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【世界史】大王の後継者たち~ディアドコイ戦争~第17章 東方で味方を集めるエウメネス
こんにちは!
こんばんは!
RAPSCALLI😊N です。
皆さまお元気でしょうか?
だいぶ涼しくなってきましたね
体調にお気を付けてお過ごしください
なお、この記事は連載記事の一つです。ここまでの記事をまだ読んでいないよという方は是非下のマガジンにアクセスして読んでいただくこと強くおすすめします!
1記事1000-1500字程度と読みやすい長さになっているので、これまでの記事に目を通してから本記事を読むと大変分かりやすくなるかな思います。
ちなみに、このペースで行けば40~50記事で完結するかなと考えています。まだまだ道のりは長いですが、私も最後まで頑張って書きますので、今後ともよろしくお願いいたします。読んでくれる、スキしてくれる人が一人でも多いほど私のモチベーションも高まるので、これからも読んでくれると嬉しいです!
それでは、今日の本題にさっそく入っていきましょう!
銀楯隊を引き連れて東方に逃げるエウメネス
前回の記事で説明したように、キンダという都市の国庫と、そこに配置されていた3千人のベテラン兵からなる歩兵部隊・銀楯隊(アリュギュラスピデスとも呼ばれる)の使用権をポリュペルコンに認められたエウメネスは、アンティゴノスの監視の目を抜け出し、キンダで銀楯隊を従えます。
しかし、アナトリアはアンティゴノスの強固な支配下にあったため、エウメネスは銀楯隊とともに東へと移動し、銀楯隊の隊長・アンティゲネス(アンティゴノスとは別人です!)の治めるスーサへと向かいます。
スーサについたエウメネスはまず味方集めに奔走します。
バビロンにいたセレウコスとペイトンを味方に引き入れようと使いを送りますが、二人はエウメネスがトリパラディソスの軍会で反逆者に認定されたことなどを背景に拒否し、後にアンティゴノスに味方します。
なお、ペイトンはもともとメディア(現在のイラン中心部)の太守を任されていましたが、反発した地域の領主と紛争になり、セレウコスの支援を受けようとバビロンに滞在していました。
その一方で、ペウケスタスやエウダモスといった領主は快くエウメネスに協力します。
こうしてアンティゴノスのもとを離れ、帝国の東方で新たな勢力基盤をつくり、迫るアンティゴノスの脅威に備えます。
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アンティゴノスとエウメネスのリベンジマッチ
ポリュペルコン側に寝返ったエウメネスをアンティゴノスが許すわけがありません。
アナトリアから敵対勢力を排除すると、すぐに自ら軍を率いてエウメネスを追いかけて東に進みます。
途中ではセレウコスやペイトン、そのほかの同盟者の援軍も合流。
一度は和睦した二者が、再び交えます。
その舞台は、イラン南部のコプラテス川。
結果は一体どうなったのでしょうか?!
次回の記事をお楽しみに
では、また次回の記事でお会いしましょう!