【ネタバレあり】悪魔のハイウェイ:ジョン・マカフィーの数奇なる人生
ネタバレ有りの感想です。
僕は普段、サイバーセキュリティ関連の仕事をしています。なので、サイバーセキュリティに関連しそうなモノは手当たり次第見たり読んだりしたいと思っています。そんな中、知人に進められて気になっていたのが下記の映画です。Netflix制作だし、それなりのクオリティを期待して良いんじゃないかと思い、見始めました。以下、ネタバレあり感想です。
感想
1.サイバーセキュリティは特に関係なかった
何かしら、サイバーセキュリティに関する話が出てくるのかなーと期待して見たのですが、特にサイバーセキュリティに関する深い話は出てこなかったです。「ジョン・マカフィーはアンチウイルスの会社を作ったビリオネアです!以上!」くらいのレベル感・・・技術的な事を期待した僕が間違いだったのかもしれません。ただまあ、映画を見る際はなるべく事前情報を入れずに見たい派なので、、、事前に気がつく事が出来ませんでした。無念!
2.ストーリーが良く分からなかった
何かしらの病気?で妄想癖が有るジョン・マカフィーが逃亡するという、大まかなストーリラインは理解できたのですが、彼の動機・・・彼を海外逃亡に駆り立てる動機が良く分からなかったので、イマイチ話に入り込む事が出来ませんでした。。
3.オチが無い
結局、隣人殺しの犯人は誰なのか??ジョン・マカフィーは病気だったのか?ジョン・マカフィーを追うマフィアやFBIは実在したのか?などについては全く解決策を示さず、話が終わってしまい、何だかモヤッとした気持ちを抱えたままエンディングです。最後の「死んだはずのジョン・マカフィーから電話を貰ったも」、ただボールを投げっぱなしで意味不明なラストになってしまいました。。結局アレは何だったのか
3.他の感動要素も特になし
キレイなシーンが有る!とか、名言が有る!とかそういうのは特に無かったです。せっかく南国に居るんだし、きれい無い映像とか取れなかったのかな。。
4.英語の勉強にはなった
そこまで難しい英語も無く、ボチボチ英語リスニングの勉強になると思います。
その他もろもろ
まーあれなのかな。。。この映画ってドキュメンタリーなので、普通の映画みたいな山場とかオチを期待したら駄目なのかな。僕はそこまで映画やドキュメンタリーに詳しくないので、ドキュメンタリーをよく見ている人からしたら、「ドキュメンタリーなんてこんなもんだよ」と思うのかもしれません。ただ、Netflix作品っていうと、サンクチュアリとか全裸監督とか、そういう偉大な作品並みのスーパー面白い作品を期待しちゃうんですよね。それが間違いだったのかも。。
でも!セキュリティ界隈で、これからのし上がって行こうと思っている僕としては、「あれだけ世の中に貢献して、お金も稼いで、地位を手に入れたとしても、幸せじゃないのは嫌だなー」と思いました。もっと幸せに生きたい・・・FBIや政府に追われる事無く(あるいは追われていると妄想する事無く)、穏やかに、幸せに生きていきたいと思っております。
まとめ
僕にはあんまり刺さらなかったです。。。ただ彼のストーリーは面白いと思うので、他の監督で映画を作ってほしい。
追記:オチはジョン・マカフィーの個人サイトに有りました。
DEAD MAN’S SWITCH ACTIVATED。何が起きるの?!?!w