まずは事務員Gさんの記事をじっくりお読みください。
ここからは、事務員Gさんへの公開ファンレターー?となります。
Gさん、貴重なクリエイターの現場の事情を伝えていただき、ありがとうございます。
わたしは常々、Gさんは進取の気性がありながら、常識と世間とアイディアとのバランスをとれるクレバーさをお持ちだし、それを形にする実行力もおありだと感じていました。
定期配信をやめるという先日の決断にすら、やりたいことをやる土壌作りという地道な行動力を感じるものです。
その矢先のこのnoteの記事。考えさせられました。
コロナ禍を通じてピアニスト活況の現在、応援する優れたアーティストさんのライブは何度でも繰り返し堪能したいという要望は、他の文化芸術界隈よりも早く、強く、出てきた要望だったことでしょう。それに応え続けていらしたGさんほかスタッフのみなさまだったのですね。
なにより、誰に言われずともどこよりも鍵盤の音質や映像や総合演出に優れるライブを作り上げていきたいと考えることは、プロデューサー魂と言えると思います。
タイトルが「有料配信ライブを『しない』という選択肢」だから衝撃的ではあるけれど、底にある思いは逆。
簡単に世の流れに与せず、『「やれることはやりたい」と思っている組なのです』というツイートをするほどのチャレンジを、今もしてくださっているというところには、Gさんのクリエイターとしての強い思いを読みました。
しかも、アーティストさんが地方に出向く社会的、経済的意義を充分に担うおつもりでいるところも、目線が広いな、すごいなぁと感じ入るばかりです。
むろん、配信があればうれしいに決まっていますが、物事には表裏あるはず。制約あってこそアーティストさんの技術の向上もあるでしょう。そもそも著作権はクリエイター自身を守る盾でもあるので、何としても守りたい権利ではあります。
それを乗り越えたライブ手法が新たに作られたり、乗り越えた先で有料配信が可能になったりすれば、何よりうれしいのですが…
わたし個人は、物分かりよすぎて早々に諦める傾向があるので、Gさんの最後まで足掻いてみようという泥くさいチャレンジ精神は、この混迷の時代にあって本当に貴重で漢気を感じます。
うまくいってもいかなくても、ありがとうございます!感謝です!長々とスミマセン!