鬱陶しい梅雨時にS氏のしたり顔

私たちの毎日はイヤなこと、面倒なこと、厄介なことの連続です。そんな過酷な状況においても、上手くモチベーションをコントロールできればすばらしいでしょう? これが今回のテーマです。。

私たちが生きる人生には、絶対的な3つの法則があります。
①命あるものは死ぬ。形あるものは必ず壊れる。
②人は一人で生まれ、一人で死んでいく。
③人生は艱難辛苦の連続である。

これに加えて、今のニッポンを生きる私たちに不都合なことが更に3つ。
①地球の終わりを予感させる異常気象の数々
②常軌を逸した悲惨な事件事故
③国家のリーダーたる面々の不愉快極まりない面構え

③は「政治・経済・社会保障等々、国家インフラの破綻」と書こうとしたのですが、連日メディアから垂れ流される醜態老人の姿をを見ているせいか、
魂のペンによって勝手に書き換えられてしまいました…(苦笑)。ガチで何とかしてほしいものです。Sにしろ3Aにしろ、老害以外の何物でもありません。国政以前の問題として、あの辛気臭い顔はいただけません。国民を一瞬で陰鬱な気分にさせてしまうのですからね。

だから私は、かれこれ10年近くテレビを見ていません。ところが、仕事柄パソコんの前にいることが多いので、突然YouTube等の動画チャイムが鳴って、ついついクリックしてしまうとS氏の不景気そうな、でも自分だけは不景気など関係ないとでも言いたげなしたり顔が飛び込んできます。

こんな状況では、モチベーションを維持しろっちゅうほうが無理ではないでしょうかねぇ。だれも望んでいない五輪暴走、地元横浜では同様にカジノ暴走が…。ここは田中さんちの康夫ちゃんに最後の大仕事をやってもらうしかありません。

脱線しましたが、日々ネガティブの嵐に翻弄されるのは、私のような凡人に限ったことではありません。過去を生きた偉大な人たちも同じです。

智に働けば……、とかく人の世は住みにくい(漱石)
人生は大いなる戦場(藤村)
人生は地獄以上に地獄的(芥川)

先週行った静岡でも、徳川家康のこんな言葉を教えてもらいました。
 
人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し。

「重荷」とは、理想と現実のギャップのこと。250年に及ぶ泰平の世の礎を築いた家康をしても、「人生とは、どうにもならないギャップを埋めるための道程」と言わしめたのです。

もちろん、この感覚は日本特有のものではありません。聖書についで、もっとも多くの国で出版され、多くの文学者から史上最高の傑作と称えられる『ドン・キホーテ』。作者のセルバンテスは、ラ・マンチャの騎士の口を借りてこう言っています。


人間にとって本当の狂気とは何か。
現実ばかりに捉われて夢を持たないもの。これはあまりにも寂しすぎる。
夢ばかりを追いかけて現実を見据えないもの。これは正気の沙汰ではない。
しかし、人間にとってもっとも憎まなければならない狂気とは、
あるがままの人生に折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないこと。
これこそが人間をダメにしてしまう本当の敵に他ならない。

私たちは、過酷な現実を突きつけられても尚、それを一旦受けとめた上で、マイナスをプラスに、ネガティブをポジティブに、意気消沈を意気揚々に、理性の力で割り切って転化させていきたいものです。心を折ってはなりません。そうそう、そのための術として、次回は『リフレーミング』のことを書きましょう。

この世にたったひとりの自分を、                         たった一度しかない人生を、                     ほんの一瞬の今この時を、

本当の意味で生きるために。

そうそう。いま決めました!                             ネガティブを割り切るための術として、次回は『リフレーミング』のことを書きましょう。

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